ベリアル(グラブル)

※ダメ団長と愉快な仲間たち
※なんか仲良し

▼ベリアルきた

「よぉ、特異点。遊びに来てやったぜ」

「勃起の兄ちゃんじゃねえか！久しぶりだな！」

「久しぶりだな赤き竜。相変わらずゾクゾクするあだ名で俺を呼んでくれるな」

「ベリアルなにしにきたの？もう失楽園復刻なの？」

「まさか。今日は俺が直々に手料理を振舞ってやろうと思って来たのさ。料理が出来る男は魅力的だろう？」

「できないよりはね」

「そうだろう。ほら、そこで座って待ってろ。蒼の少女はどうした？呼んでこいよ」

「オイラが呼んでくるぜ！」

「よろしくビィ」

「厨房と食材は使わせてもらうからな」

「……目的はなに」

「ん？」

「ここへ来た目的は。もしルリアやビィ、仲間たちを傷付けるために来たというなら、私は容赦しない」

「おいおい落ち着けよ。そんな物騒なモノはしまえって。あの時に受けた傷を思い出して達してしまいそうだ」

「……」

「今日は本当にただ遊びに来ただけだ。堕天司にも休息くらい必要だ。バブさんが休めって言うから、暇になってここへ来ただけだ」

「……変な事をしたらどうなるかわかってるよね」

「モチロン。ここにはとんでもない力を持ったアンタや大量の星晶獣を吸収した少女を始めとしたあらゆるヤツがいるからな。自分から死にに行くような真似はしないつもりだ」

「名前ー！わたしを呼びまし……ベリアルさん！？」

「やぁ蒼の少女。久しぶ」

「イージスマージ！名前さん、ルリアちゃん、私の後ろへ！」

「ヴィーラつれてきたの誰」

「オイラとルリアを見かけて“ご一緒します”って言われちまってよぅ」

「ヴィーラ落ち着いて、本当に今日のベリアルは大丈夫だから」

「……名前さんがそう仰るのなら」

「物騒なモノだけじゃなく物騒な連中も多いよな、特異点の仲間ってのは」

「そんなことないよ」

「とりあえず座れよ」

▼パフェ

「……これは？」

「オリジナルのデザート、タッスルパフェだ」

「手料理って言ったよね？」

「手料理だが？」

「うわぁ～！すっごく美味しそうです！！」

「たしかに！勃起の兄ちゃん、料理できたんだな！」

「……」

「ヴィーラ、無理して食べなくてもいいからね」

「いいえ！私が皆さんのパフェの毒味をさせていただきます。皆さんはお姉様の大切なお仲間であり、そして私の大切な人たち……死なせる訳にはいきませんから」

「そこまでしなくても……いただきます」

「！！」

「ん～、ふつうにおいしいね。嫌いじゃないよ」

「なっ、名前さん！？躊躇なくそんな……！」

「んん～～！ベリアルさん！とってもおいしいれす！」

「うめえ！うわぁっ、頭にキーンってやつが……」

「皆さんもっと警戒するべきです」

「そこの怖い顔のお姉さんは食わないのか？」

「いりません。貴方のような堕天司が作った下賎なものなど口にするわけが……」

「あーん」

「！？」

「ヴィーラ、一口だけでも」

「……仕方ありませんね、名前さんがそう仰るのなら」

「アンタ相当チョロいな」

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タッスルパフェというインパクト