サスケの視力低下の原因が解った。

「万華鏡写輪眼の使い過ぎだ……何に使ったか言いなさいサスケ」
「イタチには関係ない」

「どうしよう蛇博士さん。サスケが本当に反抗期」
「イタチ君…諦めるの早すぎでしょう」
「オレが諦めないことを諦めろ」

「しょうがないわね……サスケ君、万華鏡写輪眼をなんのために使ったの?」
「………うちは復興のため」
「うちは一族ために、ありがとう。サスケ君は優しい子ね。誰に使ったのかも言える?」
「それは……」
「怒らないから、ね?」

「むしゃくしゃてダンゾウを襲った、後悔はしていない」

「サスケェ!?」

「大丈夫だ。大蛇丸のせいに見せかけたからな。仕留め損ねたが、なんか心洗われた様子でこれからは隠居生活するらしい。アカデミーに編入してきた元根のサイって奴が言ってた」

「あらまあ、強くなったわねサスケ君」
「蛇博士さん…」
「ついでに大蛇丸を刺したらそいつも心洗われてオレの行く末を見届けたいとか言ってる」
「サスケ、いいか?ダンゾウはオレと三代目が睨みをきかせているが、大蛇丸ってのはS級犯罪者でうちはの身体を狙う変態な危険な奴なんだぞ」

「家の前に連れてきている」

「サスケェ!」
「駄目じゃないサスケ君。お客さまはちゃんと客間に案内しないと」
「すまない」
「お茶の用意をするわ。サスケ君たち、大蛇丸さんの案内よろしくね」
「わかった」

 一応言っておくが、オレの弟はまだアカデミー生。十三で暗部の部隊長やって現在犯罪者のオレが言うのもなんだが、オレ弟まだアカデミー生。

 そして蛇博士さん。大蛇丸を家に上げちゃ駄目です。アイツがお茶で満足するわけないでしょう。気を引きしめないと…!

 

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