もうちょっとマジうちのボス格好良いんですけどヤバいんですけどイヤッホー!オールバックとかイカしてるし葉巻もダンディだし、まじちょっとでいいから結婚してくんないかな!だめかな!聞いてみようかな!


「というわけでクロコダイルさん結婚してください」
「どういうわけだ殺すぞ」
「さすが元七武海迫力ハンパないねっ」
「俺にひっつくな死ぬぞ」
「いいよいいよもうデザート・スパーダでも何でもこいだよ!もうデザートじゃなくてメインディッシュで」
「何ふざけたことぬかしてんだ馬鹿野郎!殺されても俺は助けねぇぞ」


そうなのです我らがボス、サークロコダイル様があまりにかっこよすぎて忘れてたけど今は海軍本部とか大将とか王下七武海とかと戦闘中です。

「ねえねえ白ひげさん!」
「何だ小娘」
「クロコダイルさんって超かっこいくない!?やばくない!?」
「あんなワニ小僧のどこが良いんだ」
「それはもう全てというか存在というか」
「あ?何でクロコダイルんとこの連れがオヤジと喋ってんだい!」
「あなたは確か一番隊隊長のマルコさん!」
「お、知ってんじゃねぇかよい」
「そりゃ有名ですし。あ、でもボスよりは全然有名じゃないけどね!キャークロコダイルさんがんばって〜っ」
「オヤジ、何だよぃこいつは」
「グララララ!さーぁな。噂をすればアイツが来るぞ」


言って数秒も経たないうちにクロコダイルは何の表情も読めない顔で宙を滑ってきた。マルコは白ひげを護るようにして身構えるが

「このアホが!」

ごちん!白ひげには見向きもせずに名前に頭突きをかます。

「痛だあああ!けど幸せっ」
「俺の傍を離れるなと言ったはずだろうが!忘れたかこの単細胞バカめ」
「クロコダイルさんの格好良さを誰かしらと共感したくて…」
「アホ言ってねェでじっとしてろテメーは!」
「あうあうー」
「くそ。面倒掛けさせやがって」

ずるずる引きずられながら、名前は面白そうに笑っている白ひげと呆然としているマルコに手を振った。


「ねえねえクロコダイルさん」
「…何だ」
「この戦争が終わったらデートしましょーよ。いいでしょ?」
「生きて帰ったら考えてやるよ」
「いやったー!!!」

ねえ見てたでしょ白ひげさん、クロコダイルさんはこんなに優しいんだよ!あたしが迷子になったら必ず見つけてくれるし、たまに見せる笑い顔だって凄く素敵なの。

だから海軍の皆さまごめんね。
あたしは絶対死ねなくなったよ!生命力ゴキブリ並みだから、気を付けてね!


「さっさと終わらせて帰るぞ、名前」
「はーい!」
あなたがいるから
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