「っ…」
「勝った…!拙者はミルモに勝ったのだ!」
ヤシチのテストの成績表を俺は睨んだ。

 


いつものようにミルモはヤシチから勝負を挑まれた。
勝負の内容はテストの総合点。
いつも成績は同じだったが、ヤシチのヤマがあたったのか10位以上離された。
「約束は覚えているよな?」
「…あーはいはい。『勝った方の言うことを一つ聞く』だろ?」
「成績はいつも通りなのにそれは覚えてるんだな」
「うるせー」
ミルモは成績表をヤシチに突き返した。 
「じゃあ放課後拙者の家にこい」
「はあ?…まあ今日は部活もないしいいか」
 

いつもならミルモはペータ達と帰る予定だったが仕方なくヤシチと帰る。
何をされるのか考えていると、ヤシチの住んでいるマンションの前に着いた。
「ほら、入れ」
「はいはい」
部屋に入ると「ベッドにでも座っていろ」と言われミルモは素直にベッドの方へ向かう。 
「で、何が目的だ?部屋の掃除か?」
ベッドに腰を下ろすと、ヤシチはミルモの前に立った。
そしてなぜかヤシチはベルトを外す。
状況が理解できないでいると、ヤシチは自分のモノをミルモの口元に突きだしてきた。
「…は?」
「舐めろ」
聞き間違いだと思い、もう一度聞いてみる。
「舐めろって聞こえたんだけど…」
「あってる。言うことを聞くのが約束だっただろ?」
「はあ!?冗談じゃねえ!なんで男のを好き好んで…!」
反論したが、ヤシチは無理矢理に俺の口に突っ込んできた。
「歯を立てたらどうなるかわかるか?」
「んっ…む、あ…」
力強く頭を押さえつけられ、喉奥にヤシチのモノがあたる。
ミルモは恐怖心からか歯を立てないように舐め始める。
「おお、今日は素直だなー…いつもの威勢のよさはどうした?」
「っ、は、んぁ…」
苦さで気持ち悪くなるのを我慢し、ミルモはひたすら舐め続けた。
「いつも強気なお前が泣いているとは珍しい」
ミルモの顔は涎と涙でぐちゃぐちゃになっていた。
 
「…っ…出すぞ」
ミルモの口腔にヤシチの白濁液が吐き出される。
ミルモは離そうとしたが、ヤシチに頭を押さえつけらたままだった。
「ほら、全部飲み込め」
「っ…」
吐き出したいが、ミルモは無理矢理飲み込んだ。
口の端からは白濁液が垂れている。
咳き込みつつ、ヤシチを睨み付けた。
「これで終わりだろ…!もういいだろ…」
「終わり?…まだこれからだ」 
ヤシチはニヤリと笑いながら、ミルモのズボンに手を突っ込んだ。
「やっ…あ…」
「勃っているな。まさかここまでやらしい奴だったとはな」
「違っ、…頼むから…もう」
止まらない涙を流しながらミルモは拒み続けた。
「…仕方ない。だったら無理矢理にでも続けさせてもらうぞ」
ヤシチはネクタイを外すとミルモの腕を縛り付ける。
「ふざけんな!頼むから、もう…!」
ヤシチはミルモのズボンを下着ごと下し、自身をミルモの後孔に押し込んだ。
「痛っ…!いやだ!馬鹿、抜けよっ…!」
「出したら抜いてやるから安心しろ」
ミルモはシーツを掴んで痛みに耐えている。
「ふざけんな、ヤシチ、お前なんか…っ」
「嫌いとでも言いたいか?」
「っ、あ、当たり前だろ…!なんでこんな事…!」
「さあな。自分で考えろ」
動かしていくと、ミルモの口から甲高い声が出る。
そこを集中的に責めていく。
「そこ、…やめろっ…あっ、んん…!」
「出してやるから。そうしたらちゃんと抜いてやる」
「嫌だっ!ひっ…!ああああ―――――」

ミルモはシーツを強く掴み絶頂を迎え、ヤシチもミルモの中に白濁液が注ぎ込まれた。




後孔から引き抜かれたがミルモはただ、ぼんやりと眺めていた。
「ああ、忘れるところだった」
ヤシチは上着から携帯を取り出し、後孔から白濁液を垂らしているミルモの姿を写真に撮った。
写真を撮られたことに気付き、ミルモははっとした。 
「…な、何して…」
「この写真リルムにでもみせるか。…ムルモもいいな」
「やめろ!…頼む」
「じゃあ、これからも付き合ってもらうぞミルモ」

 








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