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>途中送信してしまいました…。1周年おめでとうございました!〜
 一周年記念企画に目を通して頂きありがとうございます。
 途中送信してしまうのとてもかわいい。二回も「1周年おめでとうございました」と言っていただけて、嬉しさも倍になりました。

 本編ばかりか“解夏の雨”まで読んで頂き、とても嬉しいです。
 このところ本編では大蛇丸さんまみれというか、折り返し地点に入った都合上、如何しても夢主の出生に纏わる話が多くなって、アスマやヒルゼンと中々関われずにいるのですが、アンケートで頂いたコメントを切欠に、久々に善良なお話を書くことが出来て本当に楽しかったです。時間軸で言うと、“解夏の雨”はイタチ家訪問後なので、ちょっと未来のお話になります。なお、今は「イタチ家訪問話にしよう」と十九話を書いている途中です。一応ある程度のストーリー進行はプロットで決めてあるとはいえ非常にガバガバで、特に夢主の心情の変化について「明日の私ガンバレ」レベルの記述しかないため日々悩まされます。昨日の私ががんばれ(錯乱)
 花骸を書く上で「自分の指針を持った夢主を通して、うちは一族の滅亡やら木ノ葉崩し、サスケの里抜け、第四次忍界大戦を書いていきたい」という願望があって、今連載している一連の話は夢主の人格形成の下地として書いています。アスマ・ヒルゼン・イタチ・大蛇丸と、原作キャラ視点のお話が多いのも、夢主の自我が乏しいことの象徴のつもりです。たまに夢主視点で書くと、疑問や悩み、分からないことだらけでとてもしんどい。それでも、少しずつ原作キャラとの関わりを通して成長していく様を書けたらなと心から思います。ただヒルゼンにしろアスマにしろ、“彼らが原作で見せた意思や生き方を大きく狂わせてまで夢主に肩入れしてほしくない”という気持ちがあります。勿論私が書いているのは“夢小説”なので、夢主という異物を入れた時点で如何足掻こうと“原作破壊”になります。それでも、どの程度の、そして如何いう原作破壊を行うのかは個人の裁量に任されると思っています。夢主という異物を通して原作世界観・キャラクターを見る分、夢小説を読むと、書き手がその作品の何が好きで夢小説を書いているのかよくわかります。私は夢小説のそういうところがとても好きです。尤も“夢小説”に限らずファンフィクションにおける創作形態は色々あって、絵でも文でも、どれも愛に満ちて素敵です。
 私の裁量で如何原作キャラを破壊するか、いつも考えさせられます。
 例えば、夢主にとってのアスマはきっと“幼馴染のお兄さん”になるのでしょうが、夢主と引き合わされた時には既に下忍として多忙だったろうアスマにとっては“単なる知人”の域を出ないだろうなと思います。親戚でも、血の繋がった妹でもありません。少なからず反発心を抱いている父親が、義理で面倒を見ている子供です。しかも無愛想で、コミュニケーション能力は一切ありません。にこりと笑うこともなく、話を振っても一方通行。滅茶苦茶可愛くないと思います。私ならヒルゼンに叱られない限り会いにいきません。会いにいっても三十分ぐらいで持病の癪を理由に帰ります。でも、アスマは私よりずっと情に厚いひとだと思います。可愛いけど小生意気なところのあるシカマルたちを、教師というより兄のように案じ、導いたアスマです。例えなんら自分に責任のない相手であっても、顔を合わせていれば愛着を抱いてくれるでしょう。そう思いながら、“可愛くない妹分”と“百と一回目の死”を書きました。それからずっと「自分は“アスマと夢主の関係”を如何したいのかな」と悩みましたが、“解夏の雨”を書くことで、自分の納得のいく壊し方が定まりました。訪問者さんからの提案がなければ、今もまだ悩んでいたと思います。本当にあの話を書くことが出来て良かったと思います。そういう背景があるので、「二人の関係性が大好き」と言って頂けて本当に嬉しいです。

 先ほど「今連載している一連の話は夢主の人格形成の下地として書いています」と記しましたが、私の技能不足を鑑みるに“夢主の人格形成の下地として書いている”のあとに“つもり”を付けても尚読みづらい話になっています。本当に申し訳ないです。しかしながら反省したところで急に文章力が上がるわけでもなし、そもそも趣味なので「例え意味不明であっても、掛け合いでも小ネタでも、少しでも読んだ方に楽しんで貰いたい」という気持ちを忘れず、今後もマイペースに頑張ろうと思います。
 分不相応な言葉で褒めて頂いたことを忘れず、今後も夢主のことは「これで良かったんだ」と、ちゃんと自分で結論を出せる女の子として描いていきたいです。私こそ、本当に素敵なコメントを有難うございました。

 それでは、コメント有難うございました。
 二周年記念を目指して、またマイペースに頑張っていきます。

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