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「だぁーかぁーらぁー、悪かったって」
翌朝になっても「おねーさんだもん」と拗ねているメイの髪を梳かしながら謝ってみるも反応はよくない。



時計を確認。午前9時14分。
「また時計見てる」
一層不機嫌になった声に苦笑して「もーすぐジムの挑戦者に会いに行かなきゃだし」と言えば小さくごめんなさい、と返ってきた。


「最近時計気にしすぎな俺も悪い」
「気にしてるの?」
梳かし終わったブラシを取られ、視線を会わせようと俺の上に乗ってくるメイ。
「此処に来る前ははやく時間にならないかなって見てるし、ついてからはもうこんな時間かって見てる」
メイはよくやく機嫌をよくして、少し照れたような笑顔を向けた。



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