ある日世界は廻ることを止めた
ただ楽になりたかった
彼には赦されて、僕には叶わない
僕の心臓は多分ここにはないから
なるほど、彼女とおんなじだ
泣きたい、醒めたい、嗚呼酔いたい
死ね、この感情と白い心臓。僕のいない、遠い遠いところで、どうか。
最果て
気づいた頃に、もがくのだろう、でも
二人ぼっちの方がましじゃないか
死なないくらいにってことですか
世界はついに、錆びれ始める
何でもないように嘘を重ねた
ただいま制御不能
お願いだから、消えてくれ
そうして世界は二人を残して消滅した
それでもきみは、きみでいられるのでしょうか


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