君の夏が知りたい

不安の宇宙で眠るには
空は希望に霞んでる
愛しくて姑娘
君の傍ならグリーゼまでも
不可侵の白手
最初の女の子
彼女だけがほどける魔法
まばたきをおしえて
美しく相対世界
気付かざるを得ないんだ
君の夏が知りたい

神さまも無視をする
食用宝石
この星に墜ちた
女の子はみんな魚
男一人、湿った街から逃げだしても
雨のひと滴も小鳥には重荷

この車両には誰も乗っていないし、此処には僕がいるけれど、僕という人間はいま何処にいるのですかと尋ねられればきっと答えることはできないよ、だってこれは終電だものね