白と黒どっちを選ぶ?


※ただの会話文



「聖川さんの彼女はどのような方なのですか?」
「そうだな…普段は淑やかで落ち着いてるが、とても可愛らしい奴だ。あと恥ずかしがり屋だな…急にどうしたんだ?」
「いえ、気になったものですから」
「一ノ瀬の恋人も非常に美人だと一十木から聞いたぞ」
「聖川さんの彼女より落ち着きはありませんがね。明るくていつも一生懸命で可愛いですよ」
「む、惚れ込んでるな」
「聖川さんこそ。彼女が好きすぎて、スマホの待ち受けを彼女の写真にしているとレンが言ってましたよ」
「神宮寺め、余計なことを」
「大丈夫です。私も同じことしてますので」
「そうか…ところで、だが」
「何でしょうか」
「彼女はどんな下着を着ていることが多いんだ?」
「何ですか突然」
「気になったものでな…嫌なら答えなくて良い」
「構いませんよ。ピンクが好きみたいでよく着ています。あと一度赤を着てきた時は驚きましたね」
「そうか…それは、」
「燃えましたけど」
「間違いないな」
「聖川さんの彼女は」
「白とか水色とか…清楚な感じのものが多いな」
「なるほど。王道ですね」
「たまには違う色も着せたいものだ」
「違う色ですか…清楚な彼女だからこそ黒とか」
「あぁ、たまらないな。肌が白いから絶対映える」
「私も聖川さんの話を聞いて、白を着せたいと思いました」
「白はいいぞ。脱がせないでそのままヤッた時はとてつもなく興奮した」
「最高ですね」
「あぁ」
「最近は彼氏が彼女に下着をプレゼントするカップルもいるらしいですよ」
「ほう…そうか。一ノ瀬、仕事終わったら空いてるか?」
「はい」
「一緒に買いに行くか」
「是非、行きましょう」
「お前らなんつー会話してんだ!」
「何ですか翔」
「聞いていたのか」
「聞こえる声で話してるからだろ」
「そんな僻まないで下さい」
「自分が彼女がいないからといって」
「ちくしょおぉぉぉぉ!!」




───
※仕事が終わりました


「女性物の下着売り場に来るのは中々照れるな」
「そうですか。私はよく来ますよ」
「ほう、意外だな」
「彼女に勝手に付いていく形ですが」
「そうか」
「((イケメン2人が女性物の下着買いに来てる…))」
「どれにします?」
「一ノ瀬の彼女の物から選ぼう。白はたくさん種類があるのだな」
「そうですね…あぁ、でもやっぱり白はいいですね」
「そうだな…あ、コレとかどうだ」
「可愛いですね。コレ、トップの部分が透けていますが」
「着せた時どうなるんだ」
「是非試したい」
「報告してくれ」
「もちろんです」
「ちなみに下もセットでついてるぞ」
「紐パンですね」
「何といやらしい」
「コレにします」
「決まったな…ちなみにサイズは?」
「D65です」
「…すごいな、俺の彼女と同じだ」
「本当ですか」
「あぁ」
「これは運命ですね」
「色々買って取り替えることも出来るな」
「今度やりますか」
「そうだな」
「彼女に怒られそうですけどね」
「む、確かに」
「では次は聖川さんの彼女の物を選びましょう」
「ありがとう。黒の下着も種類が多いな」
「どうせなら思い切りエロいのを選びましょう」
「だな」
「コレ…総レースですね」
「なんだと…!?」
「ブラジャーだけじゃなく、パンツまでも」
「非常に、良い」
「たまらないですね」
「コレにしよう」
「決まりましたね」
「「店員さん、コレ下さい」」
「(しかもエロい下着買ってる…!)」
「(でもイケメンだから許す!)」



───
なんだこれ(^p^)





  
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