𝄂 Character


𝄂 マオ・ミャウエン

22歳/176cm/猫の獣人/リバ


猫のように気まま気まぐれで、気分次第でやりたいことしかしない自分勝手な性格。とはいえ割と何でも好きで興味津々なので、意外とお利口さん。
…なのだが、"混ぜられている"影響で二重人格状態になっており、元々の人格が実験体となった現状に度々錯乱してしまう。

𝄂 備考
聴力を初めとした猫の身体能力を有する異能者を造る為の実験の結果、猫の耳と尻尾が生えた『失敗作』。猫の身体能力は獲得したものの、精神に問題アリ。
人間の耳があるべきところには何も無い。身体能力に優れ、特に聴力と跳躍・バランス能力に長ける。
「な」「ま」の発音が困難なようで、「にゃ」「みゃ」としか発音出来ない。

「ミャオはミャオだよ!元々は猫じゃにゃかったけど、いみゃは猫!」
「ミャオにゃんでもしてあげるよ!ミャオのしたいことだけ!」
「ど、どうして、にゃぜ…にゃんで僕はこんにゃ、いやだ、こんにゃ…獣みたいにゃ…………」



𝄂 紫野一三※募集停止
シノ ヒトミ
25歳/190cm/蛇の獣人・石化の魔眼/受け


基本的には非常に大人しく控えめな性格だが、病的なほど従順な奉仕体質と主人への執着心を持つ。
『捨てられる』ことに対する極度の恐怖があり、捨てられない為なら魔眼を使って相手を脅すことも厭わないアグレッシブさがある。一言で言えばヤンデレ従者。

𝄂 備考
石化の能力を有する異能者を造る為の実験の結果、目を合わせたものを石化させる魔眼を獲得した『失敗作』。魔眼である右目は普段は眼帯で覆っている。
実験開始当初は石にも出来ない中途半端な魔眼だったが、異能を強化する為に神話の怪物ゴルゴーンになぞらえ蛇の要素を混ぜ込み、無事に異能の強化は達成したものの、瞳孔が縦に細長いものになる、舌先が割れる、身体のあちこちに鱗が生える等、蛇の特徴が全身に現れた。

「わたしは紫野一三と申します。どうぞ、お見知り置きを。」
「使って頂けることは、わたしにとって無上の喜びなのです。」
「す、捨てられるくらいならっ…貴方の脚を石にしてしまいますから…!」



𝄂 ウル・ガ・ルー

28歳/180cm/狼の獣人/リバ


愛想の欠片もなく言葉も繕わないが、嘘を嫌い誠実を良しとする実直な性格。一方で冗談などを使って場の空気を良い方向へ持っていこうとしたり、険悪な状況を嫌う傾向にある。
後から追加された要素である狼の性質が元来の性格と合致しており、群れを束ねる長や、それ以外でも自分より"上"であると感じた相手に尽くす性質を持つ。

𝄂 備考
狼の膂力やスタミナを有する異能者を造る為の実験の結果、狼の爪、耳と尻尾が生えた『失敗作』。ウルは成功したものの、他の狼異能実験体が軒並み適合出来ず死亡、実験は失敗に終わった。

「オレはウル・ガ・ルー。ウルとでも呼べ。」
「あんたはオレの主人だからな。あんたの命令ならなんでもしてやるよ。」
「この首輪があろうとなかろうと、オレにとっては同じことだ。」



𝄂 ヤオ
30歳/185cm/人魚/受け

実験開始当初は純粋無垢で素直な世間知らずだったが、現在は痛みと恐怖に支配されており非常に内向的かつ警戒心が強い性格。また、"混ぜ物"の影響か女性的な言動をすることが多い。

𝄂 備考
不老不死を異能のひとつと看做し、人魚伝説ひいては八百比丘尼の伝説からアプローチした研究の際に生まれた『失敗作』。あばら付近にエラがあり、腰から下が魚の尾鰭と同様の形状になっている。また、人魚形態時に生活する水は海水でも淡水でも問題ない。
人魚形態では肺呼吸が出来ないが、異能抑制剤を服用すれば通常の人間と同じ姿形になり肺呼吸も可能になる。
ただし、人魚形態から人間形態に移行した際に完全なヒト型男性となることは出来ず、人魚形態時の名残りか女性器のような裂け目が残る。生殖機能はないようだ。

