夏
◎スリザリン女子+ドラコ+夫妻
「セブルス、失礼しますよ。」
「・・・・・。」
「あら、みなさんおそろいで。」
「あ!先生!」
「こんにちは!」
「今日、とっても暑くて・・・。」
「なるほど、それでここに逃げ込んだわけですね。」
「・・・寮も他よりは涼しいだろうに、」
「まぁまぁ、そう言わず。」
教授、奥様の要請で調合しに出ていきます。
「でも珍しいメンツですわね。」
「私たちだけだと入れてくれなそうだったから。」
「ドラコに頼んだんです。」
「・・・ちょうど、課題で聞きたいことがあったからだ。」
「ふふ、そうでしたか。たしかに、ここは涼しいですものね。」
「スネイプ先生も、私たちには甘いから、」
「そうそう。」
「スリザリンの特権だな。」
「あ、でも先生にはもっと優しいんですか?」
「え?」
「だって、スネイプ先生ったら、」
「・・・先生が来たとたん機嫌が良くなったみたいで。」
「気のせいですよ。」
たぶん、皆さんがいる空間では仕事に集中できなくて困っていただけたと思います。
「帰ったか・・・。」
「お疲れ様です。」
「まったく、ここは避暑地ではないんだがね。」
「でも、確かにほかの地下牢教室より涼しいですわよ。」
「・・・・。」
「冷涼呪文、使ったんでしょう?」
「・・・チッ。」
「邪魔されたくないなら教えて差し上げたらどうです?」
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