■苺のサプライズ3PA

この事態をどう説明すれば
圭の実の弟の宗は受け止められるのだろうか

両手はベルトに拘束されて両足は跨がれているし
上と下、それぞれ赤く膨張して、湿った性器

第三者が見たら私が無理矢理犯されている
にしか見えない光景


「あ、ちょっとー!気が早いよ、圭ちゃんー」

「宗が遅いんだよ、苺、買い足してきた?」

平然とスーパーの袋を引っ提げる宗に笑いかける

私は目を見開き、言葉を失くす

私の都合そっちのけで話が進んでる
何だこれどういう状況?

これからの最悪の事態を想定すると
ただ目に涙を浮かべることしか出来ない

『…ねぇ、冗談でしょ?っ嘘でしょ…嘘だと言って
や…やあああっああぁぁっあっああっ… !』

子供のように、一心不乱に泣きじゃくっても
男達のサディスティックな獣欲に火をつけるだけで

二人の荒い息遣いに、じっとりと汗ばんだ額の汗
まだその"本番行為"は始まっていないというのに
ゆっくりと雪菜が顔を見上げた先には

おもむろに、慌ただしく自らシャツを脱ぎ
175cmと小柄ながら、スポーツ選手特有の
美しい筋肉のついた上半身を晒した姿で振り返り
少し彫の深い、いわゆる兄弟揃ったイケメン

「ふふ、いつまでもフラフラさてる雪菜に
今から二人で、甘ーいお仕置きしてあげる…
楽しく、いっぱい愛してあげる、ねっ」

うっそりと笑みを浮かべ、恐ろしい欲を伝える宗

目と目で照らし合わせた圭と宗は
準備しておいた大量の苺とボールを持って

「じゃあ、これで三人で遊ぼっ」

テキパキと、それぞれ雪菜の両脚を掴み
まんぐり返しの体勢で、股を大開きさせられ
無防備に捧げられた雪菜の秘部を
二人の男がしゃがみ込んで凝視した

『ぃやあっ…そんなとこ…見ないでっ…あぁっ!
お、お、ねがい、おねがい…ほんとに… …っ』

あまりの恥ずかしさで早くも許しを乞う雪菜
自身の愛液と圭の唾液と奥に残ったクリームとで
艶めかしく、甘く、トロトロに溶けた花弁

圭はケーキに乗っかる苺を1つ指で摘み
宗はパック詰めされた苺を1つ取り出し
それぞれヘタは器用に口で噛み切り

まずは圭から、ソコに苺を押し込んできた


『ばっ…やめっ…あああっああっ!…ぃやああああ』

ナカまでどろどろのせいで、ずっぷりぬるんっと
簡単に奥まで飲み込んでしまう

「はぁ…雪菜のナカは最高だっ…!
とろっとろにほぐれて、あれだけほぐしたのに
指までねっとり包み込んで吸いついてくる ……」

じゅっぷん…ぬぽぬぽっ!

圭は卑猥な音をわざと立てて苺を出したり
さらに顔を近付け舌を使って押し込んだりする

「ちょっと圭ちゃん!自分ばっかりズルい!
苺大好きな雪菜に、いっぱいいーっぱい
ココで、食べさせてあげなきゃね…」

宗が苺を2つ3つと手にした時の絶望感…

『も、むりぃぃぃいっ! ……だめ……だめ、
だめぇぇっ! ……た、すけ… …あうぅっ!』

ボコッボコッと雪菜の下腹部が膨らんでいく
ぐい、と力を入れるが、さすがに3つとなると
すんなりとは入らない様で、宗の指を押し返した

ただ、思いのほか力を入れ過ぎたようで
ナカで勢いよく、グジュっと潰れた音がした
途端に、ひゃんっと体を大きく仰け反る雪菜

「ちょっと辛そうだけど、じゃあ4つめも
イケそうかなー?ふふ、雪菜…可愛いー」

ナカで潰れたのか、奥でゴツゴツと音がする
パンパンに膨らんだ圧迫感は、少し和らいだ
なのに、この鬼畜達は…

『ぁっ、い、やだぁっ、はぁっ、う、ひ、ぃぃ…!』

ぎちぎちと濡れ窄まる入口を拡げながら
それならばと無理矢理、詰め込み始めて
二人掛かりで4、5、6……全部で8個もの異物を
容赦なくに詰め込まれ、さらに栓として圭に
真上から出口を、掌で押さえつけられている

