セッティモ
「ほら、ツナ行くよ。」
ツ「うん。」
山「なんか、冒険みたいでわくわくするのな。」
獄「アホか、おめーは。」
骸「ちょっとは静かに出来ないんですか?」
夜、こっそり闇にまぎれてアジトを抜け出す。
メローネ基地の居場所は知っているから何の問題もないが、途中で敵にあってはヤバイ。
順調に、メローネ基地に向かっている中、夕翡が不意に口を開いた。
「これ、2手に別れたほうがいいんじゃないの?」
ラ「・・・・いや、戦力外のお前らを分けるのは危険すぎる。」
「でもさ、この大人数で行ったら危ないし。どうせバラバラにされるんだし。」
ラ「何?」
「メローネ基地が入江正一の自由に扱えるボックス兵器だってこと知ってる?」
ラ「・・・・・・・・そんな話を・・・聞いたことあるかもしれない・・・。」
「それで、よく分かんないところに飛ばされることもあるし。」
骸「夕翡のいうことも一理ありますよ。子供とはいえ、貴女たちが鍛えてきたんでしょう?」
ラ「それはそうだが・・・・・。まぁ、夕翡がそう言うならいいだろう。」
「じゃ、私はツナね。」
ツ「うん。」
山「んじゃ、俺は獄寺だな♪」
獄「10代目ー;」
ちょっぴり、複雑な気分の山本。
だってさ、恋人である自分と一緒のことよりツナと離れているほうが悲しいっぽいし。
いまさらだけどね?ラ「後は、どっちが担当するかだな。」
骸「夕翡で。」
獄「ケッ!てめぇなんかこっちから願い下げだ!」
「ごっきゅん、静かに。
バレたら敵全部一人で担当してもらうからね?」
ラ「・・・・・そうだな。じゃぁ、俺と獄寺と山本。骸と夕翡と沢田。」
骸「一応無線もあるわけですし。」
「問題なし!」
準備満タン、怖いものなしといった顔ぶれ。
そして、2手にわかれそれぞれメローネ基地に忍び込んでいった。
では、まず夕翡たちのグループから。
「骸ってさ、10年経っても私に弄られてるの?」
骸「・・・・・・・・・」
ツ「てかさ、骸って結婚してるの?」
骸「・・・・・・・・・」
「してるよ。わ
「言わないで下さい、綱吉君に殺されます。というか、殴られました。」へっ??」
ツ「つ、綱吉君?引くんだけど・・・(うわぁ・・・」
骸「
僕だって言いたくていってるわけじゃありません。夕翡に強制されたんです。」
「ぁ、うん。帰ったら強制しよう。綱吉君、雲雀君っていうのが好きー♪恭弥君もいいけど。」
ツ「あぁ、夕翡の趣味か。」
「イエス!」
本当に夕翡より立場下なんだなぁと、ちょっとツナは骸に同情した。
元々はツナの命を狙っていた、カッコいい暗殺者だったはずなのに・・・
株価がどんどん下がっていk(((
さて、メローネ基地に入ったはいいもののとりあえず、入江正一はどこ?
ボスさえとれば、いい と考えているので目指すは大将!
手に入れているメローネ基地の地図、夕翡とツナの超直感を当てに歩き周る。
「うーん、ここどこだろ・・・」
骸「メローネ基地は入り組んでいますからね・・・迷子にならないようにって
言ってるそばからどこに行くんですか。」
「いや、これぶっ壊したらそのうちつく
「そんなアバウトな考えは今すぐ捨てなさい。」いえっさー。」
ツ「うん。俺もそれには無理があると思う。」
「だよ
「いないいないばぁー。」うわっ!!」
突然声がした。
現れたのは・・・・・誰?
「じーっ)・・・・もしかして、ジンジャーブレッド?」
骸「なっ!!」
ツ「ジンジャーブレッド?生姜血?」
「うん。生姜血
「夕翡。」いやだって、そうじゃん。裏名はマジシャンズドール。魔導師の人形。」
ジ「今はミルフィオーレ第8部隊福隊長さ。それにしても驚いたなぁ〜、こんな簡単に敵の侵入を許しちゃうなんて。」
「ねー、ミルフィオーレ警備甘すぎるんじゃない?」
ジ「そうかもね。本当に10年前と入れ替わってるんだ〜。それにしては・・君は、この時代のことをよく知ってるね。まがりなりしも雪の守護者ってことかな。」
骸「夕翡、彼は強いですよ。」
「ふふっ、お人形に負けるわけないじゃん。」
ジ「言ってくれるな〜。君の仲間たちも今捕まってるのにさー。」
ツ「!!?」
ジンジャーはにやりと笑った。
その言葉の意味は、原作どおり・・・ラルがジンジャーと対決しているという意味だろう。
ジ「
通報する前に少し遊んであげるよ。」
[ 77/100 ][前へ] [次へ]
[main][top][back]