惑星ってほんとは花の種なの。僕は何も答えない。君がまた、惑星はね、と言った。僕はそれをさえぎった。そろそろ泣くのはおよしよ。君は泣いてなんていなかった。それなのに、なぜそんな言葉が口から飛び出したのか、自分でもさっぱりわからなかった。それきり黙ってしまった僕の頬に、君は小さく口付けた。僕は君のことが好きだよ。





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