「じゃあ、雪菜、雪菜の中に
苺が何個入ったでしょう!」

「今、ナカが、どうなってるか、教えてくれる?」

雪菜は、二人の問いかけに
全く応えられる状態ではない

圧迫感で苦しく呼吸もし辛い、手足がピクピクする
その苦痛に耐えようと、血が出るほど唇を噛み締め

胎内に力を入れてはいるものの
すぐに頭がぽーっとなって
このままでは力尽きてしまう…

「雪菜、お腹に力入れて全部出してみよっか」

兄である方の声の主は、さらなる残酷な命を下した

『むりっ、くるっ……し…や、ぁっ!』

圭は雪菜の下腹部にを撫でるように
次第に強い力を加え、グッと押し当てると

「うわぁ、すごい雪菜ちゃん!
まるで産卵シーンみたいだよ、えっろ!」

ナカを犯す、愛液が纏わりつく異物の先が見える
圭はチラッと背後の動画モードの撮影に
固定されたスマホの位置を確認して

『ひゃぅぅぅぅぅぅううっ!
壊れ、ちゃああっ… ひぃっ!ぁあああ!』

スポンッ…グジュ…ジュッ…

ツプリと、1つ2つと抜けて
少し変形した赤い苺が秘部から覗かせていく
自らの蜜と、甘くて赤い汁と
白いクリームの残り汁で、ぐちゃぐちゃに
混ざり合うソコはまるで…


雪菜が処女を無くした時の記憶が蘇る


圭と宗は愛でるように、堪らないといった表情で
ソコを食い入るように、雪菜の痴態を
その様子をマジマジと視姦し、さらに宗はアップで
自分のスマホを近付けその様子を撮影する

