01
※この話のドフラミンゴさんはえろいです。変態ぎみです。それでもいいという方はご覧ください。閲覧後の苦情はご遠慮くださいませ。
お互い仕事を終えてから、やっときちんとした時間がとれた今日。
セラが任務の報告書を仕上げなければならないらしく、昼過ぎからならば会うことができると言われて、ドフラミンゴは自分の今日の用事をすべて午前中に押し込んでこなして来た。
「(フフッ、フッフッフ…さて、何をしようか…)」
セラの用事を聞けば、どうやら今日は午前中に報告書を仕上げてしまえば、午後はもう仕事がないらしい。ドフラミンゴはそれを聞くと、権力にものを言わせて高級なレストランのディナーを予約した。そのことはまだセラには伝えておらず、驚く表情が見れるだろうかと密かに楽しみにしている。
もうそろそろ仕事は終えているだろうと思い、ドフラミンゴはセラの執務室のドアを開いた。
バン、と大きな音を立ててドアを開けたドフラミンゴは、中を見回して首をかしげた。
「(…いねェのか?)」
ここに来れば会えると思っていたドフラミンゴは、少し拍子抜けした。
しかし、セラの執務室の鍵はかけられていなかったため、報告書を出しにでも出ているのだろうとドフラミンゴは思った。
それならばこの部屋に戻ってくるはずだと思い、ドフラミンゴはセラの執務室に備えられているソファーに近づいた。
「…フッフッフ、そう言うことか」
心地良さそうに横たわるセラが、そこにいた。
「任務で疲れていたのか、」
ドフラミンゴはそう思いながら、ソファーの上で眠るセラに近づいていく。
すぅ、と微かな寝息をたてているセラはドフラミンゴの接近には全く気付いておらず、深く眠りについているようだった。
ドフラミンゴがセラをじっとよく見る。
いつも凛として大人びた表情をしているセラであるが、今のセラは幼げなあどけない表情をしている。長い睫毛が窓から入る微風に揺れ、薄く開かれた柔らかな唇は劣情を煽るようだった。
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