「はあ?」クロコダイルが電話口に吐き捨てるのを、ニコ・ロビン含むバロックワークスオフィサーエージェント達は聞いていた。


「迷っただと?お前何年この町に住んでやがんだいい加減覚えろ。そもそもお前今朝、俺が嫌いだとかもう一生帰ってこないとかほざいてたじゃねぇか。アレは何だったんだ。あ?どうでもよくねェ、答えろ。……ああ、……ちゃんと喋れ聞こえねぇ。っイキナリでけぇ声出すんじゃねェよ!…確かに言ったが、限度があんだろうが。バカが。それで?………ああ。分かってんじゃねぇか。なら今度から思ってもねーこと口走るのは止めるんだな、じゃなきゃこういうバチが当たるぜ。あ?バチだろうが。プリン如きでキレるお前が悪ぃ。…オイ泣くな。泣いてねー?そうかよ。迎え?誰が行くか、自力で戻ってきやがれ」

がちゃん。

「…」
「「……」」
「…出掛ける」
「ええ。行ってらっしゃい」

果てには丸く
605506/冷たいけど本当は好き クロコダイル