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「また此所に来てもいいか?」
よっしゃ言えた!
そう心の中でガッツポーズしていると、メイの表情が笑顔から口をぽかんと開けている間抜けなものになった。



「……………あ、のさ」
「ホント!?」
引かれたかと思って声をかければ、その瞬間メイは俺の服を掴み顔を赤く染めながら尋ねてきた。

「お、おぉ」
「嬉しい!凄く嬉しいんだよ!ドッキリカメラ!?」
うわーうわー!と頬に手を当てながらはしゃぐメイを見て、言えてよかったって本気で思った。

「グリーン!」
「あ?」
「大好きなんだよ!」
「お、おぉ」


これが、俺達のファーストコンタクト。



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