対の金色

夕食を一緒に食べようと思ったカガリはディアッカを呼びに来た。

「ディアッカ、入るぞ〜」

扉越しに声だけかけて承諾なしにドアを開けると、シャワーから出てきたばかりのディアッカと出くわした。
上半身裸で下半身はタオル一枚のディアッカ。
その姿を目にしたカガリは一瞬で顔を真っ赤にする。

「きゃぁ//ごっ、ごめん//」

背を向け慌てて出ていこうとするカガリ。
ディアッカはそのカガリを後ろから捕まえると、抱き締めて逃がさない。
直接的な体温が伝わりカガリはさらに紅くなる。

「わあぁ//はっ、離せよ!!」

可哀相なくらい真っ赤になったカガリは、ジタバタと暴れてディアッカの腕の中から逃げ出そうとする。

「何だよ。恥ずかしがる事ないじゃん。姫さんと俺の関係だろ」
「そういう問題じゃない!!」
「変じゃね?俺の裸なんて見慣れてるっしょ。だって、姫さんと俺はいつもこれ以上の事してるし〜」

ディアッカは思わせぶりにカガリの白い首筋を厭らしく舐める。

「ひゃあぁぁ!……そっ、それとこれとは……別だぁ!!」

カガリは全ての力を込めてディアッカを振り切ると、その場を大急ぎで逃げ出した。
独り残され佇むディアッカ。

「恥ずかしがる事ないのになぁ……まぁ、後でたっぷり可愛がってあげるけどね。俺のひ〜めさん♪」




10000hit記念
リクエストアンケート1位の
ディアカガです♪

その割には話が短くて
申し訳ない気持ちで一杯です…
どうしてもこれ以上
長くする事が出来ませんでした
でも、作品自体は好きです
二人の関係が
とても気に入ってます★

2009.2.22
2010.12.1移転










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