※高校生蘭×中学生青葉
マニアック気味です





学校から帰宅する時間に母親と父親は家には居ない、家に居るのは兄の蘭のみだった。兄の蘭は家庭事情の複雑さで精神崩壊を迎え不良となった。金髪にブローチしワックスで整えられた髪、背中に刺繍の入った短ラン、顔つきすら何もかもが不良の鏡と呼べるものだ
兄の蘭は、きっと確定と言える程に己が好きではないと断言できる。運動靴で地面を踏みしめながらそんな事を思いつつ俺は玄関の鍵を取り出し鍵を開けドアノブを捻り家の中へと入った。ただいま、なんて馬鹿みたいに挨拶をして靴を脱ぐとリビングから大量の酒の匂いが鼻をツンと刺激する
あまり覗きたくはなかったが、覗かなければそれはそれで後が怖いような気がし俺は恐る恐るながらリビングを覗いた刹那、背中が勢い良く蹴り飛ばされた。確認すれば良かったのかもしれない、帰ってきてから周りを見回す事は毎日していたのに今日は完全に油断をしていた
手に持っていた鞄は手から離れると投げ出したら様な感じとなり、己は床に突っ伏していた。背中の痛みで体を上げるが困難だと考えていた時だった、ベルトが力強く引かれると思わず腰のみが浮いてしまった。その隙を逃さぬ様にと腹部で回された腕により腰は下げる事が出来なくなった

「あに、き…母さん帰ってくるから、駄目、だって」

「うっせえな、テメェが命令してんじゃねえよ、糞餓鬼」

乱暴な言葉遣いはいつまでたってもこちらへ向けられれば恐怖は滲むものだ。硬直した体を良い事にベルトがいともあっさり外されズボンと下着が下ろされてしまった、前で体を支えていた腕を無理矢理引かれ後ろで纏められればズボンで縛られ背中に固定された
実の兄に秘部を見せる程恥ずかしいものはなくきゅっと目を瞑っていた時、後孔へ冷たい物が触れた。思わずひっ、と声が漏れると後ろで兄の笑い声がしたのに何かされると確信した

「今から良い物飲ましてやっから、ちゃんと締めろよ。溢したら殺すからな」

「え、あ、兄貴、何、やだ…ッ」

後孔に触れるその冷たい物はゆっくりと傾きながら中へと挿入されていく。濡れも解かれもしてないその中へ押し込まれる痛みに眉を寄せていたのも束の間、緩んだ隙を見計らってそれは奥へと挿入されたと思えば胎内へ何かがドクドクと注がれていく
それが漸く酒のボトルだと理解した、中へ注がれていく酒は熱く次第と顔が熱くなり始め頭が回らなくなってくるのを感じた

「あぅ、やッ…あに、き、ひゃあぁ、んッうぅ、あつ、い、から…ッ、抜い…て、ッ」

「おい、溢してんじゃねえかよ。しっかり締めとけっつたよな?」

ドクドクとひたすら酒は胎内へ注ぎ込まれていった、腹に溜まっていく酒は熱く気持ち悪くなる程であり、頭は回らなくなり気分が悪くなる。漸く全て注ぎ込まれたのか後孔からボトルの先端が抜かれると太股を伝う様にして後孔からゆるりと酒が溢れ始めた
羞恥で死ねるというのはこの事を言うのだろうか、熱くなった顔に乱れた呼吸、息苦しさと気持ち悪さに加え胎内に溜まった酒で体は火照っていた

「ん…ッ、はあ…兄貴、」

「青葉よォ、溢すなっつったよな。何溢してんだよ、ガバガバだからか?嗚呼、やっぱりガバガバだからだよな。なら栓しねえと零れちまうのか」

意識が朦朧としてあまり兄の言葉が聞き取れず、呼吸を整えるのと後孔を締めるので必死でありこの後どうされるのかも考えていない状況であった。不意に勢い良く後ろから髪が引かれ力が抜けたと同時にまだ慣らされてもいない後孔へ兄の自身が根元まで挿入された
液体の入った胎内が突かれるような始めての感覚と慣らされてもいない後孔へ無理矢理突っ込まれた圧迫感に加え髪を引かれる痛みにと体は限界を訴えていた
抵抗することなど勿論出来る筈も無くただただ痛みに耐えるのみである、不意にまだ挿入されてから慣れていないというのに腰を動かされ始めると胎内で酒がたぷんたぷんと揺れた。奥を突かれる度に酒が揺れ次第と妙な快楽が襲ってくる

「あぁっ、くう、ひぃ、んあッ、やっ、んっんう、あ、にき…っ」

「中熱ィな、よくこんなんで正気で居られるとか流石だな、ビッチ。こんな事されて善がりやがって気持ち悪ィんだよ」

何か言われてるのはわかった、だが何を言ってるかというのははっきりとわからない。次第と痛みは消え去り快楽のみとなると、もう理性は吹き飛んでしまい自らの欲の為に腰を動かした
揺れる酒に奥を突く兄、与えられる快楽は体験した事もない程に気持ち良く逆らう事出来ず絶頂であったからかあっさりと己は白濁を吐き出した
だが休む時間は無かった、再び最奥を突かれれば敏感となった体は再び感じ始め己で己の理性に歯止めも何も効かぬ状態となっている。ひたすら喘ぐだけがまるで仕事の様に最奥を突かれては喘ぎ続けた
すると兄は絶頂が近いのか己の快楽など気にする事なく自らのみの快楽の為腰を動かし始める。暫くすると兄は己の中に大量の白濁を吐き出すと自身を抜き下着の中へとしまい、己の腕を縛っているズボンを外し自室へと戻っていってしまった
自由となった己は母親と父親が帰宅する前に後始末と片付け、そして白濁の処理をするべく取り敢えず風呂へと向かった
後孔から足を伝い床へぽたぽたと白濁と酒が零れていく、そして生まれて初めて一回のリビングから風呂場まではフローリングで良かったと感じた。脱衣場に着いて直ぐに白濁のついてしまった学ランを脱ぎ、手にしていたズボンと下着を洗濯機の中へと放り込みYシャツ一枚で風呂へと入った
ひやりと冷たいタイルの上に腰を下ろし軽く足を開脚させ指をゆっくり後孔へと差し込み広げると、中から酒や白濁がとろりと流れ出てきた。誰も見ていないのは当然だが己の後孔からこんな物が出てきたのが恥ずかしく感じた




泉井青葉の性事情
(快楽に負けた俺と)
(痛みに負けない俺の)
(性事情とは、)




2010.07.08

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