(1020) ▼ O様
こんにちは!お久しぶりです。
今回も大変興味深いお話をしてくださり、ありがとうございます。O様のお話で私も刺激され、楽しさと創作意欲が湧くため、とても有り難く思っています。
・【真紅眼の黒竜はブラックマジシャンから頼られない】
この意見については、私は主に真紅眼の黒竜の視点から書いたものなので、師匠視点からのお話が聞けて、大変驚きました。頼ってもらえない真紅眼の黒竜の悔しさや歯がゆさばかりに目がいっておりましたが、師匠からすると「なるほど」と思えるご意見だと感じております。目から鱗でした……。
確かに、師匠からすれば真紅眼の黒竜は決闘都市でもありましたが真紅眼の黒竜は「友人(城之内君)の応援」といいますか、師匠にとって守る対象ではあるものの主である闇遊戯に直結していないというか、間接的な存在であるが故の立場ってのもあるのでしょうかね。間接的な立場な上に、真紅眼の黒竜が強すぎず、弱すぎないということが師匠に何か安心間を与えているのかな、なんてそんなことも新しく感じられました。
・【大食漢など】
理由を読んでとても納得しました!そうですね、そんな風にも思えてきます。私としては、アテムとマナがケーキを頬張っているのを師匠が珈琲でも飲みながら眺めている図が想像として浮かんでいるので、あまり大食漢で甘党というイメージがなかったのですが、頭を使う人は良く糖分が必要とか言いますね。
思考力が劣るため、煙草というイメージもあまりありませんでしたが、アテムとマナの前では決して吸わないけどひとりになるとこっそり吸っているというのも、なんだか素敵に思えてきたりします!そのことを知らないアテムとマナっていうのも、いい設定だと思います。
・【半妖狐師匠】
それで妖狐の里を追われたのですか……。巨大な力を利用されないために隠してきたから、里の人たちには並はずれた力を知らない上に、半分人間のため里を追われた(並はずれた力がないただの人間の血を持った妖狐のため、利用価値もない!邪魔だ!という感じです)のかな、とも思いましたが、どうも並はずれた力故に厄介払いを受けたという感じなのでしょうか?
僧侶の師の元で修業ということは、法力のような感じが強いということでしょうか。確かに、育ててもらった恩師のそばにいたいというのが強くなりそうですね……。でも、師匠の元で育っていく子たちと師匠のやり取りを垣間見るのは、とても面白そうです。
・【師匠と白龍ズ】
キサラ共々園児でしたか!そうですね、迎えに行く師匠を最初は「え?」って先生たちも思うかもしれないけれど、嬉々として師匠に駆け寄るふたりを見て次第に師匠を慕い始める先生たちとほんわか三人というのはなかなかハートフルな話ですね!
時にはトラブルもあるかもしれませんが、それでも一生懸命になる子どもたちの話は見てても書いてても微笑ましくて素敵だと思います。
・【立場逆転話】
真面目な弟子と不真面目な師匠というコンビで有名そうですね。セト様などは「弟子を見習ったらどうだ?」などとちくちくと嫌味を言われている様子がイメージできます。個人的にはマナはアテムより年下、というイメージがあるのでアテムより年下師匠という設定のも素敵設定だと思います!
