俺は、マンションの管理組合の会長に選ばれてしまった。
一人暮らしなので、できないって言っても、順番だからっておばさんたちに押し切られてしまった。
最初の仕事が、マンション敷地近辺の違法駐車に対する警告ビラをワイパーに挟み込むことだった。 これがまた、夜中にやるって言うんだな。 たまんねえよ。俺、朝早いのにさ。
そこんとこは考えてくれて、休みの前、つまり金曜の晩遅くに副会長の奥さんと回ることになった。
風呂に入って、湯冷めしないように厚着にして待っていた。
ピンポ〜ン♪来た来た。
「はい」
「○○です」
副会長さんの奥さんの声がドア越しにした。
旦那さんは単身赴任中だとかで、今は一人だそうだ。 俺は、チェーンロックを外し、奥さんを招じ入れた。 「肌寒いですね」
と俺。
「もう秋ねえ。こんな時間にごめんね。会長さん」
「明日、休みっすから。ほんじゃ、行きましょうか」
「これ、ビラね。今日もたくさん、停まってるわ」
「そうですか。困ったもんですね」
俺は、車を持っていないので、余計に腹が立つんだな。
それにしても、この○○さんっていくつぐらいなんだろ。
五十は超えてるはずなんだけど、どうみても四十代半ばって感じで、すらっとしたパンツスタイルが似合っている。
ぴちっとした、.....続きはこちら→
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