女同士

「ねぇ、カガリ。最近、胸が大きくなったんじゃない?」

それはお昼休み時間の出来事。
カガリは食べていたサンドイッチを喉に詰まらせた。

「ゴホッ!ゴホッ!!…なんだよ、フレイ。急に変な事言うなよ!」
「私は見たままの感想を述べたまでよ」

フレイの言葉にカガリは納得出来ないという顔をしつつも、持っていた苺牛乳のストローに口をつける。

「大きくなったのって、やっぱり、アスランくんに揉まれてるから?」

今度は苺牛乳を吹き出す。

「やだ〜、汚いわよ」

慌てて、ハンカチを出して零した苺牛乳を拭き取るのはミリアリア。

「あっ、ごめん、有り難う」
「別に、大した事じゃないわ。で、揉まれてるから大きくなったの?」

ミリアリアにまで言われた事にカガリは吃驚する。

「ミリィまでなんて事言うんだよ!」
「だって胸がいきなり大きくなるなんてそれしか考えられないじゃない」
「大きくなんかなってない!」

必死に反論するカガリ。
この時、カガリはミリアリアを見ていて後ろを見てなかった。



「ひゃあっ!!」
「やっぱり、大きくなってる。手のひらに収まりきらないもの」

フレイは後ろからカガリのたわわに実った胸を、鷲掴みにして形を確かめるように揉む。

「バッ、バカ!止めろ!!」

サンドイッチと苺牛乳を両手に持っている為、手が使えないカガリは体をひねってフレイの手から離れようとする。

「凄い柔らかいわ〜、これでアスランくんを虜にしたのね」

うんうんと一人納得しながらも、胸を揉み続けるフレイ。

「狡いわ、フレイ。私にも触らせてよ」

ミリアリアもフレイに負けず劣らずカガリの胸を揉む。

「二人とも、止めろって!!」
「いいじゃない、女同士なんだから」
「そうよ、アスランくんだって怒らないわよ」

各々、適当な言い訳を言ってカガリの胸を堪能する。
お昼休み中、カガリはフレイとミリアリアにセクハラされ続けた。




女の子のセクハラっていいですね♪
カガたんは誰からも
愛されるって事で(笑)

2008.9.9
2010.10.29移転










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