クロム×マイユニ
「剣…魔道書…傷薬…、特に補給する物資はありませんね」
「マイユニ、この天幕の中にいるのか?」
「あ、クロムさん。どうぞ入って下さい」
「…備品の確認をしていたのか?」
「はい。そうですけど…何かご用ですか?」
「いや、特に用がある訳では無いのだが…」
「?」
「…俺に出来る事があれば言ってくれないか。お前にもたまには…休んで欲しい」
「クロムさん…」
「よ、余計な事かもしれんが」
「…くす、そんな事ありませんよ。ちょうど手が届かない所があったんです。クロムさん、棚の上の備品の確認を手伝ってくれませんか?」
「あぁ。それくらい、いくらでも任せろ」