染岡半田吹雪風丸。
いつものように半田吹雪は染岡信者で風丸は円堂に盲目。
半「うっわ…染岡煙草くせー…」
染「うるせー半田」
半「…いや、ちょっとマジでないわー…」
染「別にそんな吸ってねーけどな」
半「1日10本?」
染「…もうちょっと多いな…」
半「はいアウトー」
染「アウトってなんだよ」
吹「ダメダメだね、染岡くん!」
染「吹雪どっからでてきた…」
吹「染岡くんが帰ってくると聞いて飛行場に泊まり込んでました!愛ゆえに!」
半「…なんだそれー」
吹「ホテル超豪華だった!お陰で迎えにくるのがおくれちゃった!」
染「思いっきり楽しんでるじゃねーか」
風「いやでもバイキングが美味しかったから長居しちゃうのはしかたない」
半「うわっ風丸…」
染「二人で泊まったのか?」
吹「男二人でツインなんてめずらしいですねー、ってにやにやされたよ」
風「金ないから仕方ないよな」
吹「ね、」
半「で、風丸は何しにきたの?」
風「円堂が次の飛行機で帰ってくるから…」
半「あ、そういやそうだっけ」
染「じゃ、俺そろそろバス時刻だから」
風「行かせねーよ」
染「はっ?」
風「円堂来るまで待ってろよなー」
染「いや俺つかれてんだけど」
風「うっせータバコくせーやつが言い訳すんなよ」
吹「…そうだね、ヘビースモーカーのくせに見苦しいよ」
半「スポーツ選手がタバコって心象最悪だよな」
染「お前ら…」
風「タバコの煙は周囲の人に害を与えます。喫煙者の発がん率は〜」
染「…わかったよ……待ってりゃいいんだろ」
吹「わーい!染岡くんが肺癌になったら僕の肺移植してあげるからね!」
半「ずるい!じゃあ右肺は俺のあげるからな!」
染「癌ってそういう病気だったか…」
吹「安心したらお腹すいちゃった!何か買ってくるね〜」
半「あ、俺もー」
風丸と染岡でちょっとだけ続き。
「でもよ、風丸…」
「なんだ?」
「もし円堂が喫煙者だったら、」
「は!?円堂がタバコ吸うわけないだろ?未だに苦いっていってジュースみたいな酎ハイしかのまないんだぞ!」
「もしって言ってるだろ」
「…で?」
「…お前さ、円堂がお前と居るときタバコ吸おうとして『あっ悪い、風丸嫌だよな』って言って少し残念そうに一度だしたタバコをまたしまおうとしたら、『全然気にしないから、吸っていいよ』ぐらい言うだろ?」
「…むしろ吸ってください、ってお願いするかも」
「末期だな…で、自分も同じタバコ吸おうとして吸えもしないのにタバコ箱買いして、」
「いっそ段ボールで買うくらいのレベルだな」
「『ごほっ…なんだこれまずい…』とか言いながらいつの間にかヘビースモーカーに」
「…う、それは嫌だなー。タバコ買うのはやめる。その代わりライター持ち歩く」
「キャバ嬢かよ…」
「肺くらい何個でもあげるけど、やっぱ円堂にはタバコ吸って欲しくないな…止める手伝いするよ」
「なんだかんだでお前真面目だよな」
「まあな」
吹「染岡くん!タバコ買おうとしたら年齢確認されちゃったよぉ…」
半「俺も吹雪も身分証明書もってなくて…買えなかった…」
「お前らそんなことしに行ってたのか…」