コメント返信

>えりぃさん
 本当に途方もないレベルで返信遅くなってしまって申し訳ありません。
 初手謝罪からの弁明はあまりに見苦しいので控えておこうと思うのですが、少しだけ(見苦しい)。五月から急に時間的余裕がなくなったことが一番の理由ですが、それ以前から自分の書いた話が他人にとって幾らかでも読む価値のあるものなのか分からなくなっていたので、この半年間に何度も「一時的にでも閉鎖しようか」と悩みました。その度にえりぃさんや他の訪問者さんたちから頂いたコメントに励まされて、何とか半年振りの更新と相成りました。未だ根本的な問題が解決したわけではないので、今年あと何回更新出来るのかも見通しが立っていない状況ですが、NARUTOではないジャンルの話を書きたい気持ちもありますし、そうでなくとも「SSか何か、軽く書けるものを隔週で更新出来たらな」と思っています。
 えりぃさんから頂いたコメントを独り占めしてる間に随分時間が経ってしまって、今このサイトを覗いて頂けてるかも分かりませんが、本当にコメント有難うございました。そして、改めて返信遅くなって申し訳ありません。少しと言ったくせに、長々とした弁明を流すのもとても悪い。

 創設期ファンということで「めちゃめちゃわかる〜!」となりました。
 開店閉鎖中ずっと「更新したら返信しよう……」と思いながら返信シミュレートしていたので、エアえりぃさん相手に勝手に新密度を上げていました。地獄のような本性を露わにしてらぁ!と思うかもしれませんが、コメント返信が遅いサイト管理人は大体こんな感じです。周囲を下げることで自分の人間性を上げるのが得意な上、初手謝罪という見苦しい姿から流れるように「へえ、YOU創設期箱推しなの? 奇遇だね、ボクもさ!」みたいなトークをかます才能に恵まれているので、このまま続行します。
 創設期ファンというのも、扉間さん最推しだったのもとても分かる(“めちゃめちゃ好き”の意)ので、いつまでも「創設期かわいい、わかる〜!」とか成人式後のクラス会で二年ぶりに再会した派閥違う割りにそこそこ仲良かったクラスメイトみたいな口調で同意していたい。しかしながら、こうやって勝手に馴れ馴れしくしていても実際のえりぃさんとは全く交流していないし、これだけ創設期わかる〜とか言っていながら創設期主体の作品は全く置いていないという地獄。私がマダラさんだったら完全に無限月読で創設期夢小説を五億本ほど執筆し終えた世界を作る。ちゃんと書け。
 自らの怠惰を晒すだけ晒した気がするのですが、そんな調子なので同じ創設期好きの方に訪問して頂けてとても嬉しいです。でもイタチさんとかシスイさん、スガル、トルネ、フーとかの兄世代は勿論、やっぱりミナトさんとかシカクさんフガクさんが揃う親世代とか、戦乱の終わりから現代まで駆け抜けるヒルゼン・ダンゾウたち爺世代も渋いしカッコいいし頼もしいしカッコいいし、気持ちが完全に第七班になってしまう。
 十二歳だったナルトたちの視点からみんなを見ていたいって思います。
 ボルトに至ると尊さがしんどくて死んでしまう。気持ちがまだ一巻だから、それはそれでナルトごめんって感じだけど、でもイルカ先生がいるしまだ一巻のままでいたい。でも子世代たち、可愛いが過ぎません?
 マダラさんの柱間芸で中和しながら、アニボルを追わなきゃ(使命感)

 “花骸のこどもたち”の世界観が好きと言って頂けて嬉しいです。
 そして、イタチと夢主の関係性は連載の主軸なので、イタチ落ちでないのが残念と思って頂けたのも、とても嬉しいです。有難うございます。
 花骸〜は本当に見切り発車で、マダラさん落ちに決まったのも「煉獄できみを待つ」を更新したタイミングというゆるゆる進行なのですが、イタチ・サスケ落ちにはしないことは連載開始前から決めていました。
 イタチ真伝に登場するイズミちゃんとイタチの関係性が面白くて、好きになってしまったのも理由のひとつ。しかし、もう一つの理由としては「恋愛関係にならない運命の相手として描きたいな」と思ったからです。
 イタチ真伝のなかに描かれたイタチは、イズミちゃんのなかに自分が安らげる場所を見つけたんだろうなと思います。勿論原作のイタチ兄さんにとっての理想の女性は、必ずしも“一緒にいて安らげる相手”ではないと思いますし、イタチ兄さん自身が複雑な生い立ちから成っていること、またコンテンツの性質上どの公式情報を織り込むかで色んな恋のパターンがありますよね。なのでイタチ真伝を経たイタチ兄さんの話なのですが、幼少期から青年期に至るまでの幼いイタチにとって、夢主のことを「常に自分と対等で、自分と一緒にどこまでも行くことが出来る相手」として描いていけたらなと思っています。それ故に自分の弱みを見せられず、弱さを晒し、共にいて安らぐことの出来ない相手だった――そこからうちは滅亡の夜に繋げていきたいという青写真だけが美しく、果たして今やってる幼少期さえちゃんと風呂敷を畳めるのか不安な日々です。あかん(あかん)
 それでも一応あと十話ほどで終わるはずなので、頑張りますね。

