「俺だけに用とは、珍しいな」
ダアクのいる空間へと呼び出された。
復活はまだ出来ないが、相手をこの空間に呼びさす魔力はあるらしい。
「コロッとスプレーを渡しても失敗…そしてこの間は妹を助けたようだな?」
それは妖精時計が壊れた際に、楓たちと共に時のはざまに飲み込まれた時だろう。
アクミの魔法でヤマネが被害にあい、咄嗟に助けてしまった。
「本当に私を復活させて、妹を助けたいのか?」
「わかっている…要件はそれか?」
ダアクが復活すればヤマネも助かる。
「…目的はその件もあるが、もう一つある。」
「もう一つ…?」
「ただこの中にいて報告を待つのも退屈でな…。少しは楽しませてくれ」
『どういうことだ』と口にしたかったが、急な立ちくらみに思わず座り込んだ。
ダアクはラットに近づくと、押し倒され覆いかぶされる。
「な、なにを…」
「安心しろ、すぐ直る。
こうでもしないと抵抗されそうでな…」
ダアクは俺の口元に自分のモノを突きだした。
「ふざけるな…!そんな気持ち悪い事できるか!」
ラットは押しのけようとするがダアクの魔法によって手錠がかけられた。
「出来ないのならアクミに代わって貰おう。それでもいいか?」
「アクミに…?」
いくらアクミがダアクに好意を抱いていても、アクミにはさせたくない。
「…わかった。だからアクミには手を出すな」

起き上がり、ダアクの足元に膝をつくと、無理やり口の中に自身を突っ込まれる。
「っ…ん…」
「ちゃんと舌を使え。何時まで経っても私を満足させられんぞ」
口の中に苦い味とにおいで吐き気が襲ってくる。
「出来ないならアクミにでも変わってもらうか?」
アクミにさせたくないからか、根本、裏と舐め上げていく。
ダアクのモノから先走りした汁が口の中に広がる。
しかし、ラット自身も熱を持ち始めていた。
抜きたくても手錠はされたままなので触れることすらできなかった。
「さわってもいないのに、勃起しているのか?みっともない顔をして…」
手錠を外され、ラットは熱を持ち固くなった自身を取り出し、片手で抜いていく。
いつの間にか夢中で舐めていきながら、抜くペースも早まる。
「…飲め」
頭を押さえつけられると、喉の奥に精が吐き出された。
そしてラットも同時に果ててしまった。
「っ…」
吐き気に耐えつつ、それを飲み込む。
「どうだ?憎むべき者に抱かれて」
ラットのモノを握り無理やり上下に抜いていくと直ぐに勃ちあがった。
「…もう満足だろ…?」
「まだだな。…それにラットお前もまだ物足りないのではないのか?」
再び押し倒され、ラットの腰をつかむ。
ダアクのモノがラットの秘孔にあてがう。
「や、やめ…」
ダアクはラットの言葉に耳を傾けず、力ずくで侵入してきた。
「っ…!あ゛あああ!」
「慣らしてないから痛いだろうな」
「ひっ…あっ、やだ、やめ…」
「嫌か、そう言ってるが随分きつく締めつけているが?」
ラットが痛がり嫌がるほどダアクにとっては興奮するらしく
激しく突いていく。
「や、あっ…うっ…ああ!」
「ぐっ…」



ラットの中に欲が吐き出され、ラットも同時に絶頂を迎えた。




「なかなかのものだったな。また性処理道具として使うからな」

ラットは射精後の気だるさでぐったりとして動かない。
最後のダアクの言葉には従うしかない。
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