コメント返信

>はじめまして。花骸のこどもたちを読ませていただきました〜
 はじめまして、返信遅くなってしまって申し訳ありません。
 “花骸のこどもたち”を読んで頂きありがとうございます。一周年を迎えたにも関わらず、相変わらずの遅筆っぷりに加えパソコンの不調で悶々としていますが、年内にキリのいいところまで更新できるよう頑張りたいものです。九月は一周年記念などの関係で短編三つとSS二つ、本編一話と総計九万文字近く書き上げましたが、遅筆に加えて怠惰な私がそれだけ作業に励むことができたのは、普段サイトに通って頂いてくれる訪問者さんがたの存在に加え、あなたに「とても幸せな気持ちになりました」と言っていただけたからだと思います。本当に有難うございます。頂いたコメントを一人で楽しむあまり返信が遅れてしまって本当にすみません。今後も繰り返し読み返して、励みにさせて頂きます。有難うございます。

 NARUTOの贔屓キャラはうちはではなかったと言いますが、魅力溢れるキャラまみれの原作を読んでいて贔屓キャラが被るほうが珍しいのかなと思いました。私も如何いう性格なのか一切分かっていないにも関わらずなんか好きなキャラが山ほどいて、日常のふとした閃きや、他の方の書いた夢小説を読んだり、もしくはツイートや考察などを目にすることで自分の中の“好き”がより深いものになっていく瞬間が一番好きです。拙作を読んで少しでも“うちはって面白いじゃん”と思って貰えたなら、本当に幸せなことだと思います。うちは一族はなんというかその紙メンタルっぷりが最高に面白いので、原作でも二次でも彼らについてのエピソードに触れると明日を生き抜く力が湧いてくる気がします。感謝しかない。
 「うちは、良いですね」と言われて嬉々として「マダラさんのメンタルとか見てると自分の度量の広さに安らぎますよね」と最低の反応を返してしまいましたが、イケメンも多いし面白いし、いや……とても繊細で儚い感性をお持ちですし、感情の起伏がとても面白い……良い感じに褒めようとしているのに、如何してもうちはを面白がってしまう。
 私が“花骸のこどもたち”で書きたかったことは幾つかあって、最新話にある「全ての地獄は、はじめは小さな祈りだった。この世界が産む資産も時間も、何もかもが有限で、人が群れ集まれば個々の才能に応じた格差が生じる。ただ祈れば何のリスクもなしにそれが叶うわけではない。神がいないなら、自らの力で切り進むしかない。そうした現実の前に、所詮“祈り”は自らの欲を満たすための方便にしかなりえなかった。祈りなど自己正当化の一種に過ぎない。それが例え純粋な善意によって生まれたものであれ、寧ろ、その祈りがうつくしければうつくしいほど苛烈な業を産む。業と化した時点で罪なのか、それとも遅かれ早かれ絶望をまき散らすなら、祈った時点で罪なのか。一つの祈りが結実した暁に一つの地獄を産むのなら、その“願望”を如何するべきだろう」という文章は、その一つです。長門・マダラさん・サスケ・オビト、NARUTOの所謂悪役に相当するキャラに共通する苦悩として「どこから間違ってしまったのか? どこからやり直せば救われるのか?」という疑問があると思っています。勿論彼らは原作でも単なる悪ではないと、想像の余地を残しつつもキッチリ描写されてたけど、それを自分なりに書きたくて始めた連載でした。なので「マダラさんの深い孤独などが丁寧に描かれた連載」「原作への深い愛と考察を感じ、」と言っていただけたのは、本当に嬉しかったです。
 まだNARUTOを好きになって一年と少しなので、私よりもずっとNARUTOが好きで、その世界観やキャラを理解してる方は沢山いるのだろうなと思えば“恐れ多い褒め言葉だな”とも思いましたが、それでもとても嬉しいです。それと同時に、少しランキング・サーチを巡ったり、ピクシブやツイッターにログインするだけで、愛に満ちた二次創作や考察に恒常的に触れることが出来るNARUTOという作品を好きになって良かったなと心から思います。他人の二次作品を見たり読んだりするのが好きなので、完結後も引き続き活発に活動している方が多くて嬉しいです。

 自分の遅筆さに滅入ることもありますが、それでも一年と少し、NARUTOの世界観やキャラの魅力、他人の手による素敵な二次作品に釣られるようにして更新してきました。拙いながら、そうやって書いてきたからこそ、こうして素敵なコメントを頂けたのだと思えば、“また頑張って更新しよう”とやる気が湧いてきます。有難うございます。
 如何にも私は拍手返信の文面を考えるのが苦手で、何度素敵なコメントを頂いても、それに見合った返信を行うことが出来ません。やはり今回も纏まりのない内容になってしまって、申し訳ないです。
 それでは、コメント有難うございました。また更新頑張ります。

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