視線は勿論左腕に。
私としては左腕の件が無くても暫く休みたかったのでお断りする。ただ彼の大きな仕事発言に提案が一つあった。
「ジョウトにわたくしの古くからの友人がいますの。宜しければ紹介致しましょうか?」
同じ様な仕事をしている少女を思い出す。彼女は今赤色を真似して頑張っているのだろうか。私が大泥棒を目指しているように、彼女も。
ワタルさんは大喜びそして私の右手を強く握った。
彼は連絡先を受け取るとそのまま出て行った。グリーンへの挨拶はなかったけどまぁいいや。
グリーンはというと部屋の隅で体育座りをしていた。頭にキノコ生えるわよそんなことしてたら。
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