 番外編大体オチ暗い説に気づいてはいけない(ワンパタ)
 うちは事件に向かって物凄く暗くなっていきます。でも今やってる幼少期はちゃんとハッピーに終わるし大蛇丸も無罪放免で数年後に里抜け仕出かすし原作どおりヒルゼン殺しに凱旋するので楽しみにしていてください。木の葉崩しにたどり着くの五億年後か?(笑うことが出来ない更新率)
 木の葉崩しあたりでサスケくん急に復讐のこと思い出すし、急に出てきたイケメンが凄いイケメンでサスケくんの青春をぶち壊したり、完全にそのイケメンのメンが神で初見から尊かったこと、その後のキバ・ネジ・シカマル・チョウジたちの一対一がサイキョーに少年漫画でアツかったこと、シカテマやばかったこと、サスケとナルト完全にキスしてた説……一部終盤から凄い盛り上がって二部も初っ端からみんな大好きサソリさんが出てくるしで、あのあたり本当に神でしたけど、でもサスケの心情は全く分かりませんよね。私なら親兄弟殺されても大蛇丸にはついていかないし、イタチ兄さんの顔見たらあまりにイケてるから何喋ってても異国の言葉として聞き流してしまうと思うし、サクラちゃんやナルト・カカシ先生とHAPPYな下忍ライフ送るほうが死んだ家族より大事だから全然サスケの気持ちが分からない。エッそこまで……そこまでする……??という疑問が、サスケの人となりをより一層魅力的にしているのかなと思います。
 「散々玩具にしてからに」と思われるかもしれませんが、心の機微が謎だらけで理解できないからこそサスケ、ひいてはうちは一族という非業の一族に魅力を感じるんだと思います。普通のおうちで、普通に両親に愛されて育ったサクラちゃんは勿論、孤児だったナルトより、サスケの感情の揺らぎは作中登場人物の誰より常識の範疇を超えています。
 サスケにしろ、イタチ兄さんやシスイ、マダラさんも、うちは一族の人間は皆苛烈なまでに理想を追い求めて自らを顧みないように思います。
 原作を読んで萌えたこと、好きだと思ったことをなるたけ文字に残したいと思って書いている連載なので、魅力的だと感じて頂けて嬉しいです。

 そして創設期のイラストも描かれるとのことで、機会があれば是非見せて頂きたいです。これだけ返信が遅くなっている身で割りと厚かましい。
 あと返信シミュレート期間も狂おしいほど欲したのですが、こうして実際に返信していても如何しても件の大蛇丸夢を読みたい……と身悶えしてしまう。機会が、機会があれば是非教えてください……教えてください。
 大蛇丸はとても良い。元気がないときも大蛇丸のことを考えると元気が出てくるし、何か失敗しても「三代目殺した大蛇丸だって元気に生きてるじゃん!クヨクヨすることないって!!」と自らを鼓舞することが出来ます。大蛇丸のメンタルあまりに強すぎて見習いたみしか湧いてこない。完全に素敵な大蛇丸夢の気配に我を忘れている。真面目な大蛇丸に萌えないと今すぐ死んでしまう。私は普段どれだけ大蛇丸を玩具にしているのか。
 最新話が相変わらず謎な出来栄えで幾らか凹んでいたのですが、こうしてえりぃさんのコメントに残された大蛇丸の気配を肌で感じると「私も大蛇丸に人体実験ばっかりさせてないで、壁ドンぐらいさせねえとな!」と前向きな気持ちになります。ありがとう大蛇丸、そしてえりぃさん。

 シミュレートしたんじゃねえのか!というレベルで纏まりのない内容になってしまいましたが、これ以上ズラズラ「で、ダンゾウの話だけどね」などと馴れ馴れしげに振舞うのもな……と感じた(我に返った)ので、このあたりで切り上げようと思います。全部大蛇丸さんが悪いと思います。
 ……本当に、最初から最後まで興奮しててすみません。このコメント返信を読んだえりぃさんが引き気味にならないことを祈っています。それだけ嬉しかったんだ、喜んでくれたんだと、自らの文章作成スキルに更なる自信を持っていただければ幸いです。徹夜で返信をしてはいけない。

 それではコメント有難うございました。とても嬉しかったです。

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