切望しているのだろう。

少女のふくらはぎに照り映える朝陽のように。
永遠にその流れを止めない運河のように。
蓄音機が震わせた古い暖炉の灯のように。
抽斗の奥に忍んでは逢瀬を夢見る恋文のように。

きっと其処にあるそれは
さよならをしらずに溢れ出す生命。




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