マナ師匠に突っ込む弟子マハード。でも師匠として尊敬しているのが弟子マハードのような気がします。
・【古代設定バスブレ】
すみません、長くなりそうなので最後にお話させていただきます。
私は同期というか、同い年というイメージがあります。
シヴリル(=バスブレ)→(ここでは精霊と人間を区別するために私設定で本名のシヴリルを使わせて頂きます)は元々魔術師というか精霊召喚の才能があったのですが、それ以上に剣の方の才能に恵まれていて、マハードがエジプト一の魔術師だとするとシヴリルがエジプト一の剣豪だったという設定です。
シヴリルは直接アテムとは接していませんでしたが、善王として敬愛し、その王に仕えることを誇りにし、喜びを感じていたと思います。もしくはシヴリルが何らかの恩を受けており、シヴリルはアテムを知っているとしてもアテムもマナもシヴリルを知りません。ただ、マハードとは道は異なるとはいえ、良き友人であり、理解者であったと思います。マハードとも何かエピソードがあり、シヴリルはマハードを大切に思っていたりしたら良いと思っています(ここら辺は考案中です)。今でいう王宮の客員剣士とでも思ってくだされば良いと思います。
そしてセトがアテムと戦う場面に飛びますが、そのときにシヴリルはアテムを追って、ふたりの元へと傷付いた身体を引きずってやってきます。これはセトが「(守護がないという意味で)裸の王同然だな」というような発言をしているので、王を案じたシヴリルがアテムを守るために探してやってきたのです。しかし到着したシヴリルが見たのは、白き龍に倒されるマハードと殺されそうになる主君でした。王を死してなお守ろうとした大切な友人であるマハードを倒したばかりか、その友人が命を賭して守ろうとした王を殺そうとしているセトと、彼が従えている白き龍に怒りと憎しみを覚えます。それと同時に、傷を負って疲れ切った身体で何もできない自分に歯がゆさを感じ、やがてこの強い感情に揺さぶられ、自らの精霊を得ます。
しかし、彼が精霊を得たのはマハードもアテムも亡くした後でした。王ばかりかマハードを殺そうとしたセトが王になっているのが認められないシヴリルは、セト王の元へと辿り着きます。彼は自らの剣の才能を反映させたかのように剣を持った精霊【バスターブレイダー】を召喚し、戦いを挑みます。セトとセトの従えた龍への怒りと憎しみから生まれた精霊は、"望んだ能力を精霊に与えられる"という話通り【ドラゴン族に対して攻撃力が上がる】という能力でした。セトはシヴリルを知らないため、青眼の白龍を召喚して戦いますが、OCGの攻撃力通りに青眼の白龍は負けてしまいます。かといってマナの精霊ではもちろんバスターブレイダーには勝てません。そして新たに六神官に選ばれた、あの戦いの生き残りの神官たちではマナ以上の精霊を操れる者は、もはやいないと思います。仮にアイシス様が生き残っていたとしても、彼女の精霊は攻撃的ではありません。故にセト王を守れても、倒すことはできません。
万事休したメンバーですが、何らかのきっかけでシヴリルがマナのことを思い出します。どこかで見たことがあると思ったら、お前はマハードの弟子ではないか、と。その弟子がなぜ、その反逆者に仕えているのか問いかけます。ここでマナが「もしお師匠さまが生き残っていたら、こうしていたと思う」などを答えて、考えを改めたシヴリルはセトを殺すことなく、王宮を立ち去ります。セトは有能な者として、自らに戦いを挑んできた相手ではありますが、そうだからこそ力あるものとして王宮に迎え入れようとします。かつてアテムがセトを受け入れていたように。
しかしシヴリルはその誘いを断ります。「許すことはできないから、仕えることはできない」けれどその命を奪うことはしない。彼は王宮に仕えることなく、かつてアテムとマハードが愛して守った国を復興するために尽力していきます。そして最後、マナのように己の意思を精霊に託し、アテムの復活を待ち続けます。
……と、長くなってしまいましたがこんなストーリーを考えています。バスターブレイダーの特殊能力と瀬人を嫌っている理由が古代からの理由だったらいいな、と思った結果です。普段はスカして瀬人に対して皮肉ぶって鼻で笑ったり、また白龍たちにも同様の態度を取っていますが、内心は塵も残さないくらいに切り刻みたいほどの憎しみと怒りといったドロドロした感情を胸の内に秘めています。そんな様子は微塵にも出しませんが、バスブレとなったシヴリルは瀬人と青眼の白龍を酷く憎悪し、嫌悪しています。ただ、キサラには王の命を救ってもらった恩があるので、何も思ってはいませんが瀬人に肩入れするので気に入らない程度だとは思います。
そのため、普段は明るく軽い感じを出しているバスブレがキレてしまうとどうにも手のつけようがなくなってしまうようにも思えます。
長くなってしまい、申し訳ありませんでした。誤字脱字があるかもしれませんが、どうかご容赦ください。
それでは、コメントありがとうございました!