ボーイズトーク?




「「・・・・・」」

「僕は、好みでしょ?う〜ん何だろう・・・」
「俺はね、一緒に美味しいモノ巡りとかしたいなぁ」
「動物好きだと俺は嬉しいな」
「見た目とかは?」
「俺は胸がでかい方が」
「変に細すぎない子とかいいですよね」
「だよな、最近はダイエットだとかで、細すぎる」
「僕もあれはちょっと嫌かな」
「前告白してきた子がいてさ、お願いって積極的に抱きついてきた子がいたんだけどさ」
「「「おおぉーー」」」
「で?で?」
「それからそれから?どうしたんだよ勘ちゃん」
「細すぎて、肩とか触るとすぐ骨だし、胸はあったけど、全体の柔らかさっていうの?あれが足りないと思うんだよね。ちょっと、気持ち悪いなって」
「軽く背中触ると、アバラの感覚がすぐわかっちゃうのは、魅力減るっていうのに気付かないのかな?」
「いろんな所でダイエットとかしてるしな」
「痩せているイコール綺麗とか可愛いって認識になっていますからね」
「女の子特有の柔らかさがいいのになぁ」
「好みの仕草とかあったりする?」
「今日の雷蔵は、積極的だな」
「そ、そうかな?」
「はいはいはーい!俺は、こういうの好き」
「「「どんなの/どんなんだ?」
「何か作業とかする際に、髪の毛を一つに纏める瞬間!髪型が変わると印象も違ってくるし、できるだけ上で纏めて欲しい!!」
「おほー。いきなり良いの言うな」
「ついでに、ゴムを軽く口で咥えるオプションは?」
「「「あり!」」」
「項が見えた瞬間がいいな」
「でしょでしょ!」
「僕は、メガネをかけた瞬間とかかな?普段は使用していないのに、ちょっと視力が足りなくて授業中だけかけているのって、うわって感じる」
「ついでにメガネをしている時に呼んだ際、軽くメガネを下にずらしての上目使いは?」
「「「あり!」」」
「知的な感じがメガネをすると上がるよね」
「うん」
「俺は、落としたものを拾う時の動作。ん〜説明が難しいな…。足を揃えて膝を曲げて、取る瞬間が女性って感じがする」
「そのとき片方の手は持っている荷物を支えて、もう片方で取る時は体の横で、さらにヒールとかだと足のラインがより綺麗に見えるって知っていますか?」
「「「マジ!?」」」
「だから、こういう風に足揃えただけで落としたものを取るのだと何も思わないでしょ?」
「「「うんうん」」」
「でも、こうして、こうして、こうやって取ってみると?」
「「「・・・・・大人っぽくて、いい」」」
「でもさ、ちょっとドジっぽいのも構いたくなるね」
「そうなんだよなぁ」
「だけど考えが甘いですね。大穴は、やっぱりTシャツとかの服を脱ぐ仕草ですよ」
「「「・・・・・?」」」
「想像してみてください。裾を掴む時は、腕をクロスにして裾を掴み、そのまま上へと持ち上げて脱ぐときの体のライン・・・・・肩あたりから顔の上へと腕を持っていくところが一番いいのですよ。なんといっても、あれは多少のエロさも追求されたものですから」
「た、確かに。でも、マニアックだね」
「ちょっとエロいけどな」
「なかなか見ることができない仕草だから、考えつかなかったよ」


その後も数十分にわたり、談議が続いていた。

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「なぁ、兵助」
「なに?」
「疎外感とか感じないか?」
「いや、違和感なら感じるけど」
「そ、そうだよな・・・・・(普通なら兵助みたいに思うはずなのに・・・・・違和感を感じなかった)」

そう心の中で呟いてから、盛り上がっている雷蔵、勘右衛門、八左衛門と名前の姿を見た。



(END)
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