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[530] [シナリオ]夢の泉へ
2018/10/28 23:44
「“あれ”は、私たちの望みだった」

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あなたは、見知らぬ洋館で目が覚めました。ここにいる理由もありません。脱出しましょう。

ジャンル・・・ホラーにもギャグにもなります

最初に参加するキャラの名前とちょっとした自己紹介を書いてください。


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[552]荒城雨夜
2018/11/10 19:09
堪らず顔を顰めた彼女は耳を塞いだ。煩い。
(まさかとは思うけど、落ち着けってこと……? まぁ母親が苛立ってたら赤ん坊が泣き止まないのと同じことか)

騒がしい音に対し憶測を立てた千歳は両耳に当てた手を下ろし、ふぅ、と一度だけ息を吐いた。



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[551][シナリオ]夢の泉へ
2018/11/09 17:37
瞼を開くと、やはり液体は沸きだっている。
いや、瞼を開く前……「苛立ちが湧いた」時から沸騰音はうるさいまま。



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[550]荒城雨夜
2018/10/31 00:13
(耳も塞いどいた方が良かったわね)
視界をシャットアウトした分思ったより煩かった。しかしお陰で苛立っている。今なら大体のホラーは「は?」で済ませられそうだと千歳は思う。
(そもそも現実で慣れてるっての)

内心に悪態を重ねながら、彼女はゆっくりと瞼を開いた。



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[549][シナリオ]夢の泉へ
2018/10/30 23:47
ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ
振り返った先、箱からは赤い液体が絶えず跳ね出ているのが一瞬見えた。

瞼を閉じる。


ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ…………


20秒。ただ、暗闇だけを見続ける。鼻につく甘い匂いに、鉄サビのような異臭が混じる。

ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ…………


40秒。肉の焦げる音が消えた。暗闇に閉ざされた意識の中に、沸き立つ音のみが反響する。

ボコ ボコ ボコ ボコ ボコ……


60秒が経った。沸き立つ音はもう、ほとんど聞こえない。



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[548]荒城雨夜
2018/10/30 03:27
ばっと、千歳は振り返った。
(おそれるなってまさかあの箱の中身のこと……? あれを受け入れろって?)
「無茶言わないでよ……でも」
今逃げて状況が好転するとは思えなかった。
(60秒、目を瞑って待ってみましょうか。無知は心地いいもの)

彼女はふっと瞼を閉じた。



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[547][シナリオ]夢の泉へ
2018/10/30 02:39
カギと持てる分だけの文房具やタオルを手にし、机に近づく。机上のキズは、彫られた「文」だった。

「それ は すへ"て を くらいつくす
けっして それ を おそれるな
それ を うけいれろ 」

文を読み終えた瞬間、背後────箱の方で、肉の焦げるような音が聞こえ始めた。



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[546]荒城雨夜
2018/10/30 01:55
傷には気付いたが、まず引き出しのものを出すことにした。
(何のかはわからないけど、鍵を取る前に近付けなくなったら困る)

引き出しを空にした後、一瞬のつもりで机との距離を縮める。



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[545][シナリオ]夢の泉へ
2018/10/30 01:04
………………「引き出し」は何事もなく開けられた。中には文房具やタオル、そして何かの「カギ」が入っている。

そして、視界の隅に映った机上には「キズ」が入っていた。それが何なのかを確かめるには、もう少し近づかなければいけない。



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[544]荒城雨夜
2018/10/30 00:55
急ごう。千歳は机に近付いていく。
(どうせあれがある時点で何出てきても変わんないわよね)

一応ギリギリまで離れつつ引き出しを開けた。



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[543][シナリオ]夢の泉へ
2018/10/30 00:33
部屋を照らしてみると、「何か」は身動きもしないただの家具だった。
引き出しのある「机」と本が整頓されて置かれている「本棚」がある。

心做しか、液体の沸き立つ音が大きくなってきている気がする。



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