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チャットルームーー

甘楽【皆さんこんばんはーっ! 甘楽ちゃんですよー☆】

田中太郎【どうもです。今日は少し遅かったですね、甘楽さん。】

バキュラ【……来ないと思ってたのに。】

セットン【ばんわー。】

罪歌【こんばんは。】

狂【あらあら甘楽さん、ご機嫌麗しゅう。】

参【やっほー。】

甘楽【ふふん、今晩はお鍋を食べたんです! すっごく美味しかったです!】

田中太郎【何鍋ですか?】

狂【それは良うございました。】

参【誰と?】

バキュラ【一人鍋じゃないっすか。】

甘楽【違いますようっ、大切な人と二人きりで食べたんですーっ! ちなみに水炊きですよ!】

バキュラ【は?】

内緒モード 狂【もしかしなくても、なまえお姉様とですか? というか、その言い方で違ったら許せませんね、臨也お兄様?】

参【ずるい。】

田中太郎【水炊きですかー。美味しいですよね。】

セットン【ずるい?】

内緒モード 甘楽【なまえとに決まってるさ。】

内緒モード 甘楽【マイルはいつになったら内緒モードを覚えるんだ……! クルリ、教えろって言っただろ。】

甘楽【水炊きを食べたことを羨んでいるんだと思います☆】

バキュラ【……一人鍋って思っておくことにします。】

内緒モード 狂【予想通りで良かったですわ。でも、二人きりでお鍋なんて羨ましいです。私達もご一緒したかった……。】

参【ずるい。】

甘楽【だから一人鍋じゃないですってばぁ!】

罪歌【よかった、ですね。】

内緒モード 甘楽【お前らが居たらゆっくり食えないじゃないか。】

セットン【参さん、まだ羨んでいますねw】

バキュラ【あー、分かりました、皆が鍋食べたって話をしたから、仲間外れになるのが嫌で架空の話をしてるんですね!】

田中太郎【バキュラさん、それはちょっと……w】

狂【なるほど、そういう理由だったのですか? それ、お相手は知っているのですか?】

甘楽【もー、バキュラさん、私にそんなこと言って良いと思ってるんですかー? プンプン!】

セットン【あはは……。】

内緒モード 甘楽【なまえにこのチャットのことを話してないんだから、知ってるわけないだろ。お前らもくれぐれも余計なことは言うなよ。】

内緒モード 狂【勿論分かっています。なまえお姉様に会えなくなるのは嫌ですから。】

バキュラ【いやだって俺らが鍋の話してから二日目じゃないっすか。そう考えるのが普通ですよ。】

参【ケチー。】

田中太郎【まぁまぁw】

甘楽【か弱い乙女をいじめないでください!】

セットン【それくらいにしておきましょう、バキュラさん。】

内緒モード バキュラ【誰がか弱い乙女だ。】

罪歌【みんな、なかよく、しませんか。】

内緒モード 甘楽【俺だけどー?】

田中太郎【セットンさんだけじゃなくて罪歌さんもこう言ってますし、やめましょう、バキュラさん。】

甘楽【そうですよう、仲良くしましょう☆】

バキュラ【……分かりました。】

狂【渋々といった感じですね。】

参【うん。】

甘楽【お鍋美味しかったなぁ☆】

バキュラ【やっぱりウザい。】





◆170623







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