クロム×マイユニ

DLC『絆の夏』でソーサラーマイユニ


「マイユニが意外だったな。水着に着替えたかと思えばその格好のまま討伐に行くとは…」

「い、良いじゃないですかたまには羽目を外したって」

「だがそんな格好で戦ってもし斬りつけられたりでもしたら…」

「クロムさん見て下さい!この生き物、すごく変ですよ!」

「…話を聞いていたか?」

「見た目はアレですけど、懐くとなかなか可愛いですね!」

「おい、マイユニ」

「え?クロムさん何か言いまし…きゃあ?!
やっ…何ですかこれ!いきなり身体に巻き付いてきてっ…」

「お前が散々いじっていた変な生き物だろう」

「で、でも急に大きくなって、こんな触手みたいなものまでっ…くぅ、取れな…やっ?!やだどこに入って…!」

「…」

「クロムさん見てないで助けて下さいー!」

「…マイユニ」

「何です?!」

「俺の言う事に全く耳を傾けなかった罰かもしれんぞ」

「っ…え?」

「その格好はどうかと、俺は忠告した。それを聞き入れなかったのはマイユニだろう」

「た、確かにそうですけど…きゃあ!やっやだやだそんな所っ…」

「自らを戒めるには調度いいんじゃないか?マイユニ」

「あっ謝りますから!謝ります!だからもう嫌っ、助けてっ…や、クロムさん見ないで下さーーー…!」





「…なんて事、ある訳無いか」


「クロムさん見て下さい!この生き物、すごく変ですよ!」


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