※遊戯と闇遊戯と魔王と史実王と遊星
※会話文
「自動車保険?もちろん加入するぜ!事故にあったら大変だからな!」
「分かったから、早く順番決めのルーレットを回してよ」
「おい表、ルーレットはこれか?回らないんだが。手本をみせてくれ」
「クククッ……貴様はルーレットも回せないのか?」
「ほう?魔王は回せるというのか。意外だな」
「……毒入り料理を喰わせてやろう。こっちに来な」
「はいはいストーップ。三人でこんな長いボードゲームやりたくないから。勝手にどっか行かないでよ」
「遊戯さんはサラリーマンと専門職、どっちのコースに行きますか?」
「あれ、今日の遊星くんは敬語なの?ボクは専門コースで」
「準備できたぜ!」
カラカラカラカラ……
「2、英会話教室に通う。……早くも一文無しだぜ」
「9!よし、政治家は頂いた。株券買うよ。お金なら余裕があるから」
「……デザイナーか。まぁいい。そこの無職よりはましだ」
「違うな魔王。俺の職業はフリーターだ。ほらみろ、ちゃんと給料日で一万入ってるだろう?」
「オレは遊戯だ。10がそう上手く出るのも今の内だ、ルーレット初心者」
「そう言えば遊星はサラリーマンなんだな?」
「はい。俺、普通に働いてみたいと思って」
「修理屋さん、頑張ってね」
カラカラカラカラ……
「……いち、に、さんっと。交通事故に遭う。この瞬間、オレは手札から自動車保険を発動するぜ!その効果により50000円を手に入れることができる!」
「いきなり差をつけにきたねもう一人のボク!でもそうはさせない。ボクのターン!……デート費ぐらいは払えるよ、奢るってば!」
「政治家サマは発言が強気だな。お、やはり上手く回らないな。やり直してもいいか」
「福引きが当たる。遊戯さん、3000ドル取って貰っていいですか?」
「……これだろう」
「はい。ありがとうございます、遊戯さん」
カラカラカラカラ……
カラカラカラカラ……
「ここが、勝負所。クラスチェンジはいいから、無職になるのだけは勘弁!ボクのターン…教員?転職はしないでターンエンド」
「オレもそろそろ職業に就きたいぜ……事故手当てじゃマンションしか買えなかったしな」
「そうだな。俺も手形を返したいところだ。……デザイナーか」
「無理だ。オレの手札にそのカードはあるからな。オレのターン。…ターンエンドだ」
「ボクのター……職業捨てて自分探しの旅にでる。…………フリーター同士仲良くやろうねファラオともう一人のボク!」
「ああ!もちろんだぜ相棒!」
「今俺は教師になった。残念だ、表くんに闇くん。君たちと共に苦楽を味わうことは、どうやら出来そうにない」
「「……こ、の」」
「あ、ランクアップで部長になりました」
カラカラカラカラ……
カラカラカラカラ……
カラカラカラカラ……
「まさか家交換マスの餌食になるとは思わなかったけど……いち、に、さん、よん!一着ゴール貰った!精算しながら待ってるから出来るだけゆっくり来てね」
「結局無職でゴールしてしまった……だが、楽しかったぜ!いつ手形が手札に来るかとスリルがあってな」
「俺も楽しかったです。幸せな人生でした」
「いち、に。……火災か。家が無いから関係ないな。俺に付き合うことはないぞ、魔王?」
「オレは遊戯だ。安心しろ、すぐにでも置いていく。……3マス進み、株券が無くなる。関係ない。貴様のターンだ」
「……なかなか終わらないね」
「……そうですね」
「よし、10だ。これで貴様を置いてゲームクリアに……」
「あ、10は一着特典のボーナスナンバーだから二万貰うよ。」
「……なんだと」
「ついでに1マス足りなかったみたいだね。月面旅行に行ってらっしゃい」
「…………」
「残念だったな魔王。マイナス30万の上、俺に抜かされて最低着とはな……9。よし、久しぶりに高い数字、が」
「月面旅行に仲良く行ってらっしゃいませ、ファラオ」
……………………………………
人/生/ゲ/ー/ムを大人数でやると専門職ルートが混雑して無職率が跳ね上がります。
でもたとえ政治家が取れたとしても途中から無職になったり家取られたりしてると、オール無職に4000差で負けたりするので油断できません。(実証済)
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