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車「ミラー、おはよ‥うわっ?!何だ?この部屋寒いぞ?!」

鏡「‥暖房設備がぶっ壊れた」

車「あ、ミラーが毛布被ってる。みのむしみたいだな」

鏡「例えがうぜぇ」

車「ごめんごめん。っていうか、壊れたって何で」

鏡「昨日の夜中にゲストが部屋に来てな。まぁ色々あったんだよ」

車「色々‥って‥あ!?おいミラーお前今すぐ毛布から出ろ!」

鏡「‥嫌だ」

車「ふざけるな怒るぞ」

鏡「‥‥はぁ、‥これで良いのか」

車「ああ、やっぱり怪我して‥。今すぐ病院行くぞ馬鹿」

鏡「面倒臭ぇ」

車「よし分かった無理矢理連れてく」

鏡「は!?お、おいタクシー待‥うわっ?!止めろ馬鹿!担ぐな下ろせ!」

車「馬鹿はどっちだ。悪いんだけど下ろさないよ。病院着くまでは」



時々、無理矢理病院送りにされるミラーマン。反射神経が良い方じゃないせいで(決して鈍い訳でもないけれど)、ゲストにやられる事もしばしば

車「‥お前は何で何時も俺の事、呼んでくれないんだよ‥また割れたら、どうする気なんだ馬鹿ミラー」

鏡「‥悪かった」





何時も何時も。ギリギリになるまで、本当にどうしようもなくなるまでは頼って貰えなくて。

歯痒いのに、何も出来ない自分に嫌気がさすタクシー。本当はただ、心配かけくないから出来る事は自分で片付けようと思っているだけなのに

最終的にどっちも辛い思いをする。






蜥蜴「あらぁ、ミラーマンじゃない。採血しに来てくれたのかしらぁ」

鏡「黙れよ年増」

蜥蜴「な、なんですって!?!」

車(姐さんて幾つなんだろ‥)


キャサリンとドクターにはお世話になっているので面識のあるミラーマン。キャサリンの年齢も真実の鏡の前では誤魔化せない



2015/04/27 21:15



死神さんとミラーマンの組み合わせ好き。

ミラーマンは迷界を創る切っ掛けを与えた罪人の一人です。もう一人の切っ掛けを与えた死神さんとは、時々連絡取り合ってる。っていう。

ミラーマンあれでもわりと真面目な子だから。グレゴリーさんと二人だけで罪を被っていたら、きっと堪えきれなかったと思うんだ。精神力の弱い子ですので。

友人とは違うけど、ミラーマンにとっての死神さんは。永遠を生きる上で無くてはならない存在。


相変わらず関西弁の書けない‥


追記
2015/04/27 21:15





2015/03/30 22:39





2015/03/22 13:17



「赤い糸って、なんで赤なんだろ。橙色じゃあいけないのかな」

「何だったか‥えーっと、確かどっかの国の未婚女性が妊娠して。毎晩忍び込んでくる男の服に赤い糸のついた針を刺して行方を追ったとか。男女の足を結ぶと夫婦になるとかで、赤い縄が使われたとか。そんなんだったはず」

「ふぅん‥フォンは物知りだなぁ」

「大体が無駄知識しかねーけどなー」

「それでも凄いよ。‥そっか、そういう昔の話しが元なんだなぁ。じゃあ、赤い色じゃなきゃ駄目か」

「なんで?」

「だって、赤い色で語り継がれてるんだろ?」

「まぁ、そうかもしれないけどさぁ、オレはお前の色を省くのに納得いかねー。オレとお前は赤と黄色だ。二色合わせて橙色。運命の糸が赤じゃないといけないなら、その運命引きちぎって。自分達で新しい色を繋げば良い」

「‥お前‥」

「他の皆と違って何が悪い。誰が、何と言おうと、オレとお前の運命の糸だけは橙色でしかあり得ねぇんだよ」

「っ、泣きそ‥。フォン、フォン大好きだ。何時か絶対、俺のお嫁さんになってくれな?」

「今すぐでも良いけど」

「お、俺の心の準備がまだだから‥!」

「ははっ、冗談だよ。それに、夫婦より。恋人の方が新鮮な感じでスキだぞ」

「なぁフォン?」

「んー」

「結婚の約束したから、誓いのキスしよっか」

「約束したから誓いのキスってなんだよ。変だろ」

「じゃあ言い方変えるよ。フォン、キスしたい。お前と、」

「ふ、しゃーねぇな。でもなタクシー」

「うん?」

「恋人同士がキスをするのに、許可なんていらねぇっての」



ifタクフォンでいちゃいちゃ。


2015/03/22 00:48


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