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ナルメア
※ダメ団長と愉快な仲間たち

▼ハロウィン準備

「かぼちゃに顔を彫るのも飽きてきた」

「だなぁ。もうなんやかんや3時間くらいぶっ続けでガリガリしてるし、手も痛くなってきたし」

「ビィって結構器用だよね。うまいうまい」

「へへ!そういう名前もなかなかじゃ……なんじゃそりゃあ!?」

「これはルリア」

「ルリア!?それが!?な、なんか……その……」

「これが羽の部分。これは天使の証である冠」

「……お前って……ルリアのことすげえ好きだよな……」

「うん!」

「無垢な笑み!!」


▼丸みを

「じゃーん!どうかな、名前ちゃん!」

「ナルメアすごい上手だね!かぼちゃのビィだ!」

「こっちはヴァンピィちゃん、こっちはルナールちゃん!」

「すげえ……ミニキャラ化かぼちゃだ……!」

「でね、こっちが名前ちゃん!」

「すご!かわいい!私かわいい!」

「うんうん、名前ちゃんはすごくかわいいよ!」

「ナルメアのが可愛いよ」

「ええ!?ううん、私なんてぜんぜん……」

「ここに大きなかぼちゃもあるしね」

「ひゃっ!?」

「柔らかい……!」

「団長」

「ん?なんだか雲行きがあやしい気がする」

「あ!アルベールちゃん!あのね、アルベールちゃんのかぼちゃもあるの!」

「やっぱりアルベールじゃん逃げろッ!!」

「あ、こら! ……ったく、ナルメア。キミは少々甘すぎる」

「そ、そうかな?」