「…………それ、返していただけます?」
できるだけ動揺を悟られないように落ち着いた声を出す。なんなのよロケット団!下っ端と首領のオーラ違いすぎるでしょ!
「お友達が困っていますの」
「トキワジムのグリーンか」
えぇ、最近お友達になりましたの。と笑顔を見せてやる。ホント、ホンット最近だけどな。
サカキはというと、彼の前のジムリーダーが私ということは知っているか?なんて聞いてきた。知らないわよそんなの。




「知りませんわ、興味ありませんので」
社長室に乗り込んできた幹部を右手の麻酔銃だけで仕留める。視線はちゃんと彼から外さずに。
「トキワのジムリーダーに媚びを売るつもりではないのかね」
「わたくしはただせっかくの休日を昨日出会ったお友達に潰されているだけですわ」








人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -