贈り物

「マルク!!!」


ああうるさい


「ネェってば!!マルク?マルクー?」


うるさい


「二股帽子のマールクちゃん!」

「うるっさいのサ!!!お前もだろ!!!」


ゆっくり読書も出来やしないのサ


「これあげるサ」

「なんなのサ、これ。」


小さな用紙一面に描かれたピンクや黒色の物体を手渡された。マルクソウルは毎度毎度理解し難い事をする。前回は(多分)ソウルがダークマターを踏み潰してる絵を貰った気がする。



「今回のは何?」

「カービィとグーイとマルク」

「……僕?」

「うん!これサぁ!」

「……こ、これ?」


赤と青が混ざって中心が紫色になっているのが僕だという。色彩的には、一応、間違ってはいないんだけど、クレヨンでぐるぐる描いただけではパッと見だと分かりずらい。
カービィはピンク一色で球体から紐が伸びている。グーイに至っては真っ黒だ。


「……ふふ、これいつ描いたのサ」

「昨日かなぁ」

「グーイの目、どこいったの」

「え」



慌てて絵を覗いても違和感がなかったらしい。
次は描く!とだけ叫んで飛び去ってしまった。


「ぶ、く、ははは!!」


隅っこに描いてあるソウルらしき絵の隣にダークマターたちがいた。僕の絵より雑だから夜中にでも描いたんだろう。


ソウルを囲んだみんなは僕もマターも笑顔だった。














「マルク!!!」

「今度は何ー?」

「はい!!」

「………ドロシアに描いてもらったろ、」





(なんで僕とソウルが一緒に寝てるのサ。)





「描いてって言ったらくれたサぁ」

「…はあ」






***
ぽてんしゃる様に捧ぐ。

大遅刻しました\(^ω^)/
しかもギャグ感皆無ですねすいません不完全燃焼です。

キリバンありがとうございました!

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