□闇夜の兎は青き星に跳ねる
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いつからこの場所で泣いていたのか
忘れてしまって
涙の理由さえ枯れてしまうまで
一人で隠れていたいの

風が呼ぶけど 応えはなくて
空は哀しく一人きり
愛したことも
砂の脆さに 消えて

もう貴方が何処にも見えない
雲は旅を誘うけど
いつか一人で飛び立つ時まで
私は空を失くして
眠るいそしぎ


Kalafina『sandpiper』より



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