クロム×マイユニ

「…おい、ヴェイク。こんな所で何をしている」

「うお?!…って何だ、クロムかよ」

「何だ、ではない!お前は一体何をやっているんだ…!」

「み、見りゃ分かるだろ。水浴び中の女が敵襲に襲われないよう偵察を…」

「要するに覗きだろう!」

「しー!デカい声出すなって!女共にバレる」

「全く…少しは理性を抑える事が出来ないのか。女性に対してそんな事をするのは男としてどうかと思うが」

「じゃあクロムはどうなんだよ。なんだかんだお前だってマイユニには欲求丸出しじゃねぇか」

「そっ、それは…マイユニは例外であってだな…」

「お?あれ、噂のマイユニじゃねぇか?」

「?!」

「遠くてよく見えねーけど」

「…どこにいる」

「ほらあいつだよ、俺達に背中向けて…あ、今移動した奴」

「…見当たらんが…」

「もっと右だよ右、あの木の下辺りにいる…」


「…ヴェイクさん、クロムさん…こんな所で何をしているんですか…」

「「?!」」

「ヴェイクさんはこの間注意したばかりですし……クロムさんまで…」

「マイユニ!これは…違う、誤解だ!」

「言い訳なんて要りません!いろんな女性が水浴びする姿を覗き見て…クロムさんにそんな最低な心があったなんて!」

「ち、違う!俺はマイユニの裸が見たかっただけだ!」



ばちーーーん


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