突発リクエスト企画 | ナノ

治らないようにしてあげる
ロマンスの暴君
躊躇うのじゃなかったな
ひたむきとナツメ
愛してるって顔で生きろよ
(黒血を飲み干す愛の契り)


イッツ・ノット・マイン
わるいおとな
嵐と憧れ
ドラセナの呪い
恋人の誕生日一つ覚えられないくせして
魔法ひとつですべてうまくいくような、きれいな話なんてどこにもない
(幸せってどんな形だろうね)


お前が俺のことをわからんと言うから
眠らぬ子ども
たとえば昨日のあなたを知らない
ジェネレーション・ピンク・ギャップ
下手なキスで笑って
THE SHOW MUST GO ON
(10歳の溝が私と貴方をこんなに遠くする)


Mama always said life was like a box of chocolates. You never know what you're gonna get.
ゴディバの不機嫌
きみに削りとる琥珀
マスト・ブラザーズ・チョコレート
睫毛と銀の星
ぼくの愛憎うけとっておくれよ
(チョコレート)
英文…フォレスト・ガンプより


あまやかしのきかない眼
靴ひとつ笑みひとつ恋ひとつ
違うものだけ並べてごらん
ブランチ夫人のおきにいり(2名)
娼と新都市
どうしたらきみがしあわせになれるかってそればかり考えていたんだよ
(身分違いの恋)


夏飲みしようよ
セッタの呼び名はきみで覚えた
映画とカレー
きみの温室は硝子でできてる
平穏な殴り方
全部おまえの声がいけない
(非行へと走る午前0時)


シロップと腐海
星が住む洞窟
きみのめがぼくをみつめる
遠泳船
ラッキースターの散弾/フェイクスターの算段
あたしのこと置いてけますか
(深海と宇宙)


切っちゃえ
繋げ屋の弟子
もしか薬指だったらどうする
思いの分だけよく燃える
赤も青も黄色も試した
選ばれぬ日々を笑え
(赤い糸)


冷蔵庫とジャム
ゆるされたくて熟んでいる
摩耗するてのひら
あまたの砂から探り寄るよう
北極星なら隣に住んでる
あやまたずあなたを指すように
(磁石)


七番街のシャーロック
似合わない色ばかりしてるね
泣くならきみの傘の下
チワワと酒瓶
ご機嫌取りにいつものプリンじゃなくてとても似合わない長靴を買ってきた、それだけでもう許してしまった
「でも花柄の方があんたね」「エッ」
(雨と紫陽花)


深夜と線路
プールの底でまた会おう
声をかけるなら騒ぎの渦中
シーブリーズの中庭
まだもうすこし走れるみたいだ
年甲斐ないのを笑っていいよ
(青春サイダー)


星の散るパンタロン
てんでんばらりの音で告ぐ
足下のガボット
おんなのこは魔法使い/onnnanoco
溜息と銀河
きみはオルゴールぼくは鹿
(オルゴール/酸素/宇宙)


早とちりだけは得意な恋人
だれが好きだと言った/だれがきらいだと言った
蜂と菫
どうせならいい方にとってよ
戦え我らが愛
その視線の熱の青
(この勘違い野郎!)


きみのわたしのそういうところ
真夜中のゴドー
あなたどこでも勝手に光るのに
セルフマネージ接着剤
恋のねばねば
はやく帰ってきみの顔が見たい、それだけ
(なぜかその手を離せない)


図書の庭
シーツのヴェールと花嫁の海
描きあぐねているひとのための魔法
閉じこめるならよく晴れた日に
ゴダールの跡取り
題名ならとうにある
(絵)


きみの音が鳴りやまない
靴下の奥のナイフ
あたしよいこよ
絶望の淵で踊る練習
なんにもしらない・おそばにおいて
世界はあなたに生まれ変わった
(幸せな不幸せ)


たら・れば・もしも
雷と春キャベツ
いま声に出てた
永遠のバター・ミルフィーユ
よいこと or わるいこと
その手も温度もいつかおれじゃない誰かも
(重なる)


嫉妬の茨の親指姫
ひとさしゆびは迷わない
きみを中指で撫でる意味
いのちに一番近い指
小指で足りる
ひとつひとつでぜんぶを愛でて
(指)


※このひとはたべられません
レイン・ハッカーの猫
世界の裏側それともテレビの中
フォーギブミー・ラバー
左腕を失くすな/武器を握る手ならいらないけれどおれが掴み止められる場所は残しておいてね
(罪悪感)


待ち合わせなら明るい場所で
ブラインドの影と寝顔
ちゃんとあなたを撃ってみせるよ
夜明けの変身
おれの磨いた君なので
愛の話ならどこでも出来る
(行方)


花ひらく瞼
とびきりの夜のつくりかた
屋根裏と新生活
ぼくら二人で誰でもなくなろう
孤咲きの鷹
きみの中に怪物を飼っている/その怪物の名は恋といった
(パーティーフェイス)


ニューヨーカーと渋面
雨の降らない路地裏の墓
ベッドティーならお静かに
『一杯の完璧な紅茶の入れ方』
きみの部屋から数千キロ
濃灰の下の骸
ガス灯のローズ・アーチ
(ロンドン)
一杯の完璧な紅茶の入れ方…英国王立化学協会より


夜深の前に蹴り飛ばせ
ラベンダー色の薄い壁
こまごまの素敵
昼日中の喫茶でする話
ベッドから3メートルのエデン
友達のうた
(ピンセット キーホルダー 目覚まし時計)


不可言の共有
あす目が覚めてひとりだとして
喧嘩のためのルール
ぼくらのおうとつ
鏡が必要でなくなった夜
当然面して生きてくれ
(双子)


犬と思って抱いてみて
地下室の光源
お菓子の山に爆弾ひとつ
It’s a good deal
光を食べて育った子
そんな話はまたいつか
(冷たい先輩と健気な後輩)


後追い水は映らない
芽生えの夢
ぼくの孤独にさわって
散る先
とっておきの孤独
枝先のいのちだ
(言の葉と枯れ葉)


独演
ja-a-ne/じゃあね
あの丘の呼ぶ方へ
バビロンの群青
ぼくのせいで一度でも傷ついたことがあったの
開戦前夜
(愛は踊る)


幾億ひろいあつめたら叶う
はこにわの魔物
夜の淵ぶらさがって宙ぶらりん
屑盗未遂
きみの星を信じる
砂糖越しのマーチング・ラブ
あいしてるのかけら
(月屑)


英雄の傀儡
ゆいいつの魔女
君の振るった旗が今もなお
あなたを掬う
文盲と狂信
常日頃ぼくは神様になんか祈らない
(ナポレオンとジャンヌダルク)


心臓の筆跡
エバーブルーよ酷くしてくれ
似てるんでしょう?
レーズン・バター・ケーキと膨らむ夜
天国でまた会おう
側にいようと思った、誰がなんと言おうと
(それらが教える世界の倫理)


お前のことですよ
蝶よ花よと育てた君よりの反撃
プラスチック・リップ
拗ねてらっしゃった!
名前を呼べば瞳のゆるむ
ひとりで待っててよ そうやって俺のことずっと考えながら、待ってて
(あーもう可愛いなあ)


望むようにすべて
おまえの音が聞こえない
需要と供給が噛み合わない
だれも知らない名前を知ってる
嫌いになりたい
何一つ敵わないきみなど好きにならなければよかった
(蘭拓)


嘘つけエアコン22度だぞ
ぜんぶあんたのくるぶしが悪い
午後7時には南西の果て、ブルーハワイとオレンジ・サイダー
ベタにはベタである理由があるのよ
喉の鳴る隙間
(きっと夏の熱に冒されたんです)


笑ってるふりしてるふり
あなたを許さない人
君の海へは未だ欠航
オペラの複製
きみは意味が無いって言うかもしれないし、わたしだってそう思ってるけどさ
わかってるけどさ
(大丈夫、私が好いてるから。)


誰か自動翻訳つけてくれ
きみが平和ならそれでいい
正直の悪徳
メイキング・インタビュー
「燃え殻みたいだよ?」「誰のせいだと」
ばかでやさしいあなたについて
(アイラヴユーを訳してからの話)


絆創膏とキャラメル
ぼたぼたと涙の落ちる軌跡が熱を持って痛む、そのかたちに抉れた頬をきみに見てほしい
孤独の宇宙を渡る手段
きみにつけてもらった傷
地平線を遠くはるか
(涙の傷跡)


影に口なし
きみの目も眩むなら丁度いい
瞳に溜まるひかりは橙
やさしい遊泳
気づいてるふりと気づかれないふり
(影法師と手を繋いだ)


花とオモチャ
あなたにまとわりつくすべての事柄
皮膚の知ること
ブリキ製のこころに見合う
押しつぶしたら香水の毒
突然悲しくなることがあるんだよ
(やわいからだ)


あんたが俺を呼ばないから
ROKUDENASHI/愛しいろくでなし
おれの知らない顔したらダメです
勇気もなけなし
あのね全部を武器にするよ
若さも熱もあなたの容赦も
(ヤンチャ年下くん)


どこまでだって手綱をとって
触れたらべっとり離れない
滴る液体は一直線に飛んで乾かす
なみだであろうと、ペンキであろうと、きみから流れた恋であろうと
純潔の矜持
これはね僕があの子のものだということ
(白馬(ペンキ塗りたて))


疲れちゃったら粉チーズ
あたたかなサラダと冷えたソテー
胡麻ドレトマトの恨みと辛み
なにもかも一緒くたにしちゃったって許される秘訣
ユー・イン・ザ・ボウル
例えばあなたが思うより
(サラダ)


かわいい独り占め
都市伝説だバカヤロウ
jemini
誰より知ったる良い悪い
ある愛情の空席
(家族よりもかたい絆の幼馴染)


男子厨房に入れず
ミルクスープは清々しい諦念
冷や奴の心地よさ
いとおしいきみの静謐を食べる朝
残さず食べたら眠ろうか
(君と囲む暖かい食卓)


お洒落は靴に宿る
庭づたいの幽霊
かわいい病い
黙ってうつくしくなんて御免だ
大食漢の演説
水をくれたらちゃんと育つよ
(花と少女)


ちょっとは懲りたらいかがです
染毛剤とインスタントラーメン
あたしの甘さが氷になって あなたを貫く剣になる
都合のいい雨のワルツ
なんの解決にもならなくたって馬鹿げて悲しいやすらかのなか目をつむっちゃって暮らそうよ
(喉元過ぎれば何とやら)


えてしてはざまはあわいもの
瞳で絞るディープオレンジ
お別れしましょう、見えないように
Qooと夜半
最後にきちんと見たのはいつでしたっけ
(橙色が消えてゆく)


望んだり願ったりそういう類
おわりの黎明
煙管の殼でご焼香
しのぶに結ったりするもんか
勝てば賊軍
(幕末っぽいもの/和風)


あなたを乗せた飛行機が流れ星になっちゃえばいい
永訣のくに
いっとう上手くやるからきちんと見ていてね
逆再生
ハンカチタオルじゃ足らないもん
かなしいばかりの氷点下
(あいがなく)


きっと風邪でも引いたよなもんだよ
プッタネスカの思慮深さ
歯なんか浮いちゃって目なんかちっとも合わなくってそれでもまだ唇は馴染む話
たらふくお食べね
まだだまだだって掻き回す寸胴
紫煙越しのひと
(曖昧な愛)


音量は最大
フラッパーストリートの極彩
波打つ境界
ソフトクリーム愛情もりもり
静まり返った夜明け前、ボーダーの熱、痩せた手をつなぐなら見えないように
(夏の海)


物事をややこしくしないための工夫
ふたりだけのものをきちんと決めておこう
死に神はうつくしかった
レヴェランスの静謐
永遠ともう一日
(お別れの合図)


あなたのつづりも忘れました
告別の祈り
Gからはじまるぼくらの終わり
闊達なアルファと傾いだベータ
わたしときみの間では、何かもっといい言葉をつかおうよ
(さよならアルファベット)


恋するスイッチヒッター
14510円【東京‐】
セーフティの遊撃
真ん中を狙う
いちども負けなきゃいいだけのおまつり
楽しかった?
(甲子園)


お隣に住まうぼくときみ
透過する星雲に名前をつける
レポート「皮膚についての証明」
重力の浸度
難しいことはよくわからないけれどただ語るきみの斜め右を向いた輪郭が楽しげに揺れるのをたゆまなく見ていたいのだ
(膜宇宙論)


のぞまれたかった
雨声/usei
あなたを著すインクがない
余白だけならもうたくさん
フライデイの唯一
いつかきみがそのわかりにくさをもって理不尽にフラれたらいいと思うし、ことごとく愛されればいいとも思う。どうか愛情表現だけは下手なままでいてね。
(胸がい たい)


大日本わたし帝国
蝶と成金/諜と鳴琴
をんなの誓約
踵をひらめく番傘の
ガラスラヂオを戀で掃く
香炉の会談
(大正浪漫)


おひとりさま侵入禁止
「ある」と思わないほうが懸命
まっくろい中に赤い糸
くっきり細ひ
いいかい?
この皮膚いちまい、わたしはなんら惜しくないので
(彼と私の境界線)


オンデマンド・ヒーロー
くたびれちゃったらおいでね
黒いの似合わないってば
こねこの気分で帰りを待つよ
あの日メロンソーダを振り回して笑ってたきみはどこいっちゃったかな
ネクタイみたいに折り目正しく
(スーツの彼)


上手にしっぽを見つけてね
ハイド・アンド・ハイド
もういいよ。もういいよ。
ベッドの中の海の底
誰にも彼にも見つからないで、わたしのちびこい胸にいて
(隠恋慕)


わたしを構成するあなた
ダイヤモンド・プランナー
つよいつよい結合でもってわたしたちをひとつにする
H2O
できるものなら分解してよう
きみへの恋慕もこの肉体も
(元素)


ひそやかな戦争
all about you i can remember
ニョーヨーク・チーズ・タイル
ひとりで笑う
曇ったガラスに映る仄かに色づいた指先は、たしかにわたしの瞳をたぶらかした。濡れた首筋を拭うぬくもりはブラインドの彼方遠く。
(バスルーム)


すみっこでいいよ、ほんのちょっと
居座り許可証
シーラカンスと屋上
こんな田舎でなあんにもないけどもしきみがそれでもよかったら
10メートル分の卒業
(そこに君がいた)


植物電車とラジオ
しづかの海
ロースト・ブルー・ナインティーン
眠れない日には呼んでね
いっとう好き
瞼のむこうのナイフ
(静謐)


きみの瞼の裏を知っていた
撫ぜるてのひらの傲慢
からだによくない
恋愛小説とあたらしく
マーマレード・リップ
そういうとこ好きだよ
(泣きたいくせにね、本当は)



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