「…ヤオ、です。貴方は…新しい研究員さん、ですか…?」
「私の肉を食べても、不老不死にはならないわ。それでもいいなら…」
「貴方は、私たちを気持ち悪いとは言わないのね。」



𝄂 レイヴン※募集停止
32歳/176cm/カラスの獣人/リバ


横柄で皮肉屋、口調こそ乱暴でないものの口も態度も悪い。しかしそれは臆病な性格の裏返しであり、攻撃することで誰も近付けないようにする自己防衛。
『失敗作』たちの中で最も古株で、出自も相まって人間扱いされないことに慣れているが、同時に尊重された経験がないためにそういった対応を取られると思考が停止する。

𝄂 備考
飛行能力を有する異能者を造る為の実験の結果、鳥の羽が生えた『失敗作』。羽はあるものの飛行することが出来ず、改良を重ねても結果は出なかった。

「ボクの名前はレイヴン。ゴミに集るカラスと等しく無価値な『失敗作』さ!」
「…で?人間様はボクに何をさせようと?言っておくけど、ボクは何も出来ないよ。『失敗作』だからね。」
「無価値なカラスを可愛がるなんて、キミは変なやつだねぇ…」



𝄂 フェイス
??歳(18歳以上と推定)/185cm(義足含む)/現人神/受け


物腰柔らかで何事にも動じない凪いだ海のように穏やかな性格だが、それは自身を含む全てに対する執着心と興味の無さの表れに過ぎず、『何もかもどうでもいい』から影響を受けないだけである。
そういった精神性が故に他者に対して常に好意的な態度を取るが、『どうでもいい』のですぐに忘れてしまう。何度も繰り返し教えられたことは覚えられるものの、そうでないことはどんな経験に伴ったものだとしても記憶出来ない。
𝄂 備考
『神様』として他者の願いを叶える異能を持つ、自称『失敗作』。他者の願いを叶える以外にも何らかの異能を所持していることを示唆するが、詳細は不明。
左目と四肢がそれぞれ義眼と義手義足に置き変わっているが、手足の触覚などは失われていない。また、何故四肢や左目が欠損しているのかについての記憶を喪失していると思われる。
■■の人里離れた山奥に建つ研究施設とおぼしき廃墟に放置されていたところを保護され、本人の意思で実験体としてアンノウンに参加した経緯を持つ。人造生命体ではないかとの意見もあるが、何らかの儀式的な行いによって異能を得た人間という説が有力視されている。

「初めまして。わたくしはフェイスと名付けられた、仕損じの末に生まれた出来損ないの神です。」
「出来損ないとはいえ、神を買うなんて奇特な方。さぁ、なんでも願ってくださいまし。叶えて差し上げます。」
「忘れたくはないけれど、忘れる前に言っておきます。…貴方に出会えて、本当に良かった!」



𝄂 クロ
3歳/230cm/竜人/受け


思ったこと感じたことをそのまま口に出し、命令されたことを疑問に思わず遂行する子供のような性格。その一方で物怖じせず目上の相手にも臆さない、ある種尊大とも言える態度を取る。
また、情緒がほとんど育っておらず、表情もさほど動かない上に自他問わず感情の変化や機微に非常に疎い。生みの親であるアンノウンの研究員たちに絶対の忠誠を向けており、彼らの役に立つことを望むが、同時に己が無意味な『失敗作』であることを自覚してもいる。
𝄂 備考
火炎や硬質の鱗等、竜を元にした能力を有する異能者を造るための実験で製造された人造生命体。火炎や鱗等の竜の能力は獲得したものの、人造生命体であるためか触覚が鈍い上に精神の発達が遅く、単独で異能を活用することが出来ない『失敗作』。
四肢は黒鉄の鱗で覆われ、尾てい骨のすぐ下辺りからは地面に着く長さの竜の尾が生えている。また、喉元に逆鱗がある。

「おれの名前?…確か、クロと名付けられたはずだ。」
「お前が少しでも高い値をつけてくれるなら何でも良い。その後のことは、おれにとって全て些事だ。」
「お前は、おれが無意味な存在でも愛するのか?」