「今日の下着の色何色だ」
「死んでください船長」

この頭が沸いたとしか思えない発言もロー船長が言ったとなれば日常の一貫。

「別にいいだろ減るもんじゃねぇし」
「教えてあたしに何か良いことがあるんですか」
「俺がお前とイイコトする気になる」
「変換がおかしいですカタカナ表記です死んでください」


セクハラともとれる、いやもうセクハラとしか言えない妄言の数々。クルーに女性が集まらないのは此処に居る変態の所為なんじゃないかと疑えてしまう。


「いいですか?船長。あたしの話をよく聞いて下さいね」
「ああ。今日の夜は空いてるぞ」
「しょっぱなから聞いてないというね。ほら船長これティッシュ。何故か出てる鼻血拭いて」
「それで?何だ」
「今この場に足りないものは何だと思いますか」
「色気」
「死ね。違います。まともな思考です」

要は船長、貴方がしっかりしてくれさえすれば万事オッケーなんです。おわかり?


「俺は何時も真剣だ」
「そうなんです。真剣に変態発言してるんです。それが問題なんですよ」
「俺は自他ともに認める変態だぞ。今さらどうしろってんだ」
「まともになってくださいいい加減医者呼びますよ」
「ここに居るだろ」
「世も末ですね」



すっと真剣な表情になった船長。お前何か勘違いしているようだから言っておく。そう前置きして船長はため息とともに言葉を零した。


「男は生まれながらして皆変態だ」
「最悪な理論おったててくれて有難うございましたバカヤロー」
どうにでもなれ!
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