私だけを映す虚ろな瞳が好き
でも私の名を呼ばないなら舌を刻もう
傍が、傍に、傍で、
貴方の朝をあいしたということ
無邪気は確か誉め言葉でしょう
冷たい唇を冷たい唇で温める
ばらばらになるくらい哀してた
静寂に溶ける
重い腕とすかすかの恋情
一つになるための儀式
このまま、誰にも知られないで、見つからないで、このまま
屍と戯れる乙女
気づいたら息絶えていたい
メランコリー、15歳
生憎愛と狂気の境を知らないので
消えてくれない?
彼女は悲劇だと高らかに笑った
すべてはアイあるがゆえの


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