圭は、涙を零す雪菜にはお構いなしに
顎を引き寄せ強引に掴み、自らの舌を絡め
宗は、自身のガチガチに張り詰めた男根を掴むと

「お前は、まだだ、お前は何度もヤッてるだろ」

「は?圭ちゃん、俺雪菜ちゃんとはまだ…」

凄い剣幕で圭は宗を睨むと、雪菜の秘穴に
浮きだった血管にびっしりと覆われた
自らの狂根の先端を、亀頭部分をあてがった

『んぅっやぁっ……ああぁああっ…無理っ…
むりむり、いたい、ぃっ、ぁああああああ…!』

入り口の肉襞を広げながら、ゆっくりと挿入し
先端が埋まったところで、脚を限界ギリギリまで
開かされ、一気に最奥まで貫き上げようとするが

「くっ ……狭いな …… 」

圭の端正な眉間が切なげに顰められる

『っ…うん…だって 、あれから、私だって
他の、誰とも…っぁっ…して、ないもの… 』

ほんの少しおかしくなって、そう言ってしまった

「え… ? 」

圭の瞳が驚きに見開かれる

『…してないよ 、宗ちゃんとも 、他の誰とも… 』

「もーだから言ったじゃん、圭ちゃん」

雪菜の言葉に、告白に、圭は堪らず
振り切るように、最奥まで一気に腰を落とした

『ぁあ゛あぁっ!あっあ゛あーっぐはぁっ…』

前戯で慣らされていても、この質量はキツすぎる
あまりの激しさに、ソファーはぎちぎちと軋み

「ちょっと、圭ちゃん…壊れるんじゃね?
ソファーも、雪菜ちゃんも…聞こえてないか」

ぐりぐりと上に持ち上げる様に、前後左右に
体を揺すられて穴が拡げられていく感触

12年の時を経て、また圭のペニスに
ズクズクと異物が侵入してくるあの恐怖
大人になった身体と質量で、また犯されてる

「もう無理、俺も我慢できない」

『あっ、やッ、あっ』

ちゅっ…ちゅくっ…

宗は雪菜の陰部を除いて、首筋も、脇の下も
二人の体液が垂れ流れる太腿まで吸い付いて
髪を乱すように雪菜の頭を撫でる宗の手は
優しくて、潤む視界で、唇を奪われて

「あ、っ、!!お前!宗!抜け駆けすんな!」

「圭ちゃんが早くイかないからだよ、もう
貰っちゃうからね、後ろのバージン☆」

千夏の背に腕をまわし、宗の深く長いキスに
圭によって断続的に与えられる強すぎる刺激に
意識も朦朧と、呼吸も乱れる雪菜

だけど確かに感じる、不穏な違和感
二人の混り合う体液でのぐちょぐちょに濡れた
宗の中指が1本、すでに第一関節まで

『…って! ちょっと、待ってっなにっひっああっ』

「んっ、きついね!やっぱ、初めてだよねっ」

「…仕方ない、許可する」

よっしゃあああと快楽でぐずぐずに溶けていた脳が
絶対服従の兄によるGOサインによって
ケダモノの如くギラギラと、先走りが滴る欲望を
窄まった未知のアナルへ向かって

ぱちゅんっ、ぱちゅんっぱちゅんっ!

『あっ!うあっ!!いやぁああっ……
あぁっ……い゛っはぁっ!んっ!!!!』

両方の穴を一気に犯された瞬間、雪菜は
朦朧としていた意識を取り戻し声を荒げ
一段とガクンと大きな痙攣を起こし、絶頂した

宗の凶根はぐりぐりと回転しながら後ろの孔を拡げ
圭の狂根は激しいピストンで肉壁を擦り立て
入口ぎりぎりまで引き抜き、最奥を押し貫く

激しい責め苦に雪菜は全身がガクガク揺れて
汗ばんだ肌と肌に、ぶるんぶるんに振り乱れる胸の
膨らみが、先端が擦られて、またさらに弄られて

二人にもたらされる快楽に
雪菜は涙がぼろぼろ溢れる

ずっずっぶじゅっ! ずっずっ、じゅっ!

『あっんんっひぅぁっ!も…だめっ…ゆるしてぇ』

「何を許してほしいんだ? …ああ
これ以上射精されるの、ツライってこと?」

「ふふ…正直、雪菜ちゃん何回イッた?」

「はー俺らのペニス2本も咥えて、イキまくって
気持ち良さそうに、くぱくぱしてさぁー…」

「ほんとは、雪菜ちゃんって淫乱だよね?
俺初めてだよ…、こんなにペニス欲しくて
たまんないって吸い付いてくるオマ◯コ…
お望み通り、たっぷりお尻にもあげるからねっ」


二人の獣に圧し掛かられ、2本の極太ペニスを
ずっぷり挿入されるツラさは…
あれ、あの時とは3本だっけか
でも今とじゃ、質量は比べ物にならない

『あぁ…あぁぁ…、…ぁああああああっ!!』

我に返って叫んだところでもう遅い

ぐぐっと質量とピストンのスピードを増して
ぐちゅぐちゅと音を立てて秘部から溢れ出す
合図も許可もないまま無いままドクドクと
何度も雪菜の胎内へと注入されていく…

その度に苺の残り汁かか愛液か誰の精液だか
もはや分からない液体がそこら中に
真っ白なソファーや買ったばかりのカーペットを
見るも無残に、淫らに穢していた


ー雪菜のことは
物心ついた頃から好きだった
だから雪菜を皆でレイプしたあの日のことを
今までずっと後悔してきた
いなくなった雪菜の代わりの存在は
他の女じゃとてもじゃないが埋められない

たまたま弟の宗と雪菜が同じ高校になって
男女共に強豪バスケ部の仲間同士
いきなり転校して姿を消した雪菜と
思いもよらない繋がりができた

そしてゆっくりと距離を縮めていくように
良き相談相手として振舞ってきたけど

日々モデルとして美しくなっていく雪菜に
もう我慢の限界だった

本当はもっと優しく普通に抱きたかった
今はまだ逃げないように脅すように
写真に残して、愛しい雪菜を
多忙な日々が邪魔をして、囚えないもどかしさ


ーピロン、と雪菜のスマホが鳴った


「雪菜、あんまり俺以外の
人間と必要以上に連絡取らないで」

25歳の男の大人げない言葉と
弱みを握られている、写真の脅しによって
ふいっとスマホは奪われてしまった

ふと思った

私は圭に強引に犯されたことよりも
弟と弄ぶように遊ばれたことよりも
脅してまで縛り付けて、私のことをまったく

信頼してくれないのがショックだったのかもしれない

本当は私だって、ずっと圭が好きなのに
どうして素直になれないんだろう……


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