「曽良君の愛情表現の方法には些か問題があるんじゃないのかな…」

根岸を帰して放課後。酸っぱい親父と二人の国語科教室。

「愛情じゃありません。友情ですよ」

「ボケてるのかい曽良君」

「アンタがね」

「私は一切ボケてません!」

「で、僕にどうしろと?」

「彼女に謝ってきなさい!」


つぎ