pillage3 | ナノ
「ひぐっ、くら、くらきぃっ、ひっく、たすけ…っ、いやだ…っ、うっ、うぅぅ…!」
「助けにこないよ、呑気に部活中でしょ」
「やだっ、くらきっ、くらき…!あぅっ、んっ、くら…っ…ぐすっ」
「うるさいなー、もう挿れるけどいいよね?結構広がったし」


指が全て抜かれて、相馬の先走りと俺の唾液に塗れたガチガチのペニスがぴた、と入り口に添えられる。もう恐怖しか残ってなくて、ガタガタと震えながら声を張り上げた。


「ひっ…ぁ…っ、や、やめ、やめて、おねが、おねがぃしま…っ、や、や、やだ…っ!!いれないで…っ、口でっ、くちでしますっ、そこはやめてっ、おねが、ゆぅしてっ」
「じゃ、倉木君の恋人の七海君を今からレイプしまーす」
「やっ、くら、くらきっ、いぁ、たすけて、やだ、やだやだやだやだやだやだぁぁっ!!」


ずく、と熱い棒が体内に入る感覚に違和感しか感じない。強い圧迫感に目を見開き頭を振り乱すしかなかった。

「あっーーー…!!あ゛っ、ぎぃ…」


苦しい痛い怖い悲しい。穴がギチギチと音を立てて無理やり割開かれ奥へ奥へと相馬のペニスが進入してくる。
耳にかかる相馬の熱っぽい吐息が気持ち悪い。体全体で暴れようとしてもろくに力が入らず大した抵抗にならなくて情けなかった。


「あうっ、うぅぅぅー…っ、くら、き…っ!ひくっ、んあ…っ、やだ…!ぬいて、ぬいでぇぇえ…っ」
「は、中すごいね、うねうねで熱…、」
「いだぃっ、やめ、動かないで…っ!あっ、あっ、ひぅっ…くらき…っ、」
「わかる?今入ってるちんこ、倉木のじゃないよ?誰のかわかるよね?俺のちんこが七海の中に全部入ってるんだよ、じゅぷじゅぷいってる音聞こえるでしょ」
「やめてやめてやめてやめて…っ、やらっ、あぅっ、たすけ、たすけてぇぇっ」


耳元で囁かれながら激しくピストンをされて声が漏れる。俺の内壁と相馬のペニスの間に隙間はなく、中が相馬のものの形になってしまうんじゃないかと怖くなる。相馬は俺の腰をがっちりと掴んで容赦無くペニスを入り口から奥まで抜き差しした。


「彼氏以外の男のちんこどう?あ、処女じゃ比べようがないよな」
「あひっ、いぁ、やーっ!ごめ、なさぃ…っ、くら、ひっ、ごぇんなさ…っ!」
「倉木にこれ見せたらどう思うかなー、自分の恋人が他の男のちんこ突っ込まれて泣き叫んでるとこ」
「やだっ、やだぁあっ、もぅやらっ、したくないっ、ぬいてぇぇっ」


パンパンという腰のぶつかる音に頭がおかしくなりそうで、耳を塞ぎたいのに叶わない。視覚だけでも遮ろうと目を瞑ると耳に神経が集中して音が余計に大きく聞こえる。さっきから泣きすぎて頭が痛い。

「ぅ…っ、なんでっ、いぁ…っ、ひど、ひどぃ…!」
「ふっ、俺さぁ、中学の時から七海のこと好きだったんだよね」
「は…っ、なっ?なに、言って…っ」

寝耳に水だ。中学の時は一度も同じクラスになったことはないし、下手したら卒業まで一度も話したことすらない。いつどんなタイミングで俺のことなんか好きになるんだろう。


「クラス違うけどずっと七海だけ見ててさ…っ、でも男同士だし、きっと気持ち悪がられるだろうと思って、気を紛らわそうと色んな女の子と付き合ってみたけどやっぱり七海がよくて…」
「そ…んな、嘘…っだ…!いゃ…っ、う、あ…!」
「ずっと我慢してたのに、倉木なんかと…っ、キスシーンまで見せつけてさ、どういうつもり…っ?」
「ちがっ、…っ、う…ひっく…ごめんなさい…!ごめ…っ」
「いいよっ、謝らなくて…!処女プレゼントしてくれたしね…っ、はぁ…っ」


言いながらガツガツと挿入を繰り返されて、お互いの息がどんどん荒くなる。

どうしてこんなことになったんだ。相馬が俺と同じ学校じゃなかったら、俺が相馬の気持ちにもっと早く気付いていたら、俺が倉木と付き合っていなかったら。どれも今更考えても仕方ないことで、今はたまこの暴力的行為が早く終ることをひたすら祈るしかない。

歯を食いしばって唸っていると、急にごろ、と体を仰向けに転がされた。結合部が捻られて間抜けな悲鳴が口から漏れる。顔ぐちゃぐちゃじゃん、目も泣きすぎて真っ赤だよ、と相馬が笑って、おもむろに俺のペニスに手を伸ばした。


「七海も気持ち良くしてあげるよ…っ、いつもこっちでオナってるでしょ…」
「あっ、やんっ、さわんな、で…っ、やだっ!うぅっ、ぁ…」
「人を支配するには苦痛より快感が効果的って…何かで読んだんだよ」


しゅっしゅっと上下にペニスを扱かれ、他人にこんなことろを触られるなんて気持ち悪いはずなのに、刺激されれば生理現象で少しずつ芯を持って固くなる。そういえば最近一人でしてなかった。


「やらっ、ひぁ、あっ…あぁん!そこだめ…!いぁっ、ふぁ…!」
「気持ちいい声、出てきたね…っ、お尻も痛いだけじゃなくなってきたでしょ…」
「あっ、あっ、ひぁあ゛…!!おくっ、おくがぁ…っ、ひっ、ぃやぁ…っ!!」


何度も抜き差しされているうちに俺の穴はペニスを受け入れるのにちょうどいいくらいに広げられ、入り口まで抜かれると奥の方が開きっぱなしになってヒクヒクと疼いているのがわかる。自分の体じゃないみたいで怖い。


「あんっ、やらぁ、なか…っ、あつぃ…!ふぁ…っ、やっ、やだぁあっ、くら、くらき…っ、くら、あっ、たすけて…っ、おかし、くなる…っ!!」
「…っは、才能あるよ、七海…、これなら倉木とする時もすんなり入るんじゃない?」
「やらっ、あぁっ、あん、ひぅっ、うっ、ぐすっ、なか、やぁあ…っ」
「あぁでも…、他の男に抱かれてこんなにあんあん喘いじゃってるの、んっ、バレたらフられちゃうかもね…っ」


倉木と別れたくない、でも気持ち良くて声が止まらない。今すぐやめて抜いて欲しいのに、足もガクガク痙攣して体全体が快感を享受してる。
涙と鼻水と唾液でぐちゃぐちゃになった俺の顔を、相馬がぺろぺろと舐めまわし、唇に到達すると舌を進入させて口内をぐちゅぐちゅと犯す。


next

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -