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君の地獄に泥を塗らない

素敵なみじめ
セルフ天罰ショー
青ばむ葬列
暗がりは発火する
ワンツーあばよ
奈落より開演
観客は不在
臙脂の踊り方
傷を花に例えない
ブザー・書斎劇
街路樹の家
閃光烈然
優しいものはなべて灰
アフター・ライト・トワイライト
残照
日々の火は燃える
夜と歓喜
花盛りの地獄
星と蛇
正義の背中
一生開けない
孤独の月面
断頭台でいざ笑え
名の証明
遠ざかるより速く高く
対価はある
ぬくもりの残滓
セブンスヘブンはもぬけの殻
クラウドナインに鐘は鳴る
照明係と特等席
眩しさの行方
すべて光る
採鉱の庭
土が冷たくないといい
毒で研磨
仮性の一つも憎ませろ
骨と愉快
対岸、橋は架からない

果てまで地獄を愛させて

春には遠い
冬にもぬるい
まったくもって報われないぜ
十五分
純情の墓場
スタート・アップ・ユース
愚かなり風前
夜行でいい
ご自由に
犬猫閑話
unique

嘘のひとつも言ってくれ
我らが非公開
around comes around
野暮と畜生
野暮はこれまで
安心証明
安楽椅子には水が座る
水は知っている
水の犯行
水を持って生きよ
砂漠で水を呼べ

オンリクエスト
ステイ・チューンド
コスト・パー・ミル
ステルス・ステーション・ブレイク
フリークエンシー

知らぬが仏
思い知ったが百年目
-26.7 Apparent Magnitude
(太陽の視等級)
お前の一等汚いをくれ
銀ラメのワルツ
魔法は使えない
なんだかんだもない
恋など冬にするもんじゃない
ワンモアマジック
とっとと帰ってこい
alkali
とける手紙
愛する欠落
ユア・マイ・コープス

名乗りを上げろ
ノイゼスオフ、トゥービー・クワイエット
幕間にて
スラップスティック
舞台は続く
メイク・ア・ファンタジー

朝に踊ろう
真新しいばかり光る
暮らしは死骸
些事と爆弾
ぎこちのない水晶
舟がやってくる
色づく錠剤
瞬きの才能

銃弾はエメラルド
ダイヤモンド・ヴィラン
君は無敵だ
ひかりの別名
真似をしてよ
プライベート・フィルム・ヨコハマ
ほんとうに?

39億年後にアンドロメダでまた会おう

若き社会人の悩み
職無しファウスト
ゲーテで腹は膨らまない
新世界の学生たち
海とオーヴン
びいどろの夜
泣く真珠
duca
名乗れ永遠
ゴールデン残業
3丁目の怪人
あなたも絶対知ってる魔法

映画は続く
ライフイズグッド
NY狂想曲
骨が足りない
パルプ・フィクション
(三文小説)
すけべ宇宙人

海の見える町に越していったあなたへ

謳歌
ダウンタウン・ユース
真夏のうさちゃん旅に出る
まったく長生き
無敵のティーンエイジャー
愛想笑いなんかされて死んじゃうかと思った

抄録
とっておきのペールブルー
誰も咲けない
くだらぬ国
決まりきった祈り
おまえの孤独にうつり住む

過日
終わりはしずか
嘘問答
ボールペン銀河
愛は明日
あなたを好きだとあたしが言っているんだよ

夜哭
グレイになれない
婀娜と天才
ここは誰しも愛しい砂漠
座して待つ

たとえ選択肢がどれだけあったってそこにきみがいないなら

未愛
めろめろの鯨
秘密結社あやふや
ファーストキスと悪魔契約
平らかな瞳
いつか分かったことがある

頭の賢いより性根の素直な男がいい

ただいまとおかえりを言わせて
おやすみのキスはいらないから
ばかじゃねえのお前ほんとばかじゃねえの?

生まれ変わったらキキになってあなたひとりのバイオリンになりたい

愛してるに一番近い
幸福であれ
海を越えた北斗七星
恋の満ち干き

宇宙の風には乗れないけれど魔法のひとつなら使えるよ

きみは遠い火
ラブの発音
照れた監禁
NEVER CRY AGAIN
浅ましさをくれ
アディクション
愛は巨人だ・きみをまもる
夜舟
おろかしい美学
光を砕く
あてどのない芝居
薔薇を育てる茨の男
hologram
おまえがいらなくなるのが怖い
星のルイベ
あなたはいつも光っている
苛烈で純情
好きでいられる気がしたつもり
バニラの静脈
指輪は外せ
灰と21g
変わらんもんがどこかにあるってどうか信じさせてほしいんだ

MAGIC PLEASE
春のしとど


▽強くてニューゲーム

1人で遊ぶ/2人で遊ぶ

YOU WIN!
ノッキング・アウト・ベイビー
おそろしいほどの絶望よ
武器を選べ
ヒロイン代役

「ラブストーリーじゃ泣かないくせに」

鼻水とお茶碗/理由は深夜にフラれたとか趣味の合わないDVDとかじゃなくてもっと別のたとえば今きみが作った出来立ての甘すぎる生姜焼き

だれが救えって言ったよ
テレレテッテレー
勇者1次予選
LION BOY
果たしてネイビー
真冬の天才
こころはあたしじゃない
進化キャンセル
退化したいな

きみをヒーローにしてあげる
必殺技が要るでしょう
なまえの付かないあなたとわたし

いいこにね
夜だけ優しい
朝まで黙って
昼中のNACK5
まっくら森に明滅
LINEとコンポタ
馬鹿満開
ホイミベホイミきみのゆび
所詮2P
フラッシング・ルミネ・エスト
この世でいちばん昏い星
際限のない眩さをくれ

好きな仕事して好きな奴と遊んで好きなように飲んで好きな女と結婚して満足して離婚してそんで今、人生ゲームももう上がりみたいな、イベント全部クリアしてレベルもカンストしちゃったみたいな気持ちなの、いま、俺これからどうして遊べばいいと思う?

一夜限り主役
選ばれない
こわかったことの話をさせて
エンディング・イズ・ハッピー
YOU LOSE!

コンティニュー?

▼もういちど はじめから


その赤をくれ
おれがお前の運命の人なんかじゃなくたって、糸くらい自分で結べるよ
薬指はほどけない

ほかの誰でもないたったひとりに、わたしはきみだけに選ばれたい

恋でないなら永遠なら
ソーダの文学
きみの世界を守らない
煙草とラブ
ひどくしてね
鱗はとける
ワンスモアワンス
完璧の国
NEON
くちづけの底
神様はセックスができない
かみさまだってセックスすんだよ
暮と飴細工
おまえに俺は歌えない
起立・礼・アンコール
またたく嘘が星座になるころ
最後がいい
ばかを愛して
水の日
あたまの悪い犬が2ひき
恋よもう一度泣いてくれ

盛夏に墓碑〜2014summer

あんたが「いやだ」と言って泣くから

寂しくなる用意をしておいで
つがいのサンダル
鬱蒼の森
ピアス・ホール は Super Sonic
枝豆がたくさんある理由
まぼろしとノヴァ
盛夏あなたがそばにいない
くだらないこと
砂漠に裸足
ゴー・ホーム
雨と目覚めの遠い街
しあわせごっこしようか
速贄を攫う眼
なにをしても僕から離れる
望まれない
おれがおまえ好きだったの忘れた?
NEVER STAND BY YOU
あかるい夜と冷たい指
グッドナイト・パレード
きみとあのこの話
銃にリボン
おれの使い勝手いかが

たとえばレシートの文字が消えていくみたいにぼくらから薄れてゆくいくつかの話

バルコンで待つてゐて
素晴らしい退屈
おまえなんかエロだよエロ
夏至の使い方
ブルーハーツと山手線
馬鹿が引くとかなんとかっていう
お粥もまともに作れん俺に
熱いのとんでけ君の胸まで
きすしたらいいよ
学級日誌の一番したに
pierrot
おまえの何もかもが免罪符になると思うな
熱い鍋底とかなしいこと
ベビーパウダーとその他のこと
他人の汗はかぶれやすい
ぜんぶ涙になって出てけよ
夜更かしのソーダ
あたしのしあわせはあんたのじゃない
足下は茨
おねがいとカレンダー
嘘は〇よりも強く輝く
うまれてはじめてきみについた嘘
愛おしいはあんたじゃない
きみが教えてくれた星を忘れたら会いにゆく
三流映画と日焼けたカクテル
なみだの名前
海岸通り下って8キロ
プラネタリウムと次の夏まで
弾む群青
からだひとつでデートをしよう
金の釦のこどもたち
ひとりっきりのわたしになる
アンダー・ザ・スキンとひかる魚

好きでいようって決めたのに

常夜灯とビスケット
とどかないから欲しいの仕組み
星もつかめない透けた手で
もうじき波はきこえなくなる
アパートの南極
雨も火も花もあなたのための
ずっと耳の奥の方
寄る辺のないバター
きみに沈んだ魚の骨
微熱の国
あなたのつけた傷に似合うのを選ぶよ
去りゆく人の夏野菜カレー
かしこい子のビール
テディ・ベアと僕の航海
白帆をあげてトパーズ砕いて
バケツできみの海を渡りに
あんたがいいよと泣いていたい
その顔を見せて
眠らぬオルカ
うまれるためのひとさしゆび
恋人でもつくれば
そんなさみしいことなんで言うの
真夏の葬式
カフェオレと犬
もっと切なくなるといい
馬鹿が泣いているときにするためのキス

たとえばきみがわたしじゃない誰かに髪を切ってもらったような日おもうこと

きみへのご飯を
「おやすみ」を
親愛を
自転車の補助輪や仮縫いの糸みたいに
いつか俺まるごといらないって言われたらどうしよう

愛してるよっておまえが言うから


冬天に墓碑〜2014winter

春を待つ人

夜汽車とオリオン
もったいないな
地平線の殴打
センチメンタルキャラメルポワール
あの子の日曜日
携帯電話はここにある
ミッドナイト・フライト
水底に沈む星
グレーを千切る
孤独なきみの海はいま
tremolo
感情に出口はない
おれのことで困って
俺のせいかよ
コートと隙間風
夜が静かだなんて誰が言った
ひとりでは
消せないメールは数十件
ムーンライトシロップ
寒がりは得だ
にわか雨のやすらか
愚か者に雨
わたしの絵画は永遠に幸福
映画とおいてけぼり
たとえば消しゴムに奴の名前を書くようなこと
裏切りの手触り
あの日のきみの映像をもう何遍も瞼の裏で
水飴のマーチ
ゆかないでおくれよ
去年のカレンダーは印のつかないままゴミ箱に捨てた
あたしきみだけのヒーロー
もしもきみが怪獣になったら戦ってあげよう
ロード・ムービー
微笑みと散り様

初詣の帰り、きみは「いいよ」とつぶやいた。真っ白な吐息がぼくらの表面を撫でていく。肉まんとココアの入ったビニール袋が、歩くたびにがさがさと鳴った。薄暗い街並みを舐めるように、朝日が襟足を伸ばしていく。静かに振り返ったきみの、まるく照らされた頬に触れたいと思った。

MADE ME STARE
明日だっていつか過去になるんだよ
笑笑にて
眠りの森の腹出し男
もろびと去りて
夜明けに走る
走れまだ世界は終わらない
クライマックス・ジュピタ
立つ氷上
mocomoco
窓辺の宝石
ペリドットは手癖が悪い
前頭葉とらくだ
まほらの種
欲しがれよ
アラーム・ド・オペラ
閉じた海に墓標
お前のそうゆうとこがさあ
二度と戻らず響いた汽笛
スナッフビデオの裏事情
眼窩の自惚れ
さびしい友達
惑星の町
わたし迷わないから
真冬の向日葵をきみと見たい
かがやくチョコレート
浸透圧
なまえをつけるのは難しいから、ただの二人でご飯を食べよう
男の子と友達
ヒーローショーはきみのもの
救世主には俺がなる
まなざしは理解より深い
恋と呪う
ただしいだけの数千年
石畳と苺
どうしてすぐ言うこと聞くの

俺はさあお前の特別なんかじゃなくって一番になりたかったんだよ お前の中の全部の一番

何にも負けない何よりも大切でほかに並ぶもののない唯一がよかったんだよ何よりも優先して欲しかったんだよ俺だけあればいらないって思って欲しかったんだ失くしたくないとかじゃなくて。ごめんな

薄墨の天蓋
ひとことで傷つく
缶コーヒーの攻防戦
あなたの部屋に埃が積もるのが許せない
どうしたってゆるせない
茨の君
ガリレオの手記
神様はきっと歓迎しない
なみだも燃える
百舌と不誠実
おとなになるまで早送り
星のなる枝
カーテンとさよなら
蝉と一緒にどこかへ行ったきみは雪虫と一緒に帰ってきた、知らない温度を隣に連れて
ごうごうと熱い涙の炭酸
舌を焼くレモン
わたし泣いたら困るでしょ
裏切られてもいいなんて嘘
そんなの愛じゃない
居眠りと帰郷
きみのパスケースの色を覚えてしまった
午前3時はまだ遠い
ゆくとしくるとし
誠意とフランネル
そちらの天気はいかがですか
負け犬の演説
あたしあなたの傘になりたい
同じ夜を繰り返す
いとしさで軋む世界
肋の骨のほんの僅かが痛むだけ
dorothy
栄誉ある雪の王
あたしのなかで泣いてる子供をちゃんと見てよ
撫でてくれたら顔も上げるよ
ラッキーカラーの由縁
怖がり屋の彗星

冬を齧る人

頭のなかに新品の日記を用意して、ぱらりと一枚、まだ真っ白なページをめくる。罫線に今日の日付と天気を書いて、一行目はこうだ。「アイツと恋人になりました。」…恥ずかしさで死にたい。


かつて王国は2人〜5・7・5・7・7

「もうおらん」ただいまデータの書き換え中いつもおんなじエラーが出ます
「まだいいよ」笑ってあんたの首に掛くダイヤモンドとおんなじ強度
「しるもんか」きみの手札は幾百億ジョーカーひとつも混ぜてやらない
「だいじょうぶ」ぜんぶいらない頬にある髪のつめたさだけが正義だ
「あんしんさ」ほんとのことはひとつもない今つないでる手だけが神様

ともだちを撃てるからもう大丈夫あたしのとなりにいなくていいよ
いいことでしょうあの国はきみひとりいないところでへいきのへいちゃら

「おれのいらない世界で生きてよ」今更さ それでもふたりでいる意味わかる?

嫌悪の残量
悪食と鳩


きみの名前が好きなんだと何万回でも言っていたい
東京都内のシャンゼリゼ
ともだち検定準2級
微かひかる
レシピと鯨
きみは前だけ向いてなよ
銀色は愛に似ている
さらばモンスター
体もくれてやる
犬小屋は夜開く
please STAY GOLD
あたらしいみずいろ
牙のひとつもない獣
熱とナイトプール
観覧車に罪はない
いつまで
勝手に泣かないで
ときどき泣いてるよ
ライティング・グレー
あたしの薬指をえいえんにあげよう
手を
いつかはちゃんと忘れるよ

あのさあ

お前がいなくなっても部屋中の荷物を捨てても写真を燃やしてもSNS全部ブロックしても
それでおまえを忘れるわけじゃねえだろよ

あなたを好きで何が悪い
夜駆けの獣
ぼくじゃパールになれない
熱とLAMY
ビーラブド・ディーラー
犬の愛で方
つやめく白鍵
錆びたレディ
たかがソテー
去るための
わるくして
きみの傘は黒いから大丈夫
おれがあんたならよかった
この部屋のなかであなたのこといつまでも大嫌いでいる
FORMAL FOR LOVING YOU
夜と一万回の瞬き
なにもわるいことないのよ
愛の銀行
バンク・オブ・ラブ
いちばんずるい

あんたと百年傷つかない戦争
セックスしかできない人
可愛げな監獄
からだの標本
眠らないでいる
ぼくとランデブー
思考のための屋根裏
ガードレールと或る2人
砕けていよう
きみの隣人に光あれ
やさしいひとのためのバス停
憎しみなら
かなしいつらいさみしいこわい・あんたのそれを食べてあげたい
good night coming
忘れる気はそもそもなかった
純情の不純
知ってるよ
しらねえよ馬鹿
馬鹿じゃねえよ馬鹿
それはさよならだ
寂しい銃弾
ロングウェイ・トゥー・ユー
夜も縋らん/YOMOSUGARA
うそもくれん
愛を片手に歌う馬鹿

たかがおれのキスひとつで泣く大人

ベッドルームは最高にロックだ
泣けば分かる
ふたしかの入江
瓶底にひとつだけ残した
さよなら昨日のレモン・ビール
今夜きみを撃つ
クーラーと日向夏
けだもの図鑑
寄り道しないで帰りましょう
モーニング・ドーナツ
三つ編み代行
かなしい魔法などさせないよ
大事にありたい
かつて海の見える坂道
雨の城中
ひとりはさびしい ふたりはせつない
あんたどっちがいい
放し飼いとネオン
白がいちばん瞳にのこる
だめにしてほしい

正義の二人
仕方がないというさかな
わたしがあなたをえいえん好きだとおもったら大間違いだ
大人の猫
きみと沈むならどの海に
病めるまなつの暗い部屋
みちたりた化身
花の降るスクリーン
星の待つスーパー
かえれなくなっちゃったね
遊泳するオニキスの先
いやだやだ
少年近影
そうすればもうどうしようもなくわたしだけがあなたのいちばん
金星と呪文
メロン・ド・ショコラ
真夏なら簡単
わたしたちの条約を守る
雑踏のシンデレラ
よこしまの朝
死にたいくらい孤独の眩暈

「ずっと大事になくさないように傷も付けないように持ってなきゃならないなんてめんどうだ」
けれどそんな面倒さを愛してもいるのだ
いくじなしたちの庭
愛と恐竜
それからのキス

おまえが好きとかそんなふうなこと言うたび

あたしを怖くするのはあなた
誰にも負けない名前
DEMOSUKI
雨が晴れたらきみは来ない
すきとかいうつもりは
愛もきちんとダイエット
リ・デザイン・ユー
眠らないでいる
ぼくとランデブー
思考のための屋根裏
つまらないことで喧嘩してばかり
つまらないことで愛されたいの
日曜日のきみと洗濯機
からだの標本
全部やるから全部もらって
セックスしかできない人
目玉焼きだけは上手なあなたに
どこにもない天国
欲を言えばの話
トルソーと花売り
きみの瞳で育った芽

夜空にばら撒く
きみへの不純も友情の日々も
恋と鮫
ラブソングも歌えない
赤薔薇の葬式
レモネードと条約
愛ならすぐ乾く
きみがひどく傷ついた目をするのを
COZY
模範的な祝日
ぼくはきみを連れ去る
降伏せよ世界は開かれている
きみは幸せになるしかないんだよ
ドラマチック・イエロー
北極星の口説き方
だっておまえが泣くかもしれん
濃縮還元100%
あたまの悪い話がしたい
博愛の雨

おれしかいないと泣いてくれ

あんたが好きでどうしようもないって話をしたい、今すぐ

豪雨と焼き肉
ハウ・トゥー・ダッシュ
えっ付き合う方に考えてた
夜汽車の森
ためらう星のベランダ
i love you as a friend
愛にまみれた花束でぶん殴るように喧嘩をしてる
あの日覚えた星の名前は
花と鱗
おまえの墓ならもう幾百
chica/少女
chico/少年
あのひとはね
親指の呪い
かかとはずっと高価
世界のすべてはあなたに向かう
キスで革命
猫の声音できみを呼ぶ
ゆるすこと
答えはきみと同じでいい

プレイバック・シスタ
適切な忘れ方
わたし騙されるの上手くなれたでしょう
春の抜け殻
elsa
一生分のまくらを共に
恋のラストノート
真冬の明け方、ひっそりと庭に霜の降るように、重たい土すら持ち上げそうだ
ぼくだけ泣いてる
雨中の煙草
この世のいちばん高いところから
夜明けは待たない
いずれも過去
花と罵倒
きみに興味なんていっこもない
愛しくても平気よ
月の背中
わたしの嘘はどこへもゆけない
嘘も許す理由
you deserve better

突け曇天の雪
あしたの朝御飯
昨日あなたと食べた星
その目を失くすな
蜂蜜とウォッカ
いつか返さなければならないものについて

ライク・ナッシング・エルス
スクリーム・ライク・ナッシング
ライク・ナッシング・ハプンド

おれはお前みたいに笑って「さよなら」なんて言えないよ、絶対

めんどうくさい男たち
涙を使え
うつくしい心臓
待ち人はこなかった
in none
噂のエスプレッソ
きみの癖
恋人みたいにさめざめしよう
キミドリ
喉よりの発露
もしも雨の中に
新星のグッド・ボーイ
おれに全部つっこんで
芽ぐんだ遺体
all that we seem
恋とトマトジュース
ここで眠る準備
死ぬまで踊る呪い
セロハンの夜
花吐き
あなたがものを食べるのを見るのが好きだった

夜の鳴る街
BE MY HERO
傷ついてごめんね
マイン
恋人の城
いつかまなざしの海
悪食の勲章
おわりの呪文はきちんと唱えて出てってね
いらなくなるまで側に置いてね
迷わぬ右腕
あなたの蜜
夢中で悪いか
お砂糖と卵
知らねえよそうゆうとこだよ
ウララ
分限者の条件
きらきら星
毛布とランプと酒と夜
あんたの中にきちんと沈むまで待つよ
楽園はここにある

きみの心臓の隣に住みたい
404 error
会心の一撃
そりゃあどうしたって好きだよ
不撓のフィラメント
ひどくしてね
臆病と爛漫
QandA
恋人のレプリカント
恋は売り切りです
恋は世界を変える
じゃあなんだったらよかったの

あたしがこんなに悲しくたって世界が滅んじゃえばいいと思ったとしたってちゃんと電車は時間通りにくるしあの子のお団子は今日も完璧な後れ毛ごと可愛らしいのだ

安全なラブソング
NISEMONO
涙声の哲学
あなたはかわいい
旧市街の雨垂れ〜前奏曲変ニ長調Op.28-15
信じてくれ
ここにいるんで
悪名のモンスター
めいいっぱいの弔辞
金平糖の精のおどり
おまえの詭弁のぬくみが一等
君の夜はどうしてか短い
アーモンドと標本
夜の婚礼
本当のことはマフラーの下
あなたとあたしのさみしい夜をいくら足したって2にはならない道理なんだ
水煙草とネガ
はつこい
おまえになんか治せない
星飼いの図鑑

今どこ
ずっと泣いててほしい
あの子の涙は今の俺でも止められないの
flamingo
きみの胸が痛めばいい
母の匂いは永遠の呪い
アデュー・アデュー
手足をふるって明るくゆこう
モノローグのない小説
水曜日のねごと
たぬきの女
憎んでくれたら幸せだ
アパートの海賊
何が不安か知らないが
沼に沈まないと掴めない種類
きみと暗闇
俺を好きになる余地をくれ
メレンゲのリュック
右眼の熱はどこへも行かない
左眼の水をいつも拭ってくれたあの指先は今頃あの子のためにとろとろの焼き豚をこしらえている

こころ強い
sumica
棲家
セックスするために呼んだんじゃない
屋根裏の死海

家族も仲間も親友も恋人も片思いもライバルも悪友も好きも嫌いも、あなたの位置付ける立ち位置がぜんぶほしい、ぜんぶのカテゴリーの一番に、ゆいいつになりたい、あなたとすべての関係性を、わたしだけがこの手のひらいっぱいにキラキラさせて持ってたい、そういう欲張り


車中にて〜電車テーマ縛り即興

階段先のベンチで待ってる

まもなく終点です
お忘れ物のないようご注意ください
ラブ線あなた行き

芽吹くトンネル
ひとつっ飛ばしの席の間には可愛いゴーストが座るんだってさ
電光石火の景色に添えて
KIOSK FOR A SAVING
水曜日の待合室
6番ホームの三浦くん
銀河の町
グッド・リーズン・フォー・テイキング・ア・リーブ
白髪の王子と薔薇の花束

ごめん今電車だから切るね本当だよ
涙声とガタンゴトン

きりん機関室より愛をこめて
終日禁煙
スミっこ争奪じゃんけんぱー
四方八方きみ塞がり
スカート丈と透明傘
「揺れたんだよ」で一蹴
ぼくらの方舟へ
息の薄い場所

こんなところまで来ちゃったのはさ
PLZ特急券
深夜ステーション南口
『ドアが閉まります』
駆け込み乗車はおやめください
ダッシュと警笛
根の張ったおしりと極めて暖められたふくらはぎについて
各停の日々
いつかの遅延証明書
身投げはあちらの車庫からどうぞ

〈8:15発2両目の網棚〉

今日からここは無人の改札
ヘッドフォンと野菜のスープ
海岸線飛び乗ってきみの街まで
おこさま相談室
片道切符
ねこと車掌
健全な敬礼だね
シャツの折り目の皺の色

居眠りの魔法
贅沢なピロウ
あなたの肩も悪くない

浅瀬をゆく
海底列車は秒速2ミリ
水草の揺れるシャーベット・シート
貝殻の発車ボタン
水槽のわたしたち

どちらまででもお乗せします
点字ブロックのプラネタリウム
まるい午後
拾得物のさきゆき
ヤクルトと編集者

切符を拝見いたします
乗せられないな?
才能チケット
そうかいなら天板に上って先頭まで走るよ


東京もアメリカも宇宙も同じだよ君はいないさ一人で行くさ〜5・7・5・7・7

かなしみもこいもなみだもわかんない数式さらさら解けるばっかり
屋上の扉が開かないなんてこと知ってるいつかいらなくなるのも
泣いたらさ戻ってやろうと思ってた雨の下駄箱耳をこらして
なんでキスしないのなんで抱きしめないのそうしていいのはきみだけなのに

噛んだっていいよ走って飛びつくよ好きだよなんて言えたらいいけど
研ぎ澄ますまつげの上の幾星霜あなた以外に落ちないマスカラ
地球儀を回した爪先海に降るそのまま青く染まらぬあなた
夕闇に溶ける背 半径三日月の孤独 好きと思った声も出せずに
こわがりのおまえの毛布に伸ばすだけ明日もこうして握って終わる


傷みの早い天国
すべては今日起こる
巧まざる地獄
スロウ・ワルツ
頬杖と今更
そういえば抱きしめられたかった
少年ジャンプとダブルのスーツ
どうしようもない海
救命胴衣は全てを弾く
それなりの不時着
愛と吊革
メール一本足らなかったせいかな
生前の展覧会
泣いた?何度か。
だめな友人
朝の魚は塩が一番
あなたにとってのあたしなんて別にいっこも知るべきことじゃあなくて、ただただあなたが大切なのだ
寝台特急
うんとかすんとか好きとか言って

平成ピアノマン
あんた以外に飼われやしない
あんたの他にどう言われようと厭わない
真夜中の向日葵畑
なまえのないキッチン
冥府のスープでとろとろ煮込む
たった一度のキスで気が済むくらいに思ってくれて構いません
フェルマータに書き換える
孤独の宿命
まいにち違う生き物の顔でわたしはあなたの前に立つ
脇役曰く
ポップコーンの幽霊
映画の国
チケットカウンターの裏事情
青光りの速さで追いかける
ただしい答えなどさして無い
スピードスターの独白
不思議にうつくしい私の奈落
8年の対価
ランドセルの頃から革鞄のいつか

西瓜の種は苦い
グレープフルーツと理解できない生クリーム
惨劇のケーキ・ショップ
あなたより大事なものが欲しい
絶えて久しい
キッチンドランカーと愛ある換気扇
悼む月
サムシング・カミング
愛しちゃあげないよ
こころんなかでずうっと名前を呼ぶ練習
今日は無口な仕様です

ぼくがきみを好きだったとして
それで
それだけで
どこまでいけるっていうんですか

あいとにくしみのおかゆ
理科室の深海
にどと戻らぬものらへの賛歌
語らずの人
あたしの本気に謝って
座布団とワイン
海は寝返りを待っている
つがいの餌
愛した人のクドリャフカ
上手に損なう
アイ・ライク・ユア・トリック
犬科と猫科
いっかいくらい人生棒に振ってもいいよ

きみが下着を置いていった日
自分用のマグカップを持ってきた日
二人掛けのソファを買った日
夏祭りの亀に名前をつけた日
なにをするでもなく眠っただけの日
趣味じゃないチューハイを冷蔵庫に入れた日
きみを出迎えておかえりと言った日
この部屋をふたりのものにすることを決めた日
背水で臨む陣

怖かないよ
すごいことだよ
ごらんほら捕まってて

恋は脱いできました
あらすじにない台詞を吐いてきみの目を見る揺らすぼくはここで息を接ぎ
愛してワルツの三拍子
とんだくそったれを好きになったもんだ
孤独を売るファストフード
アイラビュ
ラブユ
知っている、あれは人を恋う目だ
おやすみリップノイズ
後戻りの日々
せかいはどうにもうつくしいので
覚束ない指先のフーガ
ねこふんじゃったで会いましょう
逃げ道断ち切って恋と生きる
そうゆうとこ嫌い
麦茶と換気扇
「冷やし中華はじめる?」
「はじめるー!」
あなたと苺とちいさいいきもの
馬には蹴られたくなかったので
ごめんね可愛いわたし

口から先に生まれてきたあんたがなんにも言わないでぎゅうってしてくるからさあ、ああもうだめだって思ったんだよ

蜜と銃声
なみだを堪える瞼のしたたか
大乱闘ワタナベブラザーズ
あなたの眉間の皺ぐらい、人差し指で伸ばせるからね
箱入りアイス争奪戦

君が僕とさよならをして
ぎゅうぎゅうの終電に飛び乗ったころ
すこし長いメールを書こう
うらみつらみと
すこしの謝罪と
この気持ちのほんのいくばくかを
とても全部は言葉にできないけれど
それでも


深追いの顛末
鬼さんこちらへナイフとフォーク
ロスタイムと地平線
あなたのための救世主
かくれたっていいよ見つけたあげるよそうしてあなたが安心するなら
名誉の少年
ハイヒールじゃあ走れない
うつくしい駆け引き

ぼくらのグレープフルーツ革命
君にかかれば千切った紙も星の屑
よい夢見れた?
シーツの本音
あんたの唾液があたしのバク
ドアの覗き穴ってけっこうよく見えるんだよ
おうちのお鍋を火にかけて
簡易ビタミン

否認で守るよ
壁上よりの献花
あれはおそらく幸福だった
宛先不明
夜のゲートで待っている
炭酸水のハッピーエンド
Stabat Mater
あたしを活かす
糧になるものは全部きちんと食べてきたよ
欠けてる自覚はいらなかった

うさぎにできる?
朝陽に燃える横顔は
天使の弓矢で芯まで貫く
蜜がなくてもゆるしてよ
湿気った部屋と最後の晩餐
アフター・グロウ・コンポート
例えば風邪の日のすりおろし林檎と蜂蜜だとかそういうの、言葉よりよっぽど雄弁だと思うのだよ

うみを返せ
不毛の慈悲をどうもありがとう
愛した人は傘の下
濾過と夜遊び
わたしの痛みは全部ちゃあんと溶かしてあるよ
深海のねごと
爪の先のレイニー・タウン
やましい雨中
夜更けの浴槽
どうにもならないお願いだ

ミニ・スカートの花嫁
ひみつの悪党
ブラックシープの愛し方
ぜえんぶ俺のせいにしてくれね
遠雷と遺品
栄えある惑星の祈り
内証だよ、あれは全然わかっちゃいないんだ
ワンルームの方舟
気づくのだけを待っていた

CHEESE CAKE MEANING
飴玉ひとつ絶対王政
砂糖菓子とパンジー
雪面にハッピーバースデイなんて書いて苺と蝋燭をぽつぽつ立てる、これは地球でいちばん大きなケーキ
宇宙のオーヴン
人にもらったもの食べちゃダメって教わらなかった?

シャワー室よりの征戦
泣いて見せろよ
嵐のあとの新品の庭
ベッドの下、それとも箪笥の中
話はおしまい
針一本でパーンって
その顔が見たかった
名前を呼びたいと思ったのですが、あまりにきみの腕の力が強いので、黙って息だけおこないました

骸骨のうなじに光る粒
夜明け前のつめたい月はきみの巣立ちを見ただろうか
かなしい真昼のあめ降らし
平穏のクロワッサン
FEEDING YOU
ディナーと金曜日
金平糖の生る丘に
ざあと散りばめたひとつの名前
癒えない夜/言えない夜

うわスキ
泣くなよ可愛い
帰っちゃうの?
じゃあ一生解かないで
俺がえっちだとダメ?
あんたの子供抱いてやりたい
嫌っちゃうよ
どうせ俺な癖に
許されると思ってるだろその通りだよクソヤロウ
好きにしてほしい

キラーウインクボルドー
化けの皮
お泊まりにクレンジングを持ってかなきゃいけないのはきみの家くらいだよ
猫目のチーク・オペラ
深海アイライン1ミリの戦争
THE PRINCESS IN THE Bldg.
こどものルージュ
シャネルの苺

永遠の六等星
自棄も半端も全部全部をここにくれ
飲み込む濁声
手は繋がないことにした
星煙の対岸
見苦しくしないし手間もかけさせないし、長くはかからんだろうから、いいでしょ俺を看取ってよ
太陽をぐるぐるする地球をぐるぐるする月と夜


ハローきみの火の粉になる
泣かないためさ悪魔
これちゃんと愛せておりますかね
チープでヒップなイタリアン
愛は地上じゃ生きられない
船に乗って生きてきたい
ヤッホー・ビューティフル
かわいげない
馬鹿にしてんのか
すきなものはすきだしアンタのすきなものはぜんぶ大事おれの言うすきってそういうことよ

あのひとにとっておれは
きっと仕舞いそびれたおもちゃのようなものなのだ
ほかよりすこしはおきにいりで
狭い箱にごちゃ混ぜに入れたくはなくて
でもどうしてか触れられずに
夜更けまで放置するような
艶やかな夜の部屋のすみから
気まぐれに遠目するような

人生なんか多少おろそかにしたってどうにもなんねえよ
きっとわけないさ
置いてったのはそっちでしょ
お前とか超どうでもいい、嘘やっぱどう考えてもお前がいい
食って寝りゃ大抵のことはなんとかなってんだよ、ほら、あたたかくしておやすみ
ご飯が美味しく食べられたならその日はもう大丈夫
カレーのはなし
料理上手なカミさんもらってしゃーわせです
それはこないだ中華つくったときに言って欲しかった

「あ、春巻きうまかったよ」
「帆立のやつ?」
「ん。……や、あれもうまかったんだけどさあ……」
「何だよ」
「んーナイショ」

星と鍋焼きうどん
すきって言ったらどうなるかなあ
コンビニおにぎりですけれども、梅・ツナ・鮭と揃っております、どうか元気をお出しください
彼の食べる姿はうつくしい
おれだけにきらきらしてくれればいいのに
小洒落たレストランなんかより、匂いの染みついたラーメン屋がいい
葱と餃子とプロポーズ
カジュアル自殺
実のある台所事情
サマータイム・バケーション・ゴースト
鳴き声によくよく注意しておくこと
鳥獣飼いの基本
やわらかくないこの足は、きみに飛んでいくようにできている

都会にも星は降る
トーキョー・プラネタリウム
濃紺を煮詰めて艶を刷く
ミカヅキのタルトと真夏のソース
金の星のアラザン
瓶詰の夜のジャム
なまぬるい夜更け
何億光年先のきみの頭のなか
Mr.Black Hole
この皮膚の隔たりも飲み込んじゃってよ
最北に輝く星のように、きみの瞳ひとつ頼りにして
ベランダと枝豆で考える
遠い星の名前のビール

おれもあいつも まだまだガキなのはわかってんだけど あの頃よりはやっぱオトナになったかなーとは思ってて たぶん二人とも 出来ることもやりたいことも増えて いろいろ でも やんなきゃなんないこともずっと増えて お互いできることの役割分担とか 干渉の加減とか どんだけ喧嘩してても忙しくても 飯は一緒に食うとか そういう上手いやり方はちゃんと覚えた たとえば生活の齟齬みたいな そんなんはもうなんもないのに ……なんもなくて 漠然と 不安

わかんねえわかんねえって唸っては繋ぐ手
全部わかっちゃったらつまんないでしょうが
「願い事でもすれば叶うかな」「自力でやれバーカ」
東京の夜は汚い
星なんかいっこも見えないと思ってたんだよ
きみの目も意図も些細な歩み寄りも
見ようとすりゃあ意外と見えるもんですね

背は夜を泳ぐ
どこか日の昇る風景に似ている
夜を厭うすべてにやさしい

craft
青春のよろこび
トークアバウトユー
すきなんてことばで簡単にしないで
あしらわんで
もっとほかにいい言い方もやり方もあっただろうにってきっとあと十年もしたらきみは笑う
think alone/深化論
sink a rondo
お祭り冷凍保存
なんではたいたの今?
さみしさのコンビニエンスストア
毎週火曜日おさかな特売
みんなひとりのスーパーマーケット
合わせてチャンネル
カチ・カチ・カチ
お隣の周波数
電波ジャック・ハートスピン
だめかな
わたしはわりと幸せなんだけど
まあべつにいいけどね何でも。

ふたり慣れて飽きてどうでもよくなってそうしていつかさよならするまで
恋の持ち物
いっせーの ちゅっ
ダメじゃなくなる日なんてきっと来ないし、さみしさでしにそうになる朝は何度だって訪れる。玉ねぎの皮を剥くように、傷をつけ合って暮らしたい。
tapir
実際問題精一杯
へー。そうなの。なるほど。おれ帰る。
自由業メッセンジャー
きみは僕のともだち
「考えてたの?」「考えてねーとでもおもってたの?」
3秒やるから早くちゅうして
全部ふたりで選ぶのよ
ラブの大群
愛情には幾分遠い
ゴーストランドの丘の上
呆れるほど馬鹿なきみもどうしようもないぼくも簡単に言えるたった二文字
いとしいあなた、この愛ちゃんと棺まで持っていってね
名知らぬ子
ミラーボールの葬送
遺骨は花と濡らさずに
あんたの冗談なんていっこもおもしろくないし、もうあと3時間も寝れないし、俺はこんなに泣いてるのに、いま目を開けたらあんたは笑ってんだろうなあ ね

陶器屋さんのカフェラッテ
あなたの名前はどこにもない
二番目に好きな彼のこと
よけいなカンジョーつけさせてどうする気
世の中のいいとか悪いとか全部きみが言うからさ
おれの基準なんてぜんぶアンタなんだけどさ
花実にならない植物園

▽ 未送信メール:21件

『今日ひま』
『おれ憲法のテキストお前んちに置きっぱかもしれな』
『おれなんかした』
『拗ねてんの?』
『今晩ハンバーグつくるけどおまえ』
『高野が明日のシフト』
『怒ってたり』
『めんどくせえ』
『ツタヤのかーど』
『なんなの』
『会いたい』
『はやく』 
 ・
 ・
 ・

「ごめんね」
「ゆるさん」

〜仲違いなど何万回

「お前なんか嫌いだ」「俺だって嫌いだ」「俺のがずっとずっと嫌いだ」

殴ったわけでも殴られたわけでもなかったのに、やたら目の前が真っ赤になって、そこらじゅう全部熱くて軋んで痛かった。泣かすなんて言った俺の方が泣きそうだった。耳の中がわんわん鳴って焼けついた胸が悲鳴をあげて、ばくばくうるさく脈を打って、生まれて初めて喉を枯らした。どのくらいそうしていたのかも分からない。馬鹿みたいだった。死んじまえばいいと思った。俺もあいつも。

図星と化粧水
ゆるやかに枯渇してゆく
オマエなんかどうにでもできるんだよ
どうにだってなるよおれは

なあ、でもしてないだろ。そうじゃない。できないわけじゃない。そうじゃないんだ。

幼い意地だけでかろうじて
か細いそれをずっと握って
繋がりきれないこの糸を
なんでまたおまえのことなんかでこの俺が

とか思ったらちょっと笑えた。

恋するわたしの途方もない記憶力(あなた限定)
いつもの呪文がきかないの
大嘘つきのハンバーグ
きみの匂いが染みとおって部屋中するする音を立てる
起きろよ
ぼくときみの普通
笑わないでください!!
わらわないでよお
アパート更新時期の一悶着
家賃はんぶん払ってください
もうちょっとロマンチックに言ってよ
夜に紛れる背中のまるみ

いつかなくなる暮らしの顛末

たとえばそれはおれやおまえ自身だとか、2人でいるこの部屋だとか、見た目のわりに食べられる料理だとか、腕に這わせる指先の迷いのなさだとか、いつまで経っても直らない散らかし癖だとか
そんなことじゃないよ
そういういろいろのもっと奥にあるような、全部が全部そこから生まれてくるみたいな、このうすい皮膚の下、ずっと内側にある不確かななにかだ

いつか離れる日は来るということ
なんとなく別れても
ゆく道が違っても
お互いでない人を好きになっても
家庭のジジョーでも
不治の病でも
生きようが死のうが
離れても忘れないということ
お医者様でも草津の湯でも
処方箋と一億万日
よろこびなど一瞬
誰もがかかった世界の呪い

愛しいあいつが帰ってきたら

いつもみたいに偉そうに怒鳴りつけてやろう、全然ちょっとなんかじゃねえじゃんって、めちゃくちゃ待ったっつーのって、うるさく理不尽にまくしたてて、それから力任せに思いっきり抱き着いてやるんだ。きっとあの馬鹿はいやまだ夕方だし、とか言いながら、ちゃんと慌ててこの背を撫でてくれるから。それから「ごめん」なんてまるでなんの脈絡も意図もないみたいな声音で謝るんだ、そうしたら言える、「俺もごめん」。ごめん。

だからこれからも今まで何度だってやってきたやりとり
飯がないとか帰りが遅いとかトイレの電池がないとかシャワーが不調だとか
ポカリとアクエリどっちがうまいかとか
どうでもいい日々事ばかり、呆れるくらい単純に繰り返して

不機嫌にかこつけた小狡い謝罪さえ
背中を撫ぜるひとかけの温度さえ
きみの掌ひとつぶん
それだけでまだ生きていける


〜仲直りだってお手の物

ほんのすこし強張った「ただいま」
目も当てられないわたしの「おかえり」

ほんとうはきみの
面倒くさそうにおかえりって言う声の温度とか、吸いつくみたいにまとわりつくくちびる、快活に眉をあげて笑う癖、眠いときぶらぶらと片足を揺らす仕草、俺とおなじシャンプーの匂いのする髪、そんなものだけで
泣けるしせつないしいくらでも死ねるよ

いっそ誰かにあげちゃうよ
●してくれたっていいのよ
どきどきいっちゃう
帰りを待つ人がいるということ
なまえもしらない曲のこと
JAZZ
わたしを待つ2階の明かり
慣れない
だからいつまでも終わりを考える

おれの、きみの、どちらかの
情の深いおひと
のばした小指の先ほども
猶予なく待っているかもしれない御挨拶
ぜったいに嫌わない?
絶対なんてないよ
ただいまの代わりに言わなきゃならなくなることば
糸きり鋏と長い指
きみはきっとこの家を出ていく

そうしたら

この部屋のあたたかさもなくなって、だけどそれだって俺たちのすがたに変わりはなくて、きみの作る味はすこししょっぱいけど優しいままで、俺じゃない誰かにからめる指はまっすぐなままで、クローゼットの中はなにがなんだかわからないくらいごちゃごちゃしたまま

そういう当たり前の、それだけのことがすごく

穏やかな喪失
よるべない糸がほつれて擦り減っていくように、諦めとも納得ともつかないような不揃いな重りがすこしずつ溜まって、あたりは足踏みもできないほど
散らかるばかりのストロング・ゼロ
ままよとばかりに申します
※デフォルト
あたしの特攻隊長
脳の髄からあなたに向いてる
撤退以外の命をください

どうでもいいときはいくらだって飛び出していくの
軽口も揶揄もいくらだって言えるの
ミルクケーキの雨
だいじなときほどいつもどこかでつっかえて
いつかするんと言える日がくるから
待つのは得意だきみのおかげで
ハート貫いて溢れたら
驚くほどきちんとした響きになれるよ
しようのないキッチン
お鼻も踵も高いです
かっさらって野菜生活
鶯と不如帰
ああもう散々いろいろ言ってやろうと思ってたのに全部忘れた
だってさあばかなんだもんお前
センチメンタルショコラオランジュ
貝殻の偏差値
どうしようもなく愛しい喉のわななき

どんなにみっともなく消耗して、擦り減った糸が途切れてしまったって
きみの右手とぼくの右手で何度だって結び直して
ちょっと不恰好になるかもしれないけれど
たとえどうにもならないくらい絡まってしまったって、離れることはないのだから、それはそれで

「で、なにがあったわけ?」
「や、俺ってけっこう愛されてるかもしんないってゆう話」
「はあ?」

俺はお前がすきです、お前も俺がすきです
どうよめちゃくちゃ単純じゃね?
水瓶座のラングドシャ
きみのねごとで充分だ

好き?って聞かれたら好きだと思うし、嫌い?って聞かれたらそんなことねえよって思う。ようはそういうことなんだよ。ばかみたいにシンプルで、あほみたいにまっすぐだ。こんな簡単なこと、おまえならとっくにわかってたはずだろう?


なみだのおくやまけふこえて
恋してベルギー
おいしく飲みます
salad
やさしさ証明書
揚げたての夜
リコッタチーズの朝
夏獣が二匹
cazyu/花獣
この人が好きだと言いふらしたい
あたしのいちばんに関する自慢
猫のウェットティッシュ
いつか誰も知らないような
うまれたてのそれを育てるのはきっとお前だ
正義のマカロニ
いつからか恋しい眼
海のなまえも知らない先生へ
ぼくのオトコノコ

メリー・クリスマス・ファミチキ
おれの前でしか泣くなよ
お前のこといじめていいのは俺だけ
お舐めじゃねーぞ
こんなにも惨めにさせるのはあんただけ
友達のなかではいちばんに好きだよ
あいとよぶ
夜半のゼラチン
うるさいな今日なんか普通の祝日だしキネンビなんてその日すぎたら何の意味もないしその日だからって意味あるかってったらないしだいちお誕生日どうこうなんて年じゃないんだよもう
パレエドの数字
面倒は好かんのとちゃうかったん
まじめなクレッシェンド
自由で賢くてお金持ちでなんだって一人でへいちゃらなのだと思っていた。おとなは。
エンディング・ユウ
勝手にさみしくなってるだけです、どうぞ浮気者はお引き取りください
もうぜったいに触らしてやんない!
擬似餌にだってひっかかる
あなたの愛の消耗品
入れ食い御免
しあわせに思ってたのわたしだけだったんだね

誰が好きだと言ったわけ
ビーカー・オブ・ブラックコーヒー
姉の尊厳
うつくしい恋の酸
南極ドーナツ製造法
まいにち恋をする
素晴らしき青春、きみのて、人生輝いてばっかりじゃ疲れちゃうよ
ネムノキ
ごめんより先に言うことがあるでしょ
卒業制作

このひととずうっと一緒にいるためには、恋なんてやめなければならないのだ。憧れはどこから恋になって、どこから愛になるのだろう。もっと油断して、許しあって、傲慢に、ほんのすこしだけ嘲って、かわいいなんて言葉で誤魔化して、いとおしい惰性でもって一生分のおれを甘やかして。

ガジュマルと獏
知らんぷりも疲れんですよ
さらばエトワール
破ってもいいの
指切りってものしてみたかった
あのね
俺ね、あんたが笑ったり、照れたり、怒ったり、は結構いつもだけど、あと泣いたり、そういうのもっと見たいの、あんたがいれば俺は無敵なの、ねえ、これってなんだと思う?
きみが誤魔化されたふりをして笑うたび、何かひとつわたしのこと諦めるたび
そういうふうに好きだよ
おれの特別になりたがってくれるの
大事なことはすべてのお風呂場
5年後10年後
それそんな顔で言うことじゃないでしょ
イイコちゃんの毛布
皮膚の底まで愛してほしい
どうかわたしに傷ついて
きみのいっとう好きなところは、二重の瞼の皺の影
ぼくにしか見えない

更沙の足に眠る星
やさしい愚かになりたい
夜閉症
きみを知らない部位から死んでゆく

全自動の約束
ねむたがってくれない
世界でいちばん正しい病
おわりまで消えないで
ひだりのポケットは空いたまま、寒いとすべりこむ指先も不在

もうずいぶん一緒にいるつもりのくせにまだまだ全然足りないところ
駄目な方へ悪い方へ
つい身を守る武器にしてしまう

性懲りもなく俺はいっこも悪いとこないよなんて顔で

朝起きて隣にいるのがうれしいとか、くだんないことで笑ってんのが心地いいとか、キスをしたらぎゅって抱きしめ返してくれんのが泣きそうにしあわせだとか、そういう気持ちも、ゆっくりと目減りしていって、なにかの罰ゲームみたいに生殺しのスロウスピードで、ちいさくちいさく、ちいさく、ちいさく、

いやだ

ちゅーしてちょーだい
踊ろう!世界が回るまで!
sharara
どうせ嫌いになります
・落ち込んだ日のビーフシチュー
きみとはたらく遠心力
- - - キリトレマセン - - -
にばんめ
未来より、治らない嘘へ
ワンオブゼムの科学者
豊かであれ
男の子って楽しい?
きみに花束
寝そべるカーテン
ぼくのぜんぶをきれいにまとめて海の底から贈ります
死にたい!ばか!ばか!
オーロラ食堂
世界を救う気はないか
なんにも探さなくていいよ
恋の悲鳴
アポロの裏で愛を呟く
殴って。蹴って。唾を吐いて。そうしてずうっとわたしを踏みにじっていて。
もう言わないから消しといて
シュレッダーガガガガ

あまやかしてほしい!
あまやかされるとあまやかしたくなるから、ただしくあまやかされて育った子はやさしいのだとおもう!

あまやかす=あまやかされる
甘えるしあわせと甘えられるしあわせ
独占するゆたかさと独占されるゆたかさ
置いてったのはそっちでしょ
都合よく寂しい

いい加減わたしもあたらしい場所をさがさないとならない!そだてないとならない!

まってて!


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