ピーチパイ厨は頼りになる 
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「よしっ! ガンドコ行こう!」

コンフェイト大森林に着くと、シングくんが気合い十分にそう叫んだ。
元気だなぁ。

「あまり騒ぐと無意味な戦闘を招く。用心しろ」
「う……、ごめん」

と思ったらヴェイグさんに叱られて、凹んでた。

「まあまあ、お二人とも。先を急ぎましょう?薬を待っててくださる方々も居ますし……」
「そうですよ!急ぎましょう!」

見かねたミントさんが助け舟を出したので、私も乗っかってみると、ヴェイグさんは仕方ないな、と言って歩き出した。

「目的地はそう遠くない。急ぐぞ」
「「はいっ」」「うんっ!」

ピーチパイ厨は頼りになる。


(ピーチパイ言わなかったら、凄いんだよ?)
(あとクレアさん?)


 
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