意識が浮上する。
……なんだ?なんか下半身に違和感を感じ、うっすらと瞼を開ける。
すると、
「……はっ!?」
「あぁ?シキ起きたんか。お前寝落ちしやがって。寝てるまま犯し殺そうかと思ったわ。」
一気に意識が覚醒し、俺の目の前にいるのはセツカ・オウシュウ。俺様でイケメンで俺の事が好きと明言するコイツ、目線を下の方に移していくと…
ゆ、指が入ってるぅう!?!?
「…んっ、ふっ」
急に意識し始めると、なんとなく尻に異物感と少しの気づきたくないが、快感。
「今からヤるぞって時に寝落ちやがって。」
それは、一体どんな流れでしょうか!!
どうやら俺達はベッドの上でセツカは俺を押し倒し、尻に指を突っ込んでいるようだ。
「……っ!お、れはしたくないっ!」
「あ?普段も素直じゃねえが今日は一段と素直じゃねえな。」
すると、突然クイッと指が曲がり尻の内側が刺激される。
「ンッ…ぅアッ…!?」
自分の声と突然のことに驚き、口を手で覆う。
なんだこれ、なんだこれ。
そのままセツカの指が例の場所を捉え、刺激する。
「…ンッ、っふ…ァ」
「お前のナカはもうとろとろだけど?」
「んっ!!ンンッ…ふ、あ、あ、ァアッ」
な、んでこんなことに…!
どんどん頭が白みがかり、意識がハッキリしなくなってくる。
「しーき、腰、揺れてんぞ?」
「あ、……あっぁあっ」
「もう一本、指入れるからなー」
指が追加され、刺激も増す。二本の指が一点を的確に捉え、トントンとノックするように押される。それだけで喉から声が溢れてしまう。
「アッ、…ンアッ…ふンン!…あ、あっ」
トントン
何も言わないセツカが怖くなり、瞼をそっと開ける。その瞬間俺は後悔した。
「め、っんがッッあぁあ!!」
奴の目は、獣のように爛々としていた。
喰われる、と思ってしまった。そしてそれを望んだことを自覚した瞬間俺は…
「ァアッアアアッ!!」
「もうイッたのか?今日は早いな」
セツカは俺のチンコからでる白濁を指に絡めて嬉しそうにそれを眺める。
すると、突然粘膜が抉られる。
「……ッ!?…ッ、ッッぅ…!?!」
突然のことにシキは背を弓のようにしならせた。
喉を突き破るような感覚に襲われる。
「………はーっ、キッツ。ワリィ…我慢出来なかった」
「…い、いきなり、…ッァア!」
話した瞬間、ついナカのモノを締め付けてしまい余計にナカを埋め尽くす存在を感じてしまう。
「……急に締め、付けんな、クッソ……動くぞ」
「ハッ…ンッ!ンン!!……ア、ア、あ、あぁっ」
物凄い質量が内部を抉り、粘膜をずぶずぶと掻き回す。その巨大な陰茎は拒む粘膜を着実に広げていった。
「くる、しっ…ィい…ッア!」
「……そりゃ、苦しいだけの、声音じゃ、ッあ、ねえな」
ナカを満たす巨大なモノが俺の前立腺を確実に捉え、抉るその行為に俺は快感の波に攫われる。
「や、やっだっ………!そ、れェ…!んあ!」
「ん?気持ちイイんだろ?」
「だ、だ……めェ!う、あ、あ、あ………ッ!……ッッ!!」
身体が波打ち、視界が白くなってくる。
奥がきゅんきゅんし、チカチカする視界と後ろを埋め尽くす存在に息があがる。
「…お、れもやべ…かもッ……」
「……っ!………っ……ぁあ!っふ、ふあ…!」
「…ぉ、い、奥…拓け……」
動きが止まり、あと少しで限界だった身体に余裕が生まれる。その余裕が余計にキツい。
お、奥…………??
すると、急に俺の後ろをみっちりと満たしている男根がさらに奥へ奥へと進んでいく。
「やッ……!そ、れっ…!む、りィ……っ!」
「ぁあ?…いっつもやってんだろうがっ……!」
はあああ!?!?いつもってなんだよ…!
セツカは俺を抱き起こし、俺とセツカが向き合うような形にする。所謂対面座位である。
「……っっっ!?!?!?」
こ、れ……
く、苦しいっっ!!
「ふっ、ふかぃぃぃっ……!」
「オラ、拓け」
結腸にヤツの先端が抉り込むのを認識する。
「…ハッ、は、そ、レェ……む、むりっ!はいんない!!」
「……力抜け。ほら、息を吐け」
言われたとおり、息をゆっくりと吐く。
すると、余計に後ろの存在を感じてしまい声が漏れてしまう。
「ふっ、ふ、…っふ、ンアアアッ」
「ほら、どんどん拓いてきただろ?お前のソコはもう俺のを挿入たがってんだよ」
「そ、んなっ…こ、とっ……んっンッンンッ!」
奥が疼く。奥の奥がきゅんきゅんして、いれたい、挿入たいと叫ぶ。爪先に力が入りピンと伸びる。
ペニスがシキの腹を下からズンズンと突き上げ、逃げる腰をセツカの手が押さえつける。逃げ場の無くなったシキはその快感からなす術なく悶えるしかない。
「ハッ…ハァアッ……んあっあっあっ」
「ほらっ、ハッ、ほしいんだろ?」
その、美しい笑みと爛々とした瞳はまるで毒薬のようだ。甘い毒。シキの瞳から生理的な涙が溢れる。
「んあ?ぁっ!!んあっあっあっい、ほッしィっ!!」
「お望み通りッ!!」
「あ?あぁぁぁっ〜〜ッッッ!!!」
ぢゅぷんっと粘膜の襞がこじ開けられ、長大な男のソレは結腸を貫いた。
あまりの快感にシキは背をしならせ、軽く痙攣している。
巨大な熱棒を飲み込んだ肉ひだはピクピクと痙攣し、その刺激だけで快感だった。
も、もう!!イッてる!!!イッてるからぁっ!!
「ああああっ!!」
そのまま突き上げられ、逃げ場のない快楽はシキの身体中を支配する。
やめてっっ!イクのとまらないいぃっっ!!
「は、ぃいいい?〜〜っっ、も、もう、やだっぁああ?っっ!!ンアああっっ!あっあっあっ」
「ーーーック、だすぞ!」
まもなくして、シキの結腸の奥の奥に熱い精液が注ぎ込まれた。ドロドロとしたその液体はシキの下半身と脳を溶かしていく。
射精した奴のペニスは、拓いた壁に精液を塗りたくるようにそのまま奥をずぷずぷと動かし続ける。
「……っ、……っっ……」
シキは止まらない痙攣と快感から逃げるように、意識を離した。
セツカは、差し込んだ光に目を開け先程見たシーンを反芻する。
寝ぼけた意識が覚醒した頃、こう叫んだ。
「夢かよ!!!!!!!!!」
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リクエストありがとうございました!!!
内容は「シキ受けの裏甘々」
裏甘々とはなんぞ……!!?と、パニックに軽く陥りましたが、なんとか(?)書き終わりました。
………初めて書いたんですぅ…許してください。どちらかというと激裏…ですかね?特に指定は無かったので「セツカ×シキ」でした!本編ではできないR18でしたので少し頑張りましたがまさかの夢オチ。安定の夢オチ。万歳。
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