Clap



 ※前回拍手の続きです。バニーちゃんが大変残念な仕様になっております。苦手な方はここでバックをお願いいたします。
 R18ですがパスはつけていません。ついでに、まだ終わってもいません(土下座)。それでもよろしければ、どうぞ。





 密着していると変化が判らないかもしれない。このまま滑らかな肌を舐め尽くしてしまいたいけど、目的を達成するために歯を食いしばるようにして体を引き離し、僕は絶景が見えるポジションへと移動した。
 大きく開かせた脚の間に腰を下ろして、胡座をかく。おじさんの脚は力なく投げ出されてるだけだから、簡単に僕の太股の上に乗せることができた。僕のジュニアと、コックリングで拘束されたおじさんが、いまにもキスしそうになっている。まるで首を傾げるような可愛らしい角度に、どうしよう、しゃぶりつきたくなってきた。
 ここは我慢だ。今夜の主役はコレクション達だぞ。…とはいえ、触るくらいは…構わないかな。
 項垂れたままのおじさんに唾液を垂らして、丁寧に塗りこめていく。反応は鈍いけど、時々下生えの辺りがぴくぴく動いているから、刺激はちゃんと届いてるようだ。芯をもたない陰茎は心許ないほど柔らかくて、ふにふにとしたその感触に心が癒されていく。
「……ふっ…」
 ビーンズローターを鈴口に押し込むと、びくりと腰が跳ねて吐息が跳ねた。痛かったのかな? 普段も指先を突っ込んで刺激したりするけど、さすがに感触が違うんだろう。微妙な力加減もできないし。でも、ようやく緩く勃ちはじめてきた。
 いつもは過敏なくらいなのに、今日は本当に反応が鈍い。酒を飲みすぎて勃たなくなったことは何度かあったけど、寝不足でもこんなふうになるものなのか。というか、年齢的なものなのか?
 おじさんは本来、性的なことに淡白なほうなんだろう。奥さんを亡くしてから、体の関係をもった女性はいなかったそうだし、かといって、風俗に頼ることもしなかったそうだ。男である以上、逃れられない生理的な部分はどうしようもないから、AVと自慰でなんとかしていたらしいけど、心身共に充実期を迎えた男がそれで事足りていたというのだから、まったく呆れてしまう。
 おじさん曰く、「仕事で発散できてた」。
 なんてもっともらしいけど、ようは、性衝動を破壊行動に転嫁していたってことだから、誉められたものじゃない。過去の映像で豪快な破壊行動を見るたびに、この日は相当溜まってたんだなとか邪推して、画面を正視しがたくなってしまったのは僕のせいじゃないぞ、絶対。




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