6 えへへ、と微笑む少女は 「私はメイ、君は?」 といつの間にかオムライスを食べ終わり、ニコニコしながら尋ねてきた。 「………グリーン」 「そうなんだ!よろしくねグリーン!あ、そういえばさっきのはゆーちゃん…ユギちゃんで、此処にはもう一人きょーちゃん…キョウヤちゃんが住んでるよ」 後ねー、と続けようとする少女‐メイ‐の膝にイーブイがちょこんと座った。 「……………!?」 「ポケモンがいっぱい住んでるよー」 ホラ、と指差す方向には大量のポケモンが顔を覗かせていて、予想していなかった光景にグリーンは声にならない悲鳴をあげたのだった。 |